abc DT-X8 シリーズ Windows Embedded CE ファーストステップガイド このガイドは、DT-X8 Windows Embedded CE の アプリケーション開発者向けの開発ガイドブ ックです。 DT-X8 と開発環境との接続手順、 および DT-X8 のアプリケーションを開発する 上で必要となるカシオ提供の SDK に関するイ ンストール方法やテスト方法について記載し ます。 Ver. 1.
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変更履歴 バージョン 1.00 1.01 日付 2011.01 2011.03 1.02 1.03 2011.07 2011.08 1.04 1.05 2011.09 2012.
目次 1. 概要···················································································································································································1 1.1 機器仕様··································································································································································1 1.
9. 自動復旧 ······································································································································································ 86 10. システムの安定化 ····················································································································································· 87 10.
1. 概要 本書は、Windows Embedded CE OS がインストールされている DT-X8 のアプリケーション開発者向けの 開発ガイドブックです。 DT-X8 と開発環境との接続手順、および DT-X8 のアプリケーションを開発する上で必要となるカシオ提供 の SDK に関するインストール方法やテスト方法について記載します。 DT-X8 は倉庫内の高所作業にも対応するべく落下強度 3.0m を実現し、軍手をしたままでバーコードの 読み取りやキー操作を可能にするなど、物流業での使い勝手を追求したスキャナ一体型のハンディター ミナルです。 1.
® Bluetooth 通信 Class2 無線 LAN 通信方式 通信距離 出力 標準規格 拡散変調方式 無線周波数 伝送速度 伝送距離 出力 電源 その他機能 メイン電源用 電池寿命 バックアップ電源用 メイン電源用 DT-X8 Bluetooth® Specification Ver.2.0+EDR 約 3m (電波の状態や環境により変化します) 最大 4dBm (PowerClass2) IEEE802.11b 準拠、IEEE802.11g 準拠 802.11b:DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum) 802.11g:OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing) 802.11b:2.400 ∼ 2.4835 GHz 802.11g:2.400 ∼ 2.4835 GHz 802.11b:11Mbps まで 802.11g:54Mbps まで 屋内 50m、屋外 150m (使用環境や伝送速度により変化します) 802.11b:最小 12dBm、最大 15dBm 802.
1.2 ライブラリの構成 DT-X8 基本開発キットで提供される、ライブラリの一覧を以下に示します。 表 1-1 ライブラリ名称 C++ 概要 システムライブラリ システム動作の制御に使用します。 レーザスキャナライブラリ レーザスキャナの制御に使用します。 Bluetooth ライブラリ Bluetooth モジュールの制御に使用します。 イメージャライブラリ CMOS 型イメージャの制御に使用します。 JPEG ライブラリ JPEG 画像の操作に使用します。 FLINK ライブラリ PC や他の端末とのファイル転送に使用します。 音声出力ライブラリ 数値文字列の音声出力に使用します。 NFC ライブラリ タグ/IC カードとの通信に使用します。 ※ 上の表では、下記の略語を使用しています。 C++ : Visual C++ VB : Visual Basic.
1.
2. アプリケーション開発要件 2.1 必要なプログラミング知識 DT-X8 のアプリケーションを開発するためには、以下のいずれかの開発言語によるプログラミング技術が 必要です。 • Visual C++ • Visual Basic.
2.
[別売品一覧] • • • • • HA-K60IO HA-K62IO HA-K65UK HA-F32DCHG HA-K36DCHG (USB I/O ボックス) (LAN I/O ボックス) (USB 通信充電アダプタ) (デュアル充電器) (集合充電器) 本体、別売品一覧 7
2.
2.4 必要なソフトウェア DT-X8 のアプリケーションを開発するためには、Microsoft 社の開発プラットフォームと通信ソフトが必要で す。 開発プラットフォーム 開発言語 Visual C++ Visual Basic .NET Visual C# 開発プラットフォーム Microsoft Visual Studio 2005 + SP1 以降 Microsoft Visual Studio 2008 + SP1 以降 通信ソフト • Microsoft ActiveSync (Windows XP またはそれ以前の OS の場合) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9E641C34-6F7 F-404D-A04B-DC09F8141141 • Microsoft Windows Mobile Device Center 6.1 (Windows Vista 以降の OS の場合) http://www.microsoft.com/downloads/details.
3. 基本開発キットの PC へのインストール 3.1 アプリケーション開発環境の構築手順 DT-X8 基本開発キットを使用して、アプリケーションを作成する手順を以下に示します。 (1) 開発プラットフォームのインストール PC に、Microsoft 製の開発プラットフォームをインストールします。 DT-X8 基本開発キットは Visual Studio 2008 および Visual Studio 2005 に対応しています。 詳細については、「2.4 必要なソフトウェア」を参照してください。 (2) 基本開発キットの PC へのインストール PC に、カシオ製の ExportSDK をインストールします。 また、必要に応じて、カシオ製の各種ライブラリをインストールします。 インストール方法については、「3.
Windows 7 の場合 「コントロールパネル」>「ユーザアカウント」>「ユーザアカウント制御設定の変更」より「通知しな い」にスライダを設定してください。 11
3.2 DT-X8 ExportSDK のインストール ※ DT-X8 ExportSDK をインストールする前に、「2.4 必要なソフトウェア」に示したソフトウェアをあらかじ めお手持ちの PC にインストールしておいてください。 ※ DT-X8 基本開発キットの Ver. 1.xx をご利用になっていた方は、Ver. 2.xx をインストールする前に、 Ver. 1.
インストールの選択 インストール対象を選択します。 ※ 画面中のバージョン番号は、お手持ちのインストール CD によって異なります。 「DT-X8 ExportSDK」をクリックしてください。 セットアップウィザードが起動します。 13
インストール手順 (1) セットアップウィザードの開始 セットアップウィザードの開始画面を表示します。 「次へ(N) >」をクリックしてください。 (2) 使用許諾契約書の確認 使用許諾契約書に記載されている使用許諾契約内容を確認してください。 14
(3) 使用許諾契約内容の同意 使用許諾契約書の内容を確認し、「同意する(A)」をチェックします。 「次へ(N) >」をクリックしてください。 (4) ユーザ情報入力 ユーザ名と所属を入力します。 「次へ(N) >」をクリックしてください。 15
(5) セットアップの種類の選択 セットアップの種類として「カスタム(U)」または「完全(O)」のどちらかを選択してください。 「カスタム(U)」を選択すると、セットアップするコンポーネントを自由に選択し、必要なもののみを PC にセ ットアップすることができます。 特に選択する必要のない場合は、「完全(O)」を選択して、すべてのコンポーネントをセットアップしてくだ さい。 「カスタム(U)」または「完全(O)」を選択してください。 (6) インストール先フォルダ インストール先のフォルダを確認します。 インストール先を変更する場合は「変更(C)…」をクリックしてフォルダを指定します。 「次へ(N)>」をクリックしてください。 16
(7) インストール準備完了 「インストール(I)」をクリックしてください。 インストールを開始します。 (8) インストール中 インストールが始まると、進行状況を表示します。 17
(9) セットアップ終了 セットアップが終了すると、セットアップ完了画面を表示します。 「終了(F)」をクリックしてください。 これで、DT-X8 ExportSDK をご使用になるための準備が整いました。 18
3.3 ライブラリのインストール DT-X8 で動作する各種のライブラリは、下記の開発プラットフォーム別に用意されています。 • Microsoft Visual Studio 2005 • Microsoft Visual Studio 2008 「インストール一覧」の画面から、お使いの開発プラットフォームに合わせてインストールしてください。 ※ ライブラリを DT-X8 にインストールする手順については、「6.1 CAB ファイルのインストール」を参照して ください。 ※ Visual C++用のヘッダーファイル(*.h)とインポートライブラリファイル(*.
3.
4. I/O ボックスの接続 この章では、I/O ボックスを使用して、DT-X8 とパソコンを、USB で接続する方法を説明します。 I/O ボックスの電源は、別売の AC アダプタ(AD-S15050B)を使用してください。 DT-X8 への電源は I/O ボックスから供給します。 4.1 HA-K60IO 1. I/O ボックスの背面にある AC アダプタジャックへ AC アダプタを差し込みます。 2. 電源コードを AC アダプタに接続したあと、電源コードのプラグをコンセントに接続します。 3.
4. I/O ボックスの右側面にある電源スイッチを ON にします。I/O ボックス前面の電源表示用 LED が赤色 に点灯します。 5.
4.2 HA-K62IO 1. LAN I/O ボックスの背面にある AC アダプタジャックへ AC アダプタを差し込みます。 2. 電源コードを AC アダプタに接続し、電源コードのプラグをコンセントに接続します。 3. LAN I/O ボックスの背面にある切り替えスイッチを使用するポートに合わせてセットします。 ここでは、USB クライアントとして接続しますので、スイッチを B にセットします。 A:USB ホストを使用する場合 B:USB クライアントを使用する場合 LAN:LAN 上に配置する場合 ※カシオ検証の USB 機器のみサポート 4.
5. LAN I/O ボックスの右側面にある電源スイッチを ON にします。 LAN I/O ボックス前面の電源表示用 LED が赤色に点灯します。 6.
5. PC との接続 アプリケーションの開発を行うにあたり、DT-X8 と PC を接続するために、Microsoft 社の通信ツールを使用 します。 USB を使用する通信ツールは使用する OS によりツールが異なります。 お手持ちの PC にあわせて、下記のツールをご使用ください。 • ActiveSync(Windows XP および、それ以前の OS) Wndows XP および、それ以前の OS をご使用の場合は、DT-X8 と PC を接続するために、 ActiveSync を使用します。詳細については、「5.1 ActiveSync の接続(USB)」を参照してください。 ActiveSync は下記 URL よりダウンロードできます。 http://www.microsoft.com/downloads/details.
5.1 ActiveSync の接続(USB) Windows XP および、それ以前の OS をご使用の場合は、ActiveSync を使用して、DT-X8 と PC を接続し ます(Windows Vista 以降の OS をご使用の場合は、「5.2 Windows Mobile Device Center の接続」を参照 してください)。 5.1.
右図の状態で待機します。 DT-X8 底面の端子と I/O ボックスの 給電端子を合わせるようにしてから I/O ボックスの固定用フックに DT-X8 の固定部を合わせて装着します。 DT-X8 を正しく装着すると I/O ボック ス前面の電源表示用 LED が緑色に 点灯します。 DT-X8 を I/O ボックスに乗せると Plug&Play でドライバを要求されま す。本開発キットの I/O ボックスドラ イバ「wceusbsh.inf」を指定します。 「一覧から選択する」を選び「次へ (N) >」を押します。 wceusbsh.
[ドライバのインストール] 場所を指定にチェックを入れ、「次 へ(N)」を押します。 本開発キットの I/O ボックスドライバ 「wceusbsh.inf」をダウンロードした 場所を選択します。 「次へ(N)」を押します。 続いて、「wceusbsh.
完了を押します。以上でドライバの インストールは完了です。 先ほど待機させた ActiveSync 画面 より「次へ(N)」を押します。 接続が開始され、パートナーシップ の設定画面が起動します。 用途に応じて「はい」、「いいえ」を 選択してください。 29
以上で接続完了です。 [使用上のご注意] • USB インターフェースのスイッチを切り替えるときは、必ず DT-X8 を I/O ボックスから外してください。 • I/O ボックスの給電端子は絶対にショートさせないでください。ショートさせると故障の原因となります。 • USB インターフェースでの通信中に振動や衝撃を与えないでください。通信が切れる原因となりま す。 • DT-X8 を装着する際は、I/O ボックスの固定用フックにしっかりと装着し、I/O ボックス前面の電源表示 用 LED が緑色に点灯していることを確認してください。正しく装着されないと、充電や通信が行えませ ん。 30
5.1.
DT-X8 を I/O ボックスに乗せると Plug&Play でドライバを要求されま す。本開発キットの I/O ボックスドラ イバ”wceusbsh.inf”を指定します。 wceusbsh.inf は、「DT-X8 基本 開発キット」のインストール CD (¥Setup¥ActiveSync)にあります。 [ドライバのインストール] 一覧から選択するを選び「次へ(N)」 を押します。 「場所を指定(S)」にチェックを入れ、 「次へ(N)」を押します。 本開発キットの I/O ボックスドライ バ”wceusbsh.
続いて、「wceusbsh.
接続が開始され、パートナーシップ の設定画面が起動します。 用途に応じて「はい」、「いいえ」を 選択 してください。 以上で接続完了です。 [使用上のご注意] • USB インターフェースのスイッチを切り替えるときは、必ず DT-X8 を I/O ボックスから外してください。 • I/O ボックスの給電端子は絶対にショートさせないでください。ショートさせると故障の原因となります。 • USB インターフェースでの通信中に振動や衝撃を与えないでください。通信が切れる原因となりま す。 • DT-X8 を装着する際は、I/O ボックスの固定用フックにしっかりと装着し、I/O ボックス前面の電源表示 用 LED が緑色に点灯していることを確認してください。正しく装着されないと、充電や通信が行えませ ん。 34
5.2 Windows Mobile Device Center の接続 Windows Vista 以降の OS をご使用の場合は、Windows Mobile Device Center を使用して、DT-X8 と PC を接続します(Windows XP および、それ以前の OS の場合は、「5.1 ActiveSync の接続(USB)」を参照 してください)。 デフォルト状態の DT-X8 では、Windows Mobile Device Center と接続することができません。 Windows Mobile Device Center と接続するためには、USB 接続設定ツールを使用して、PC と接続する 場合の設定を変更する必要があります。 5.2.1 操作方法 1. 使用中のアプリケーションをすべて終了します。 2. スタートメニューから「設定(S)」>「コントロールパネル(C)」>「USB 接続」を選択します。 3.
4. 「Windows Mobile Device Center」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。 5. リセット確認ダイアログが表示されるので、「はい(Y)」をクリックしてください。 6. DT-X8 が再起動します。 7. DT-X8 を I/O ボックスに装着し、PC 上の Windows Mobile デバイスセンター画面の指示に従ってくだ さい。 ※ デフォルト状態に戻すためには、上記の手順 3.で「ActiveSync/LMWIN」を選択し、DT-X8 を再起動し てください。 5.2.2 Windows Mobile Device Center のバージョン Windows Mobile Device Center 6.
5.3 Bluetooth による接続 DT-X8 と PC を Bluetooth で接続する場合には、以下の手順に従って操作を行ってください。 1. 2. 3. 4. PC に Bluetooth デバイスをインストールしていない場合には、Bluetooth をインストールします。 DT-X8 のコントロールパネルから「Bluetooth デバイスのプロパティ」を選択します。 「Power」タブ画面で Power 設定にチェックを入れて Bluetooth の電源を ON にします。 「デバイスのスキャン」タブ画面から、「デバイスのスキャン」ボタンを押下して近くの Bluetooth デバイ スを表示させます。 5. スキャンされた Bluetooth 一覧の中から というマーク(ActiveSync)がついているものをダブルタップ し「信頼あり」を選択して PIN コードを入力します。「信頼あり」にチェックがついたことを確認します。又 「作動中」にもチェックをつけてください。 6.
5.4 無線 LAN による接続 DT-X8 を無線 LAN 接続するには、以下の手順に従って、操作を行ってください。 ※ 無線 LAN を利用する前に、サイトサーベイを行ってから環境を構築してください。 [無線 LAN 接続設定方法] 「設定(S)」>「コントロールパネル(C)」>「WLAN 電源設定」を選択し、「WLAN 電源オン」にチェッ クを入れます。 [IP 設定] 「設定(S)」>「コントロールパネル(C)」>「無線 LAN 設定」を選択します。 項目 DHCP 有効 IP 指定 IP マスク ゲートウェイ DNS1 DNS2 WINS1 WINS2 値 DHCP の有効/無効を指定します。 IP アドレスを指定します [例:192.168.1.
省略時の動作は以下のように処理します 項目 DHCP 有効 IP マスク ゲートウェイ DNS1 DNS2 WINS1 WINS2 空白時の処理 有効と見なします 設定しません 設定しません 設定しません 設定しません 設定しません 設定しません 設定しません 範囲外の値の処理 有効と見なします そのまま書き込みます そのまま書き込みます そのまま書き込みます そのまま書き込みます そのまま書き込みます そのまま書き込みます そのまま書き込みます [基本設定] 「基本設定」に移動します。 項目 セキュリティ 無効 WEP WPA WPA2 キー 値 なし オープン PSK (キー設定も設定必要) EAP-PEAP EAP-TLS 16 進数表記(HexDecimal)で入力=32 バイト分(64 文字)固定 半角英数字で入力 = 最大 63 文字 入力済の文字数を表示します。 ini ファイルからキーを読み込んだ場合は*****で表示します。*****表示を 編集した場合は、新たにキーが設定されたとみなします。一度も編集されなか った場合は、ini ファイルから読み込んだキーがそのまま有効です。
EAP-TLS 設定時は以下の入力も必要です。 項目 ユーザ名 証明書 ドメイン サーバの有効化 設定内容 半角英数字で入力 (最大 100 文字) 半角英数字で入力 (最大 100 文字) インストール済のクライアント証明書を選択します 「検索」ボタンをタップすると、インストール済のクライアント証明 書一覧が表示されるので、選択します 半角英数字で入力 (最大 100 文字) サーバー証明書チェックのためのルート証明書の必要性を設定 します チェックあり = 証明書必要 チェックなし = 証明書不要 デフォルト値 なし なし なし 証明書必要 [WLAN 設定] 「WLAN 設定」に移動します。 項目 WLAN 電源 省電力 規格 ローミング開始閾値 設定内容 オン オフ 有効 無効 IEEE802.11b のみ IEEE802.
[詳細設定] 「詳細設定」に移動します。 項目 無線 LAN 状態表示/ LAN 管理ツール選択 アドホック設定を有効 すべてのセキュリティ設定 を有効 コメント 設定内容 [NetSearch/WLANConfig] =カシオ無線 LAN ツールのみを使用します ini ファイルによる無線 LAN 設定を使用します トレイアイコンタップ時にネットサーチを起動します [NetUI/WLANConfig] =MS ツールとカシオツール併用します ini ファイルによる無線 LAN 設定を使用します トレイアイコンタップ時に NetUI(MS ツール)を起動します [NetUI/NetUI] =MS ツールのみ使用します ini ファイルによる無線 LAN 設定は行いません トレイアイコンタップ時に NetUI を起動します この設定を選択した場合、「OK」ボタンタップにより ini ファ イルは NetUI を選択した記録のみとなり、その他設定は消 去されます。 チェックあり = 設定可能 チェックなし = 設定不能 チェックあり = 設定可能 チェックなし = 設定不能 Ini ファイルに記入するコメ
「OK」ボタンを押すと右図のメッセージが表示 されるので、「OK」を押してください。 リセット後、設定が反映されます。 [接続の確認] ネットサーチを起動して「Ping(4)」を選択してく ださい。 HostName を入力してから、「Ping」を押し、接 続を確認してください。 42
5.5 イーサネットによる接続 LAN I/O ボックス(HA-K62IO)を利用することにより、高速な LAN 接続が使用可能です。 以下の手順に従って、操作を行ってください。 1. 「4.2 HA-K62IO」の手順で、LAN I/O ボックスに AC アダプタを接続します。 2. ネットワークケーブルを LAN I/O ボックスに接続し、反対側をネットワークハブに接続します。 3. LAN I/O ボックス側面のスイッチを、「LAN」側に設定します。 LAN 側にする 4. DT-X8 を、LAN I/O ボックスに装着します。 5. DT-X8 で、[スタート]→[設定]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイアルアップ接続] を選択し ます。 6.
7.
5.6 PC の共有ドライブへのアクセス方法 DT-X8 がネットワークで接続されている場合、DT-X8 のエクスプローラから PC で共有されているドライブへ のアクセスが可能になります。 以下の手順に従って、操作を行ってください。 1. 2. 3. 4. 5. DT-X8 でネットワークへ接続するための設定を行います。 マイデバイスを起動します。 アドレスバーを表示。 ネットワーク上での PC 名を入力(例: ¥¥ IP アドレスでの指定はできません)します。 ネットワークのログオンダイアログボックスが表示されたら、ユーザ ID、パスワード、およびネットワーク ドメインを入力します。 6. PC で共有されているドライブが表示されるので、PC と DT-X8 間でファイルのコピーが可能となります。 3. アドレスバーを表示 4. ネットワーク PC 名を入力 5.
5.7 Visual Studio 2005 からの TCP/IP 接続方法 1. Visual Studio 2005 がインストールされている PC から、ActiveSync 等を用いて、下記のファイルを DT-X8 へ転送します。 - Clientshutdown.exe - ConmanClient2.exe - CMaccept.exe - DeviceDMA.dll - eDbgTL.dll - TcpConnectionA.dll <コピー元(PC)> ¥Program Files¥Common Files¥Microsoft Shared¥CoreCon¥1.0¥Target¥wce400¥arm4i <コピー先(DT-X8)> ¥Windows 2. DT-X8 側で ConmanClient2.exe を実行します。 3. Visual Studio 2005 上でデバイスの IP をセットします。 1. ツール → オプション → デバイスツール → デバイス 2. Window CE 5.0 デバイス を選択し、 プロパティ をクリックします。 3.
6. 開発環境の準備 6.1 CAB ファイルのインストール 「3.2 DT-X8 ExportSDK のインストール」で各種ライブラリをインストールすると、PC の下記フォルダに、 DT-X8 用の CAB ファイルがインストールされます。 C:¥Program Files¥CASIO¥MBSYS¥CAB この節では、CAB ファイルを DT-X8 にインストールする手順を説明します。 CAB ファイルの内容 CAB ファイルには、下の表に示す DT-X8 用ランタイムライブラリが格納されています。 ライブラリ名 システムライブラリ(※) レーザスキャナライブラリ(※) Bluetooth ライブラリ(※) イメージャライブラリ(※) JPEG ライブラリ FLINK ライブラリ 音声出力ライブラリ CAB ファイル名 ja_SystemLib.ARMV4I.CAB ja_OBReadLib.ARMV4I.CAB ja_BluetoothLib.ARMV4I.CAB ja_ImagerLib.ARMV4I.CAB ja_JPEG.ARMV4I.CAB ja_Flink.ARMV4I.
インストール手順 (1) CAB ファイルの転送 ActiveSync を利用して、DT-X8 上の任意の場所に各 CAB ファイルを転送します。 ※ 本ガイドでは、CAB ファイルを DT-X8 のルートフォルダに配置しています。 ※ ActiveSync の利用方法は「5 PC との接続」を参照してください。 48
(2) CAB ファイルのインストール 転送した CAB ファイルを実行します。 DT-X8 の ENT キーあるいはソフトキーボード上の ENT キーを押下します。 (3) インストール完了 セットアップが終了すると、自動的に CAB ファイルが削除されます。 ※ 本ガイドでは、システムライブラリのインストール手順を示しています。他のライブラリについても同様の 手順でインストールしてください。 ※ DT-X8 のフルリセットを実行した場合は、再度インストールを行ってください。 これで、システムライブラリをご使用になるための準備が整いました。 49
6.2 Visual Studio 2005 VB,C#アプリケーション開発にて、DT-X8 を利用したリモートデバッグを行う手順を示します。 1. ActiveSync を利用して DT-X8 と接続を行います。 2. Visual Studio 2005 で VB または、C#アプリケーションプロジェクトを開きます。 3. 下図の赤枠のボタンを押して Visual Studio 2005 が DT-X8 を認識している事を確認します。認識して いない場合は、再度 ActiveSync での接続を行ってください。 4. ターゲットデバイスから接続デバイスを「DT-X8 デバイス」を選択します。 5.
7.
Windows Vista 以降の OS を使用する場合 Windows Vista 以降の OS(Windows 7、Windows Server 2008)を使用する場合は、デバイスエミュレー タおよび I/O シミュレータを管理者として実行してください。 Explorer からプロパティを開いて管理者としてこのプラグラムを実行するにチェックを入れてください。 (例:Windows Vista で I/O シミュレータを管理者として実行) デフォルトでは以下の場所にインストールされています。 • デバイスエミュレータ C:¥Program Files¥Microsoft Device Emulator¥1.0¥DeviceEmulator.exe • I/O シミュレータ C:¥Program Files¥Common Files¥CASIO¥Emulator¥DevIoSim.
7.1 必要なソフトウェア デバイスエミュレータをご使用になるためには、下記のソフトウェアが必要です。 Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 を使用する場合 • ActiveSync 4.5 以降 (必要な場合のみ) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9E641C34-6F7 F-404D-A04B-DC09F8141141 • Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005(必須) • CASIO DT-X8 SDK (必須) • Microsoft Device Emulator 3.0 (任意※) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=a6f6adaf-12e3 -4b2f-a394-356e2c2fb114 ※ 次ページの「Microsoft Device Emulator 3.
Microsoft Device Emulator 3.0 の利用方法 DT-X8 基本開発キットでインストールされるデバイスエミュレータは、Microsoft Device Emulator Version 1.0 がベースになっています。 Microsoft Device Emulator Version 3.0 をご利用になるには、以下の手順に従って、設定ファイルを変 更してください。 1. DT-X8 基本開発キット CD-ROM から、DT-X8 ExportSDK と「デバイスエミュレータ」をインストールしま す。 2. Microsoft 社のサイトから、Microsoft Device Emulator 3.0 をダウンロードして、インストールします。 3. 下記の DT-X8 エミュレータの設定ファイルをテキストエディタで開き、編集して、保存します。 C:¥Program Files¥Windows CE Tools¥wce600¥DT-X8¥Emulation¥DT-X8.cdes 変更前 [Emulator] module=DevEmu500.
7.2 デバイスエミュレータの起動 7.2.1 デバイスエミュレータの起動方法 1. スタートメニューの「すべてのプログラム(P)」>「CASIO Device Emulator」>「DT-X8」を実行します。 2. 初回起動時は、下記ダイアログが表示されるので、「OK」を押下します。 3. 「登録(R)…」を押下し、ライセンス登録を行います。 4.
5. 「状態:」が「<登録済み>」になったことを確認し、「OK」を押下します。 6.
7.2.2 I/O シミュレータの起動方法 1. スタートメニューの「すべてのプログラム(P)」>「CASIO Device IO Simulator」>「IO Simulator」を実 行します。 2.
7.2.3 ActiveSync との接続 DT-X8 実機と同様に、DT-X8 エミュレータを ActiveSync と接続することにより、ファイルの送受信が可能 になります。 ActiveSync の設定 1. ActiveSync を起動し、「ファイル(F)」>「接続の設定(C)…」をクリックします。 2.
ActiveSync との接続 Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 を使用する場合 1. 「7.2 デバイスエミュレータの起動」と同様の手順で DT-X8 エミュレータを起動します。 2. Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 を起動し、「ツール(T)」>「デバイス エミュレータ マ ネージャ(L)…」を選択します。 3.
4.
Standalone Device Emulator を使用する場合 1. 「7.2 デバイスエミュレータの起動」と同様の手順で DT-X8 エミュレータを起動します。 2. Standalone Device Emulator を起動します。Standalone Device Emulator は以下のフォルダにイン ストールされています。 C:¥Program Files¥Microsoft Device Emulator¥1.0¥dvcemumanager.exe 3. 「利用可能なエミュレータ:」内にある「DT-X8 エミュレータ」上で右クリックし、「クレードルに接続(D)」を 選択します。 4.
7.3 デバイスエミュレータの使用方法 7.3.
7.3.
(4) 登録完了 登録が完了すると、登録したバーコードを一覧 表に表示します。この登録操作を繰り返して、 デバッグに必要なバーコードをあらかじめ登録 しておいてください。 ※ バーコード登録時の注意事項 登録可能なバーコードは、DT-X8 エミュレータ上で読取可能となっているコードに限ります。エミュレ ータ起動直後はすべてのコードが読取可能となっていますが、アプリケーションを起動した場合は、 そのアプリケーションで設定した読取可能コードのみが、登録可能となります。 (5) 登録内容の編集 編集したいバーコードを一覧表から選択し、 「編集」ボタンをクリックすると、右記の画面を表 示しますので、編集してください。 (6) 登録内容の削除 削除したいバーコードを一覧表から選択し、 「削除」ボタンをクリックすると、右記の画面を表 示しますので、確認後、削除してください。 64
(7) バーコードの読み込み 登録したバーコードを選択状態にすると、エミ ュレータに読み込ませることができます。 任意のバーコードを選択してから、エミュレータ のトリガーキーを押してください。 読み取りを行うコードを選択した状態で、 エミュレータのトリガキーを押下 状態設定機能 I/O シミュレータの状態設定にある「□I/O ボックス接続」/「□ローバッテリー」にチェックを入れると、それ ぞれの動きを擬似的に再現します。 • I/O ボックス接続 DT-X8 エミュレータが I/O ボックスに接続した ことを通知します。 アプリケーション側で I/O ボックス接続のイベ ントを確認することができます。 • ローバッテリー DT-X8 エミュレータに対して、ローバッテリー が発生したことを通知します。 アプリケーション側で、ローバッテリー発生の イベントを確認することができます。 65
状態通知機能 DT-X8 エミュレータで発生した状態の変化を、擬似的に表現します。 • LED 表示 DT-X8 エミュレータが LED を点灯すると、I/O シミュレータの LED アイコンが変化します。 • バイブレーション DT-X8 エミュレータがバイブレーション動作を 行うと、I/O シミュレータのバイブレーションア イコンが変化します。 66
7.4 アプリケーションのデバッグ デバイスエミュレータを使用したアプリケーションのデバッグ方法について説明します。 ※ アプリケーションの作成手順については、実機と同様ですので、「8. Visual Studio による開発」を参照 してください。 7.4.1 ビルド構成の設定 Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 の場合 Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 のソリューション構成を「Debug」に、ターゲット デバイスを 「DT-X8 エミュレータ」に設定します。 7.4.
Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 のメニューバーの「デバッグ(D)」>「デバッグ開始(S)」を 選択することにより、デバッグを開始します。 通常の DT-X8 実機を用いたデバッグと同様に、ソースコードにブレークポイントを挿入した場合は、そこで アプリケーションが停止します。 ※ ブレークポイントで停止しない場合は、Microsoft .NET Compact Framework 2.
8. Visual Studio による開発 この章では、開発環境に Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 を使用した、アプリケーションの 開発手順を説明します。 例題は、システムライブラリを利用した、LED を 5 秒間だけ赤く点滅させるアプリケーションです。 このアプリケーションを、3 つのプログラミング言語(Visual Basic / C# / C++)で作成します。 DT-X8 基本開発キットで提供される、ライブラリの一覧については、「1.
8.1 システムライブラリを使用したプログラミング(VB.NET) ここでは、LED を 5 秒間だけ赤く点滅させる GUI アプリケーションを、VB.NET 言語で作成します。 1. Visual Studio2008 または Visual Studio2005 で、新しい VB.NET の「デバイスアプリケーション」を作 成します。 Visual Studio 2008 Visual Studio 2005 2.
3. [プロジェクト]メニューから、[参照の追加(R)…]をクリックします。 4.
5. クラスライブラリのインストール先フォルダ(C:¥Program Files¥CASIO¥MBSYS¥WindowsCE)を参照し、 SystemLibNet.dll を選択します。 6. [OK]ボタンをクリックして、「参照の追加」ダイアログを閉じます。 7. フォームのプロパティで、「Size」を「240,320」に変更します。 8. フォームにボタンを追加し、ボタンの表示文字列を「SetLED」に変更します。 9.
10. ボタン押下時のイベント関数に、以下のコードを追加してください。 Dim result As Int32 Dim msg As String ' 赤 LED を 0.5 秒点灯 0.5 秒消灯を 5 回繰り返す result = Calib.SystemLibNet.Api.SysSetLED(Calib.SystemLibNet.Def.LED_RED, 5, 8, 8) ' .NET の「true」値は、「-1」、「false」値は、「0」 If result = -1 Then ' 点灯成功 点灯色を取得 result = Calib.SystemLibNet.Api.SysGetLED() Select Case (result And &HF) Case Calib.SystemLibNet.Def.LED_OFF msg = "LED_OFF" Case Calib.SystemLibNet.Def.LED_RED msg = "LED_RED" Case Calib.SystemLibNet.Def.LED_GREEN msg = "LED_GREEN" Case Calib.
12. DT-X8 と PC 間にて ActiveSync 接続を確立します。 13. ターゲットに、Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 の場合は「DT-X8 デバイス」を選択しま す。 Visual Studio 2005 14. DT-X8 と PC 間の接続を確立し、「デバッグ(D)」>「デバッグ開始(S)」または「デバッグなしで開始(H)」 を選択します。 プロジェクトが作成され、DT-X8 の ¥Program Files¥<プロジェクト名> フォルダにコピーされます。 また、SystemLibNet.
8.2 システムライブラリを使用したプログラミング(C#) ここでは、LED を 5 秒間だけ赤く点滅させる GUI アプリケーションを、C#言語で作成します。 1.
2.
3. [プロジェクト]メニューから、[参照の追加(R)…]をクリックします。 4.
5. クラスライブラリのインストール先フォルダ(C:¥Program Files¥CASIO¥MBSYS¥WindowsCE)を参照し、 SystemLibNet.dll を選択します。 6. [OK]ボタンをクリックして、「参照の追加」ダイアログを閉じます。 7. フォームのプロパティで、「Size」を「240,320」に変更します。 8. フォームにボタンを追加し、ボタンの表示文字列を「SetLED」に変更します。 9.
10. ソースファイルの先頭に、以下のコードを追加します。 using Calib; 11. ボタン押下時のイベント関数に、以下のコードを追加します。 Int32 result = new Int32(); string msg; // 赤 LED を 0.5 秒点灯 0.5 秒消灯を 5 回繰り返す result = SystemLibNet.Api.SysSetLED(SystemLibNet.Def.LED_RED, 5, 8, 8); // .NET の「true」値は、「-1」、「false」値は、「0」 if(result == -1) { // 点灯成功 点灯色を取得 result = SystemLibNet.Api.SysGetLED(); switch(result & 0x0000000F) { case SystemLibNet.Def.LED_OFF: msg = "LED_OFF"; break; case SystemLibNet.Def.LED_RED: msg = "LED_RED"; break; case SystemLibNet.Def.
13. DT-X8 と PC 間にて ActiveSync 接続を確立します。 14. ターゲットに、Visual Studio 2008 または Visual Studio 2005 の場合は「DT-X8 デバイス」を選択しま す。 Visual Studio 2005 15. DT-X8 と PC 間の接続を確立し、「デバッグ(D)」>「デバッグ開始(S)」または「デバッグなしで開始(H)」 を選択します。 プロジェクトが作成され、DT-X8 の ¥Program Files¥<プロジェクト名> フォルダにコピーされます。 また、SystemLibNet.
8.3 システムライブラリを使用したプログラミング(C++) ここでは、LED を 5 秒間だけ赤く点滅させるコンソールアプリケーションを、C++言語で作成します。 Visual Studio 2008 / Visual Studio 2005 での注意事項 プロジェクトを作成する前に、システムライブラリのインストールフォルダが、Visual Studio に登録されてい ることを確認してください。確認および追加手順は以下のとおりです。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
2. 「次へ >」を選択します。 3. 「選択された SDK(S)」内にある、デフォルトのプラットフォームを選択して、「<」をクリックします。 4.
5. 「選択された SDK(S)」に「DT-X8」があることを確認し、「次へ >」をクリックします。 6.
7. DeviceApplication1.cpp を開き、「#include 」の次に以下のソースコードを追加しま す。 #include // カシオシステムライブラリを使用 #if !defined(_countof) #define _countof(_Array) (sizeof(_Array) / sizeof(_Array[0])) #endif 8. DeviceApplication1.cpp 内にある Main 関数に以下のソースコードを追加します。 DWORD result; TCHAR msg[16]; // 赤 LED を 0.5 秒点灯 0.
10. [プロジェクト(P)]→[DeviceApplication1 のプロパティ(P)…]を選択します。 11. [構成プロパティ]→[リンカ]→[入力]を選択し、[追加の依存ファイル]に、「SystemLib.lib」と入力し て、[OK]をクリックします。 12. 「ターゲットデバイス」に「DT-X8 デバイス」を選択します。 13.
9. 自動復旧 自動復旧ツール(Restore.exe)は、システム環境やプログラム状態をバックアップした時点の状態に自動 的に元の状態に戻すためのツールです。 作成したアプリケーションをインストールしたあとに実行することをおすすめします。 [設定方法] アプリケーションインストール完了後、Windows フォルダ内にある「Restore.exe」を実行します。 1. Windows フォルダ内の「Restore.exe」 を実行 2. 「はい(Y)」を選択 3. 自動的にバックアップを開始 4.
10.システムの安定化 10.1 リセット運用 Windows Embedded CE は、長い間レジューム運用しているとメモリリークを起こしてしまう可能性がありま す。 システムを安定して使用していただくために、ユーザアプリケーションに一日一回ユーザリセットの処理を 入れていただくことを推奨します。 カシオでは、ユーザアプリケーションにユーザリセット処理を組み込むための API(システムライブラリ)を提 供しています。 [使用例] ユーザアプリケーションに「業務完了」といったメニューを用意し、そこから本 API を呼び出してください。 10.2 サービスパックとパッチファイル カシオでは、機能アップや不具合対応を行うサービスパックやパッチファイルを不定期にリリースしていま す。 システムを安定運用するために、これらの適応をお勧めしています。 ダウンロードは、カシオの製品サポートサイトをご利用ください。 10.
11.参考 ●Windows Mobile Developer Center Microsoft 社が提供している以下のサイトは、Windows CE .NET デバイス関連の総合サイトです。 http://msdn.microsoft.com/mobility 上記サイトでは、他の有効なサイトにリンクしています。 また、本サイトでは、ソフトウェア,ライブラリ(C++ / .
12.テクニカルインフォメーション・オンラインサポートサービス DT-X8 SDK(ソフトウェア開発キット)をご購入いただきますと、テクニカルインフォメーション・オンラインサ ポートサービスを 3 ヶ月間ご利用できます。このサービスは、開発時における疑問点、問題点を WEB 上で のお問い合わせ頂き、その問いに迅速に対応し、早期に問題を解決するものです。 ご利用いただくには、ユーザー登録が必要です。お手数ですが、以下の手順で登録を行ってください。 1. 下記 URL にアクセスします。 https://techinfo.casio.jp/support/ 次の画面が表示されます。 2. [新規登録]を押します。 3. 会員規約/個人情報保護方針に同意します。 4.
5. 「会員規約/個人情報保護方針」の同意ボタンを押します。 お客様情報入力画面に移りますので、以下のサンプルのように入力してください。 6. 必要事項を入力したら、[内容の確認へ]ボタンを押します。 7.
13.DT-X8 をご利用上の注意事項 DT-X8 では、下記のような注意事項がございます。 ご利用の前には、下記内容に特にご留意いただき、動作確認等をお願い致します。 13.
カシオ計算機お問い合わせ窓口 ソフトウェア開発に関するお問い合わせ ●テクニカルインフォメーション・オンラインサポートサービス(有償) https://techinfo.casio.jp/support/ 製品に関する最新情報 ●製品サポートサイト(カシオペア・ハンディターミナル) http://casio.