User manual - E-55

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メイン電池の交換
1. 電源が OFF になっているのを確認します。
電源が入っていたら、電源ボタンを押して、必ずOFF にしてください。
2. 本機を裏返します。
3. 電池フタ開閉スイッチを「FREE」の位置にスライドさせ、電池フタを
取り外します。
4. 古いメイン電池を両方とも取り出し、新品の単4アルカリ電池2本を取
り付けます。
新しい電池を取り付ける際は、+/−の向きを間違えないように注意し
てください。
5. 電池フタを元に戻します。
6. 電池フタ開閉スイッチを「LOCK」の位置に戻してください。
バックアップ電池の交換
注意
メイン電池とバックアップ電池を同時に取り外さないでください。
同時に取り外すと、メモリ内のデータが消えてしまいます。
メイン電池とバックアップ電池の両方を交換する際は、必ずメイン
電池を先に交換してください。
「バックアップバッテリ残量警告」というメッセージが画面に表示
された場合は、すみやかにバックアップ電池を新品と交換してくだ
さい。
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1. 電源が OFF になっているのを確認します。
電源が入っていたら、電源ボタンを押して、必ずOFF にしてください。
2. 本機を裏返します。
3. 電池フタ開閉スイッチを「FREE」の位置にスライドさせながら、電池
フタを取り外します。
4. ドライバーでバックアップ電池フタのビスを外し、バックアップ電池フ
タを取り外します。
5. 古い電池を取り外します。
6. 新品のリチウム電池(CR2032)の表面を乾いた布でよく拭いてから、
元の位置に装着します。
装着する向きに気を付けてください。
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7. バックアップ電池フタを元の位置に取り付け、ビスを締めます。
8. 電池フタを元に戻します。
9. 電池フタ開閉スイッチを「LOCK」の位置に戻してください。
リセットについて
「リセット」は、パソコンでの「再起動」に相当します。リセットを実行す
ると、入力中や編集中などで、まだ保存していなかったデータは消去され
ますが、メモリ上にすでに保存されているデータや、各種設定などは基本
的にそのまま残ります。
誤操作や何らかの異常により、本機が正常に動作しなくなった場合は、
セット操作を行う必要があります。リセットの操作は、例えば次のような
現象が起きた場合に必要です。
画面をタップしたり、ボタンを押してもまったく反応しない
砂時計のアイコンが回転したまま、いつまでたっても消えない
リセットを実行するには
1. 本機背面のリセットボタンをスタイラスで押します。
押すと同時にリセット処理が開始され、メモリに異常がない場合は、画
面は以下のように推移します。
(1) 起動画面
(2) デスクトップ画面
2. デスクトップ画面が表示された場合は、通常の状態に戻っています。
モリ上にすでに保存されているデータや、各種設定などに変化はありま
せんので、そのまま使い続けて構いません。
注意
もし上記の操作で本機が正常な状態に戻らない場合は、フルリセット
(メモリの初期化)を行ってください(39 ページ参照)
RESET
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メモリに異常がある場合について
リセットボタンをスタイラスで押したときに、起動画面表示に移行せず、
以下のメッセージが表示される場合があります。
メモリ内容の一部が不正な状態にあります。[アクション]を押すと
リセット処理を続行します。
この画面が表示された場合は、メモリの修復はできません。アクションコ
ントロールを押してください。フルリセット(メモリの初期化)が実行さ
れ、メモリに記憶されているすべてのデータが完全に消去されます。
アクションコントロールを押すと、起動画面が表示されます。
※もしアクションコントロールを押しても起動画面にならずに通常の画
面に戻ってしまった場合は、次の「メモリ異常のメッセージが出たが
通常の表示に戻った場合」を参照してください。
この後の画面の推移は、「本機のセットアップ」12 ページ)の手順 4
同様です。「本機のセットアップ」の手順4∼手順5を実行してください。
メモリ異常のメッセージが出たが通常の表示に戻った場合
「メモリ内容の一部が不正な状態にあります...」メッセージが表示されてア
クションコントロールを押したときに、フルリセットが行われずに通常の
状態に戻ることがあります。この場合でも、メモリは不安定な状態にある
ため、必ずフルリセットの操作を実行する必要があります。
ただしこの場合は、メモリ上にすでに保存されていたデータが残っており、
パソコンにデータを転送することが可能な場合があります。データが残っ
ているかどうかを確認し、もし残っている場合は、必要なデータをパソコ
ンなどに転送した上で、フルリセットの操作を実行してください。
注意
システムに不安定な状態が再現することを防ぐため、転送には
Windows CE サービスのバックアップ機能は使わないでください。