User manual - E-700

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2

ここでは、本機が内蔵しているプログラムに共通の基本操作について説明します。

どのプログラムを利用しているときでも、常に画面の一番上に表示されている青い
帯状の部分を、「ナビゲーションバー」と呼びます。ナビゲーションバーには、
在使用中のプログラムの名前や現在時間、プログラムを切り替えるための
ボタ
ン、表示中の画面を閉じるための
ボタンが配置されています。
一方、画面の一番下には「コマンドバー」が表示されます。コマンドバーには、
プログラムに特有のメニューやボタンが配置されています。メニュー名をタップす
ると、メニュー名に対応したメニューが表示され、メニュー内の項目をタップして
その機能を実行することができます。
コマンドバーの右端部分には、文字の入力時に利用する「入力パネルボタン」が常
に表示されています。文字入力については、「2-2 文字入力について」(41 ペー
ジ)をご覧ください。
また、プログラムによっては、画面の右側(および下側)「スクロールバー」
「スクロールボタン」が表示されることがあります。スクロールボタンをタップし
たり、スクロールバーをドラッグすることで、画面上に表示されていない領域を表
示することができます。
現在使用中の
プログラム名


新規ボタン
メニュー名 ボタン 入力パネルボタン
スクロールバー
上スクロールボタン
下スクロールボタン
編集メニュー
40

画面上に表示されている特定の項目などをタップしたまま押さえると、その項目に対
して実行することができる機能がメニューとして表示されます。このメニューのこと
を「ポップアップメニュー」と呼びます。
初期セットアップ(7 ページ)の際の手順でも練習したように、ポップアップメ
ニューを使うと、入力したデータの編集などの操作をすばやく、簡単に行うことがで
きます。本機の多くのプログラムでは、このポップアップメニューが利用可能です。
ポップアップメニュー
が表示されます。
タップしたまま押
さえることで ...
表示されたポップアッ
プメニューは、メ
ニューの外をタップす
れば消えます。
41
2
① ②
2-2 文字入力について

本機での文字入力は、画面上に表示される「入力パネル」を使って行います。入力パ
ネルには、タッチスクリーン上に表示されるキーボードのキーをタップして使うタイ
2 種類と、所定の枠内に直接文字を「手書き」して使うタイプ 2種類があります。
これら 4 種類の入力パネルは、文字入力を行う場面ではいつでも表示して使うこと
ができます。
キーボードタイプ
 
手書きタイプ
 

文字の入力が必要な状態になると、入力パネルが自動的に表示されて、入力が可能な
状態になります。入力パネルの表示/非表示や、入力パネルの種類の切り替えは、
下の各ボタンを使って行うことができます。
①入力パネル表示ボタン
このボタンをタップするたびに、入力パネルの表示/非表示が切り替わります。
②入力パネル切り替えボタン
このボタンをタップすると、利用可能な入力パネルのリストが表示されるので、
ストの中から入力パネル名をタップして選択します。
42

「キーボードタイプ」の入力パネルは、パソコンなどのキーボードを画面上に再現し
たものです。本物のキーボードのキーを指で押すのと同じように、画面上のキーを
タップすることで文字が入力できます。

「ひらがな/カタカナ」キーボードは、ひらがなとカタカナの入力を直接行うことが
できるキーボードです。入力後のひらがな/カタカナを、漢字などに変換することも
できます。
ひらがなを入力する場合は「かな」を、カタカナを入力する場合は「カナ」を
タップします。
タップするとキーが反転表示となり、「ゃ」「ゅ」「ょ」などの小文字を入力でき
ます。小文字を1文字入力すると、元に戻ります。
カタカナ入力時の場合のみ有効なキーです。タップして反転表示の状態にする
と、半角カタカナを入力することができます。
記号キーボードに切り替えます。44ページの「記号キーボードについて」をご
覧ください。
「が」「ざ」「だ」「ば」行を入力する際は、濁点なしのキーをタップした上で、
キーをタップします(例 「が」また「ぱ」行を入力する際は、「は」
行のキーをタップしてから
キーをタップします。
バックスペースキーです。タップすると、入力済みの文字のうち手前の1文字を
削除します。変換中にタップすると、変換を解除します。
タップすると、カーソルの位置を前後に移動できます。変換中の場合は、変換対
象の文節間の移動を行うことができます。
タップすると、空白が入力されます。
タップすると、改行が入力されます。変換中は、変換中の文字を確定します。
タップすると、確定前の入力文字を漢字などに変換します。2回続けてタップす
ると変換候補のリストが表示され、リストから変換する漢字などを選択できま
す。
次ページ「英数字/ローマ字キーボー
ドを使う」の⑤を参照