User manual - E-700
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2. ポップアップメニューの[移動](または[コピー])をタップします。
• 移動先のフォルダを指定するダイアログが表示されます。
3. 移動先のフォルダをタップして選択し、
をタップします。
• 選択したフォルダにメッセージが移動(コピー)されます。
移動(コピー)先として指定できるのは、移動(コピー)元のメッセージがあるサー
ビス内のフォルダのみです。
標準のフォルダ以外に、メッセージを管理するためのフォルダを作成することができ
ます。フォルダは、サービスの直下(標準のフォルダと同じ階層)、または標準のフォ
ルダ内に作成することができます。
1. フォルダを作成したい階層を選択します。
• 標準のフォルダと同じ階層に新規フォルダを作成したい場合は、サービ
ス/フォルダの一覧からサービス名をタップして選択します。
• フォルダ内に新規フォルダを作成したい場合は、そのフォルダをサービ
ス/フォルダの一覧からタップして選択します。
2. [ツール]→[新しいフォルダ]をタップします。
• フォルダ名を入力するダイアログが表示されます。
3. フォルダ名を入力し、
をタップします。
• フォルダが作成され、元の画面に戻ります。
「削除済みアイテム(ローカル)」フォルダ内に新規フォルダを作成することはできま
せん。
新規に作成したフォルダの名前を変更したり、削除することができます。編集したい
フォルダを、サービス/フォルダの一覧からタップして選択した上で以下の操作を
行ってください。
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1. [ツール]→[フォルダ名の変更]をタップします。
• フォルダ名を入力するダイアログが表示されます。
2. 新しいフォルダ名を入力し、
をタップします。
• フォルダ名が変更され、元の画面に戻ります。
1. [ツール]→[フォルダの削除]をタップします。
• フォルダを削除して良いかを確認するダイアログが表示されます。
2. 削除するには、[はい]をタップします。
• フォルダが削除され、同時にフォルダ内のすべてのメッセージが削除さ
れます。
本機をパソコンと接続することで、パソコン上の Microsoft Outlook(または
Microsoft Exchange)の受信トレイと、本機の受信トレイとの間で、メッセージ
の同期を行うことが可能となります。パソコン上の受信トレイと本機の受信トレイの
間で同期を行うと、具体的には次のように動作します。
• パソコン上に新着メッセージがある場合は、同期によって、そのメッセージが本機
側にコピーされます。
• 本機側でメッセージを削除すると、同期によって、そのメッセージがパソコン側で
も削除されます。
• 本機側で新規の送信メッセージや返信メッセージを作成し、ActiveSync サービ
スの「送信トレイ」フォルダに入れておくと、同期によってそのメッセージがパソ
コン側の「送信トレイ」フォルダにコピーされ、パソコン上での次回のメールの送
受信時に同時に送信されます。
• 本機とパソコンとの接続については、19 ページの「1-4 パソコンとの接続につ
いて」をご覧ください。
• 本機とパソコンとの間での各種データの同期については、パソコン上のMicrosoft
Outlook のヘルプや ActiveSync のヘルプをご覧ください。
101
第 4章
PIM 機能の利用
102
4-1 PIM 機能の概要
PIM(ピム)とは「Personal Information Manager」の略で、さまざまな個人情報を管
理するプログラムのことを指します。本機には、パソコン用の P IM として代表的な
「Microsoft Outlook 2000」(以下「Outlook」)のポケット版である「Microsoft Pocket
Outlook」(以下「Pocket Outlook」)が内蔵されています。Pocket Outlook は、本機
の「予定表」、「連絡先」、「仕事」、「メモ」、「受信トレイ」の 5 つのプログラムの総称です。
パソコン用のOutlookでは、一つのプログラムの中に「予定表」、「連絡先」、「仕事」、
「メモ」、「受信トレイ」および「Outlook Today」(本機の「Today」に相当)の各
機能が含まれています。本機の Pocket Outlookは、パソコン用の Outlookと連携
して利用できるように設計されています。
Pocket Outlook は、本機の「予定表」、「連絡先」、「仕事」、「メモ」、「受信トレイ」
の5つのプログラムの総称です。各プログラムは以下のような機能を備えています。
予定表 ........... スケジュールを管理するためのプログラムです。予定表に予定や
会議を登録しておくと、さまざまな形式で表示したり、予定の時
刻前にアラームを鳴らすことなどができます。
連絡先 ........... 友人や仕事の同僚、取引先の人々などの住所・氏名・電話番号・
電子メールアドレスといった各種の情報を登録し、管理するため
のプログラムです。
仕事 ............... しなければならない仕事や作業を管理することができます。
メモ ............... 思いついたアイデアをさっと書き取ったり、口述の録音を行った
りすることができるプログラムです。
受信トレイ ... 電子メールの送受信や、送受信したメールの整理を行うことがで
きます。
本章では、これら 5 つのプログラムのうち、「受信トレイ」を除く各プログラムの使
い方を説明します。受信トレイについては、第3章をご覧ください。