User manual - E-700
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1-4 パソコンとの接続について
本機とパソコンを接続すると、本機とパソコンとの間で各種のデータを同期したり、本機と
パソコンの間でファイルの転送を行ったり、本機のデータをパソコンにバックアップしたり
することが可能となります。また、付属の CD-ROM などから、本機にアプリケーションプ
ログラムを追加することも可能となります。
本機と接続して、本機との間でデータのやりとりを行うために利用するパソコンは、
少なくとも以下の条件を満たしている必要があります。以下の条件は、本機に付属の
Microsoft 社の CD-ROM(ActiveSync CD-ROM)に含まれているインストーラ
や、ActiveSync(本機とパソコンの間でデータのやりとりを行うためのパソコン用
のプログラム)を利用するために必要な動作環境条件です。
• Microsoft
®
Windows
®
2000、Windows NT
®
Workstation 4.0 Service
Pack 3 以降、Microsoft
®
Windows
®
Me、または Windows 95/98 の各日
本語版
• Windows NT の場合は Pentium プロセッサを搭載したデスクトップ コンピュー
タ (Windows 2000 の場合は 166 MHz が必要)
• Windows Me の場合は Pentium プロセッサを搭載したデスクトップ コンピュー
タ (Pentium 150 MHz が必要)
• Windows 95/98 の場合は 486/66DX 以上のプロセッサ (Pentium 90 MHz
以上を推奨) を搭載したデスクトップ コンピュータ
• Windows 95/98 または Windows NT Workstation 4.0 の場合は 16 MB の
メモリ (メモリが多いほどパフォーマンスが向上)。Windows NT の場合は 32
MB を推奨。Windows 98 SE の場合は 24 MB を推奨。Windows 2000 の
場合は 64 MB を推奨。Windows Me の場合は 32MB のメモリ。
• 10 ∼ 50 MB のハード ディスク空き容量 (実際に必要な容量は、選択する機能
と使用されるシステム構成によって異なります)
• RS232Cケーブルで接続する場合、9または25ピンのシリアル通信ポート(25
ピン通信ポートには市販の変換アダプタが必要)
市販の RS-232C ケーブル(ストレートタイプ)が必要です。
変換アダプタをご購入の際は、結線が適合しているものをお求めください(202
ページ参照)
• USB ケーブルで接続する場合、USB ポート(Windows 98, Windows 2000
または Windows Me のみ利用可能)
• 赤外線で接続する場合、赤外線ポート
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• CD-ROM ドライブ
• 256 色以上の VGA グラフィックス カードまたは互換のあるビデオ グラフィッ
クス アダプタ
• キーボード
• Microsoft Mouse または互換のあるポインティング デバイス
• サウンド用のオーディオ カード / スピーカー
• Microsoft
®
Office 97 または、Microsoft
®
Office 2000
• リモート同期のためのモデム
• リモート同期のためのイーサネット LAN 接続
モバイル チャンネル / モバイルのお気に入り サポート用に必要なシステム
• Microsoft
®
Internet Explorer 5.01 以降のバージョン。Internet Explorer
5.01 には 56 ∼ 98 MB の空きディスク容量が必要です。
• 付属のCD-ROMに含まれるソフトの利用条件は、上記の環境とは異なる場合があ
ります。詳しくは、CD-ROM 内に含まれるドキュメント(ReadMe.txtなど)を
参照してください。
• 本機をご使用になるときは、Internet Explorer 4.0 以上をご使用ください。
• 赤外線ポートやモデムの付いたノートパソコンなどでは、シリアル通信ポートが通
常のシリアルインターフェースとして使えるようになっていないものがあります。
本機とパソコンをシリアルケーブルで接続する場合は、接続するシリアル通信ポー
トを、通常のシリアルインターフェースとして使用できる状態に設定してくださ
い。また、デスクトップパソコンでも、使用可能なシリアル通信ポートのポート番
号(COM1、COM2 など)を確認してから、ActiveSyncのインストールを始め
てください。シリアル通信ポートの設定について詳しくは、お使いのパソコンの取
扱説明書をご参照ください。
• 赤外線ポートを使って本機とパソコンを接続する方法については、AvtiveSyncの
ヘルプをご覧ください。
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本機とパソコンの接続には、次の方法があります。
• クレードルを経由して接続する場合
クレードルとパソコンを USB ケーブルまたはシリアルケーブルで接続したうえ
で、本機をクレードルに取り付けます。クレードルとパソコンを接続したままにし
ておくと、必要なときに本機とパソコンをさっと接続することができ便利です。
• CASSIOPEIA USB ケーブルを使って接続する
専用のCASSIOPEIA USB ケーブル(オプション)を使って、本機とパソコンを
直接接続します。
• RS-232C ケーブルを使って接続する
専用の CASSIOPEIA RS-232C ケーブル(オプション)を使って、本機とパソ
コンを直接接続します。
本機とパソコンの接続を行う際は、
→[設定]→[接続]タブ→[PC]アイコン
の順にタップすると表示される画面で、パソコンとの接続設定をご確認ください。詳
しくは本機のヘルプをご覧ください。
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クレードルを使って本機とパソコンを接続する場合は、まずはじめにクレードルをパ
ソコンと接続した上で、クレードルに本機を取り付けます。クレードルとパソコンの
接続は、シリアルケーブルまたはUSBケーブルのいずれかを使って行うことができ
ます。
• 接続を行う前に、「接続の可能なパソコンについて」(19 ページ)をご覧になり、
接続が可能なパソコンかどうかをご確認ください。
• 実際にパソコンと本機の間でデータのやりとりを行うためには、パソコン側に
ActiveSyncをインストールする必要があります。ActiveSyncのインストー
ル方法については、ActiveSync CD-ROM に付属の小冊子をご覧ください。
• ActiveSync の使い方については、ActiveSync のヘルプをご覧ください。
• 以下の説明中の接続図は一般的な例です。パソコンのシリアルポートや USB
ポートの位置は、パソコンの機種によって異なります。お持ちのパソコンに付
属の説明書をご参照のうえ、正しく接続を行ってください。
市販のシリアルケーブルを使って、下図のように接続します。
• 必ずパソコンの電源を切った状態で、クレードルをパソコンと接続してください。
• クレードルは 9 ピンタイプのシリアルコネクタを備えており、市販のシリアル
ケーブル(ストレートタイプ)を使ってパソコンのシリアルポートと接続すること
ができます。パソコンの機種によって、パソコン側のシリアルポートは25ピンの
場合もありますので、ご注意ください。
• クレードルにシリアルケーブルとUSBケーブルの両方を同時に接続しないように
してください。
シリアルケーブル
シリアルポート