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撮影する(基本編)
撮影する(基本編)
ここでは最も基本的な撮影方法について説明します。
基本的な撮影のしかた
カメラの正しい構えかた
カメラは両手でしっかりと持って、撮影してください。片手で持
つと、手ぶれを起こす恐れがあります。
横に持つ場合
両手でカメラをしっかり持
ち、脇をしっかり締めてくだ
さい。 
縦に持つ場合
縦に持つ場合は、【レンズ】
【フラッシュ】が上にくるよ
うにして、カメラをしっかり
持ってください。
重要
指やストラップが、右
記の部分にかからない
ように注意してくださ
い。
指で【位相差センサー】
を隠さないように、特
にご注意ください。
参考
【シャッター】を押し切った瞬間にカメラがぶれると、き
れいな画像が撮れません。正しく構えて、【シャッター】
を静かに押し、【シャッター】を押し切った瞬間にカメラ
が動かないようにしてください。特に暗い場所で撮影す
るときは、シャッター速度が遅くなるので、注意してく
ださい。
【フラッシュ】
【レンズ】
【マイク】
【位相差センサー】
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撮影する(基本編)
撮影する
本機は被写体の明るさに応じてカメラがシャッター速度と絞り値
を自動的に調整します。撮影された画像は、順次内蔵フラッシュ
メモリーに保存されます。
市販のメモリーカー(SDメモリーカードまたはMMC〈マルチ
メディアカード〉に保存することもできます(141ページ)
1.
【電源ボタン】を押して、電
源を入れます。
【液晶モニター】に画像が
表示されます。
2.
【モードダイヤル】
(静止画モード)に合わせま
す。
RECモードになり、撮影
できる状態になります。
【電源ボタン】
3.
【液晶モニター】に表示され
ている【フォーカスフレー
ム】を被写体に合わせま
す。
撮影できる範囲は、オー
トフォーカスモードでは
約40c m ∼∞です(60
ページ)
【ファインダー】から被写体を見て撮影することもできます
(51ページ)
【ファインダー】から被写体を見るときは【DISP】を押し
て、【液晶モニター】を消すことで、電力の消費を減らすこ
とができます。
4.
【シャッター】を半押しし、ピン
トを合わせます。
【シャッター】を半押しすると、
オートフォーカス機能により自
動的にピントが合い、シャッ
ター速度と絞り値が表示されま
す。このときISO感度も表示さ
れます。
1200N1600
10
04/12 /24
12
:
58
IN
ISO100
F2.8
1/1000
【フォーカスフレーム】
【シャッター】
【モードダイヤル】
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撮影する(基本編)
【レンズ】【位相差セン
サー】【フラッシュ】【マイ
ク】を指でふさがないでく
ださい。
5.
ピントが合っていることを確認し
【シャッター】を全押しします。
サイズ、画質によって保存できる
枚数が異なります(57、5 8
195ページ)
手ぶれを起さないために、
【シャッター】は静かに押してく
ださい。
ピントは【フォーカスフ
レーム】や緑の【動作確認
用ランプ】の点灯のしかた
で知ることができます。
【フラッシュ】
【レンズ】
緑の【動作確認用ランプ】
BKT
状況
ピント合わせ完了
ピント合わせ不可
動作確認用ランプ
緑点灯
緑点滅
フォーカスフレーム
緑点灯
赤点灯
【シャッター】
撮影時のご注意
緑の【動作確認用ランプ】が点滅している間に【電池ブタ】を開け
ることは、絶対にお止めください。今撮影した内容が記録され
ないばかりでなく、撮影済みの内容が破壊されたり、カメラが
正常に動作しなくなる恐れがあります。
メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ
さい。
蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー
(人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし
まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ
や色合いが変わる場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(94ページ)は、被写体の明るさに応
じて感度が自動的に変化します。被写体が暗いと画像にノイズ
がのる場合があります。
ISO感度が“オート”の場合(94ページ)は、被写体が暗いときは
感度を上げてシャッタースピードを速くなるようにしています
が、フラッシュの発光方法(53ページ) (発光禁止)のとき
には手ぶれに注意してください。
不要な光がレンズに当たる場合は、手で遮光してから撮影して
ください。
【位相差センサー】
【マイク】
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撮影する(基本編)
オートフォーカスのご注意
次のような被写体に対しては、ピントが合わないことがありま
す。
階調の無い壁などコントラストが少ない被写体
強い逆光のもとにある被写体
光沢のある金属など明るく反射している被写体
ブラインドなど、水平方向に繰り返しパターンのある被写体
カメラからの距離が異なる被写体がいくつもあるとき
暗い場所にある被写体
手ぶれをしているとき
動きの速い被写体
緑の【動作確認用ランプ】が点灯していたり、【フォーカスフレー
ム】が緑で表示されていてもピントが正しく合わない場合があり
ます。
ピントが合わない場合は、フォーカスロック(64ページ)やマ
ニュアルフォーカス(63ページ)をご利用ください。
撮影時の画面のご注意
撮影時、【液晶モニター】に表示される被写体の映像は、フレー
ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質
で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー
には精細な画像で記録されています。
被写体の明るさにより、撮影時の【液晶モニター】の表示反応速
度が遅くなったり、ノイズが出る場合があります。
最後に撮影した画像をすぐに確認する
RECモードでも最後に撮影した画像をすぐに表示(プレビュー)
ることができます。
1.
【PREVIEW】を押します。
最後に撮影した画像が、簡易
画像で表示されます。
再度【PREVIEW】を押す
と、元の状態に戻りま
す。
電源を入れた直後や撮影後に【モードダイヤル】を回した直
後に【PREVIEW】を押しても、動作しません。
ムービーモードではプレビューはできません。また、
RECモードを切り替えるとプレビュー画像はクリアされ
ます。
【PREVIEW】