User manual - File 1
57
撮影する(基本編)
画像サイズを変更する
画像サイズとは、カメラが記録する撮影画像の大きさを画素数
(ピクセル数)で表したものです。この画素数は1枚の写真を構成
する粒子のきめ細かさを示している数値で、数字が大きいほど、
印刷したときにきめが細かく美しい仕上がりになります。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【】【】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【】【】で“サイズ”を選び、【】を押します。
4.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
2816×2112 :2816×2112pixelsで記録します。
2816×1872(3:2):2816×1872(3:2)pixels
で記録します。
2048×1536 :2048×1536pixelsで記録します。
1600×1200 :1600×1200pixelsで記録します。
1280× 960 :1280× 960 pixelsで記録します。
640× 480 : 640× 480 pixelsで記録します。
参考
• 画像サイズを選択するときは、下記の表を目安にしてく
ださい。
※1 「選択時の目安」は、あくまでも参考のサイズとお考え
ください(印刷解像度が200dpiの場合)。
選択時の目安
※1
A3サイズ以下で印刷したいとき
A3サイズ以下で印刷したいとき
※横縦比が3:2となります。
A4サイズ以下
で印刷したいとき
A5サイズ以下
で印刷したいとき
A6サイズ(
ハガキサイズ程度)
以
下で印刷したいとき
メールで画像データを送りたいとき
2816×2112
2816×1872
(3 : 2)
2048×1536
1600×1200
1280× 960
640× 480
設定内容
大きい
小さい
•“2816×1872(3:2)”を選ぶと、プリント紙の縦横比
3:2に合うように、画像を3:2の比率で撮影します。
58
撮影する(基本編)
画質を変更する
画質とは、画像を記録する際のデータ圧縮率を表したものです。
用途に合わせて画質を変更してください。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
【】【】で“撮影設定”タブを選びます。
3.
【】【】で“画質”を選び、【】を押します。
4.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
高精細 : 高画質で記録します。
標準 : 標準の画質で記録します。
エコノミー : 低画質で記録します。
TIFF : 画像を圧縮せずに、そのまま記録します。
参考
•
画質を選択するときは、下記の表を目安にしてください。
設定内容
高画質
TIFF
高精細
標準
低画質 エコノミー
選択時の目安
画像を圧縮したくないとき
画質を優先したいとき
通常の撮影をするとき
撮影枚数を優先したいとき
重要!
• 撮影した画像によってファイルサイズが異なるため、実
際の撮影可能枚数と画面上の表示枚数が一致しない場合
があります(23、195ページ)。
• 画像をTIFF形式(非圧縮)で保存した場合、JPEG形式
(圧縮)よりデータ保存に時間がかかります。
• 画質をTIFF形式に設定すると、カメラ上での再生用
に、選択されているサイズの高精細画質のJPEG形式画
像も同時に保存されます。
• TIFF形式の画像は、リサイズ(113ページ)、トリミン
グ(114ページ)、コピー(144ページ)することができ
ません。これらの機能を実行すると、JPEG形式画像だ
けがリサイズ、トリミング、コピーされます。
• TIFF形式の画像は、付属のソフト「Photo Loader」
(177ページ)を使用してパソコンに転送することはで
きません。「パソコンでファイルを見る」(154ページ)
の操作でパソコンに取り込むことができます。
59
撮影する(応用編)
撮影する(応用編)
本機はさまざまな機能の切り替えにより、多彩な応用撮影ができ
ます。
ピント合わせの方法を変える
ピント合わせの方法には、オートフォーカス、マクロ、無限遠、
マニュアルフォーカス、パンフォーカスの5種類があります。こ
れらをフォーカスモードといいます。
重要!
• パンフォーカスは、ムービーモード時にのみ使用できま
す。他のRECモードでは使用できません。
1.
RECモードにします。
2.
【 】を押して、ピント合わ
せの方法を選びます。
• 【 】を押すたびに【液晶モ
ニター】に次の順でピント
合わせの方法が表示され、
切り替わります。
フォーカスモード
表示なし
(オートフォーカス):自動的にピントを合わせます。
(マクロ<接写>):近くのものを撮影するときに使用します。
PF (パンフォーカス)
※
:あらかじめ、ある焦点距離にピントが合う
ようにピント調整を固定しておきます。
(無限遠):遠景を撮影するときに使用します。
MF (マニュアルフォーカス):手動でピントを合わせることができ
ます。
【 】
※ ムービーモード以外のRECモードでは、“PF”(パンフォーカ
ス)に切り替えることはできません。
60
撮影する(応用編)
自動でピントを合わせる(オートフォーカス)
オートフォーカスでは自動的にピントを合わせることができま
す。シャッターを半押しすると、オートフォーカス機能が働き自
動的にピント調整を始めます。ピントを合わせることができる範
囲は下記の通りです。
範囲:約40cm∼∞
1.
【 】を何回か押してフォーカスモード表示を消します。
2.
ピントを合わせたい被写体
を【フォーカスフレーム】の
中にとらえて、【シャッ
ター】を半押しします。
• 【動作確認用ランプ】と
【フォーカスフレーム】の
点灯のしかたによってピ
ントの状況を知ることが
できます。
1200N
1200N
1600
1600
10
10
04/
04/
12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
ISO100
ISO100
F2.8
F2.8
1/1000
1/1000
【フォーカスフレーム】
緑の【動作確認用ランプ】
状況
ピント合わせ完了
ピント合わせ不可
動作確認用ランプ
緑点灯
緑点滅
フォーカスフレーム
緑点灯
赤点灯
3.
【シャッター】を全押しして撮影します。
参考
• オートフォーカス方式(AF方式)(95ページ)が“ハイブ
リッド”に設定されているときは、【シャッター】を半押
しせずにいっきに押し込むことによって、位相差セン
サー方式のみでの高速オートフォーカス動作による撮影
を行うことができます。
ただし、【シャッター】を半押しした場合と比べてフォー
カス精度の点で多少劣りますので、ご注意ください。
• 特に緊急の撮影を除いて、【シャッター】を半押しして通
常のオートフォーカス動作を行ってからの撮影をおすす
めします。