User manual - File 3

85
撮影する(応用編)
重要
No.4のシーンについては「カップリングショット」(87
ページ)、No.5のシーンについては「プリショット」
(88ページ)をご覧ください。
シーンに使用されているサンプル画像は本機で撮影され
たものではありません。イメージ画像です。
被写体の条件によっては、充分な効果が得られなかった
り、正しく撮影されない場合があります。
シーンを選んだ後から【SET】を押し、で撮影し
たいシーンを選んで【SET】を押すと、シーンを選び直
すことができます。
選んだシーンの各種設定内容は変更することができます
が、シーンを選び直したり、電源を入れ直すと、設定内
容は初期状態に戻ります。
夜景や花火のシーンなどシャッター速度が遅くなる撮影
では、撮影した画像にノイズが発生するため、自動的に
ノイズ低減処理を行っています。このノイズ低減処理の
ために、撮影が終了するまでの時間がシャッター速度に
比べて長くなります。その間はキー操作を行わないでく
ださい。
参考
ベストショットモード
で電源を入れたとき、
約2秒間、操作ガイドと
現在選ばれているシー
ンのサンプル画像が表
示されます。
撮影したいシーンを登録する(カスタム登録)
今まで撮影した画像の設定内容をベストショットモードに登録し
て、呼び出すことができます。呼び出した画像の設定内容と同じ
設定で撮影することができます。
1.
【モードダイヤル】 に合わせます。
シーンのサンプル画像が表示されます。
2.
を押して、“新規登
録”を表示させます。
3.
【SET】を押します。
4.
を押して、登録し
たい画像を選びます。
86
撮影する(応用編)
5.
“登録”を選び、
【SET】を押します。
登録が完了します。
撮影できる状態になりま
す。以降、84ページと同
じ操作により、この設定
を選んで撮影することが
できます。
重要
本機では、本機内蔵のシーンのあとに「マイベスト
ショット(カスタム登録したシーン)順番でシーンが
登録されます。
内蔵メモリーをフォーマッ(140ページ)すると、カ
スタム登録したベストショットモードのシーンファイル
は消えてしまいますので、その場合は必要に応じてカス
タム登録し直してください。
参考
登録される設定内容は下記の通りです。
フォーカスモード、EVシフト、フィルター、測光方式、
ホワイトバランス、フラッシュ光量、シャープネス、彩
度、コントラスト、フラッシュモード、ISO感度、マ
ニュアル撮影時の絞り値とシャッター速度
本機で撮影された画像からのみ設定内容を読み取ること
ができます。
登録可能件数は最大999件となります。
各シーンの設定状態はメニューをたどり、各機能の設定
内容を表示させることにより、確認できます。
カスタム登録したシーンのファイル名は、
「UP600nnn.JPE (n=0∼9)となります。
カスタム登録したシーンを消去したい場合は、ベスト
ショットモードでシーンを選ぶときに、カスタム登録し
たシーンを表示させ、【EX
を押して削除するか、
パソコンを使って内蔵メモリー内の「SCENE」フォルダ
内から消去したいシーンのファイルを削除してください
(166ページ)
87
撮影する(応用編)
二人で記念撮影をする(カップリングショット)
一画面を2つに分けて2回撮影し、その後自動合成して1枚の画
像にする機能です。他の人に撮影を頼むことができないときで
も、全員揃って記念撮影できます。この機能はベストショット
モード(84ページ)の中にあります。
1回目の撮影
撮影者以外を撮影する。
2回目の撮影
背景の重なり具合を確認しな
がら撮影者のみを撮影する。
合成
1.
【モードダイヤル】 に合わせます。
2.
“カップリングショット”のシーンを選び、
【SET】を押します。
3.
最初に【液晶モニター】
【フォーカスフレーム】を左
側部分の被写体に合わせま
す。
カップリングショットで
は、“AFエリア”(61ペー
ジ)が自動的に“スポット”
になります。
4.
【シャッター】を押して、左側部分を撮影します。
この撮影で下記の情報が固定されます。
フォーカス、露出、ホワイトバランス、ズーム、フラッシュ
【フォーカスフレーム】
88
撮影する(応用編)
5.
次に【液晶モニター】上で半
透明で表示されている左側
部分と、現在の背景が正し
く重なるようにフレームを
合わせます。
【MENU】を押すと、こ
撮影をキャンセルし、操
作3に戻ることができま
す。
6.
【シャッター】を押して、 右側部分を撮影します。
重要
カップリングショットでは、撮影時に内蔵メモリーまた
はメモリーカードのどちらか使用している方のメモリー
を一時的に使用します。メモリーの容量が残り少ない
と、撮影中にエラー表示が出ることがあります。その場
合は不要な画像を消去してから再度撮影してください。
半透明の画像
好みの構図で記念撮影をする(プリショット)
プリショット機能は人に撮影を依頼するときに便利な機能です。
この機能では一度の撮影で2回の撮影を行います。1回目の撮影
で撮影画像を半透明の状態で【液晶モニター】上に表示し、2回目
では表示されている半透明の画像を目安に最終的な撮影を行いま
す。2回目に撮影した画像が記録されます。この機能はベスト
ショットモード(84ページ)の中にあります。
好みの構図を自分で撮影
構図に合わせて他の人に撮影
してもらう
2回目のみの画像が記録される

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