User manual - File 3
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撮影する(応用編)
1.
【モードダイヤル】を“ ”に
合わせます。
• ボイスレコードモードに
なり、
が表示されま
す。
2.
【シャッター】を押して、音声を録音します。
• 録音中は【液晶モニター】に“録音時間”を表示します。ま
た、緑の【動作確認用ランプ】が点滅します。
•
録音中に【DISP】を押すと、【液晶モニター】が消灯します。
• 録音中に【SET】を押すと、録音位置を記憶したマークを付
けることができます。
3.
【シャッター】を押すかメモリーがいっぱいになるか、ま
たは電池が消耗すると録音を終了し、音声を記録しま
す。
録音可能時間
■ 音声記録時のご注意
• カメラ前面部にある【マイク】を
必ず対象に向けてください。
• 指などで【マイク】をふさがない
ようにご注意ください。
• 録音の対象がカメラから遠くに離れると、きれいに録音されま
せん。
• 録音中に【電源ボタン】を押すか【モードダイヤル】を回すと、録
音は中止となり、その時点までの音声が記録されます。
• 撮影済みの静止画像に、後から音声を追加(アフターレコーディ
ング機能)することができます。また、録音済みの音声を記録し
直すこともできます(121ページ)。
【マイク】
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撮影する(応用編)
各種機能を設定する
RECモードにおいて、下記の機能を設定することができます。
• ISO感度
• オートフォーカス方式(AF方式)
• 測光方式
• 色彩効果(フィルター)
• シャープネス
• 彩度
• コントラスト
• グリッド表示のオン/オフ
• 撮影レビュー
• 左右キー設定
• 各種設定の記憶(モードメモリ)
• 各種設定のリセット
参考
• 上記以外に、次の機能も変更できます。操作方法につい
ては各ページをご覧ください。
−サイズ(57ページ)
−画質(58ページ)
−ホワイトバランス(66ページ)
−AFエリア(61ページ)
−音声付静止画(91ページ)
−フラッシュ光量(55ページ)
−デジタルズーム(52ページ)
ISO感度を変える
暗い場所で撮影するときやシャッター速度を速くしたいとき、
ISO感度が変更できます。使用目的に応じてISO感度を設定して
ください。
• ISO感度とは、光に対する感度をISO(写真フィルムの感度単
位)の数値で表したものです。数値が大きいほど感度が高くな
り、暗い場所での撮影に強くなります。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“ISO 感度”と選び、【】を押します。
3.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
感度が低い ISO 50 :ISO 50相当
ISO 100 :ISO 100相当
ISO 200 :ISO 200相当
感度が高い ISO 400 :ISO 400相当
オート :
撮影条件により自動調整します。
重要!
•
同じ撮影条件下でISO感度を上げるとシャッター速度は早
くなりますが、画像のノイズが増加しますので、きれいに
撮りたいときはなるべくISO感度を下げてください。
• ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、近くの被写体
の明るさが適正にならない場合があります。
参考
• キーカスタマイズ機能を使うと、【】【】でISO感度が
変更できるように切り替えられます(99ページ)。
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撮影する(応用編)
オートフォーカス方式(AF方式)を変える
オートフォーカス方法を変更できます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“AF方式”と選び、【】を押します。
3.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
ハイブリッド: 位相差センサー方式とコントラスト方式
を併用した方式で、オートフォーカスを
行います。通常はハイブリッドに設定し
てお使いください。
コンティニアス: 常に測距をし、レンズ移動によるピント
合わせをし続けることにより、高速な
オートフォーカスを行います。
コントラスト: コントラスト方式でオートフォーカスを
行うことにより、【位相差センサー】が隠
れてオートフォーカス動作ができなく
なってしまうことを防ぎます。
重要!
• オートフォーカス方式を“コンティニアス”に切り替える
と、常時レンズが動き続けるため、電池寿命は“ハイブ
リッド”よりも短くなります。
• ワイドコンバーター/テレコンバーター/クローズアッ
プレンズなどの外部レンズを装着して撮影するときは、
必ずオートフォーカス方式を“コントラスト”に設定して
ください(107ページ)。なお、オートフォーカス方式
を“コントラスト”に設定すると、オートフォーカス動作
は“ハイブリッド”よりも遅くなります。
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撮影する(応用編)
色を変える(フィルター)
フィルター機能を使用して、撮影時の画像の色彩効果を変更する
ことができます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“フィルター”と選び、【 】を押しま
す。
3.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
切/白黒/セピア/赤/緑/青/黄/ピンク/紫
参考
• フィルター機能を使うと、色彩効果用のレンズフィル
ターを装着して撮影したような画像になります。
測光方式を変える
測光方式を変更できます。
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“測光方式”と選び、【】を押します。
3.
【】【】で設定内容を選び、【SET】を押します。
マルチ(マルチパターン):
画面の全体を分割し、それぞれのエリアにつ
いて測光します。測光結果の明暗パターンに
よって撮影環境をカメラが自動的に判断し、
露出を決定します。さまざまなシーンで失敗
の少ない露出が得られます。
中央重点:
中央部を重点的に測光します。カメラ任せで
はなく、自分である程度露出をコントロール
したいときに使います。
スポット:
センターのごく狭い部分を測光します。周囲
の影響を受けずに、写したい被写体に露出を
合わせることができます。
重要!
•“マルチ”設定時にEVシフト(65ページ)を行うと、測光
方式が自動的に“中央重点”に切り替わります。EVシフ
トを“0.0”に戻すと、元の測光方式に戻ります。また、
マニュアル露出(70ページ)に切り替えたときも同様に
“マルチ”は“中央重点”に切り替わります。