User manual - File 2

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撮影する(応用編)
露出モード撮影時のご注意
被写体が暗すぎたり、明るすぎるときは、適正な明るさで撮影
できない場合があります。そのときは、Mモー(マニュアル露
出)で絞り値またはシャッター速度を適正な値に変更してくださ
い。
BULB”に設定することができるのは、Sモード(シャッター速
度優先AE)時とMモードマニュアル露出)時です。
“BULB”設定している場合は、【シャッター】を押し込んでい
る間(最長60 秒)露光し、【シャッター】を離すと露光を終了し
ます。
“BULB”設定している場合は、カードリモコンでのバルブ撮
影方法はカメラ本体でのバルブ撮影方法と異なりますので、ご
注意ください(114ページ)
CCDの特性上、シャッター速度が遅くなると、撮影した画像に
ノイズが発生します。そのため、シャッター速度が1秒より遅
くなると、自動的にノイズ軽減処理を行います。ただし、
シャッター速度が遅くなるほど、ノイズが目立って発生するよ
うになります。ノイズが気になるような撮影においては、
シャッター速度を4秒以上(4秒より速く)に設定してお使いく
ださい。また、ノイズ軽減処理のために撮影時間がシャッター
速度の約2倍以上になります。
シャッター速度を1/8秒より遅くした場合は、【液晶モニター】
で見える明るさと実際に撮影された画像の明るさが異なりま
す。
露出を固定して撮影する(AEロック撮影)
Mモード(マニュアル露出)以外の露出モードの撮影では、
【シャッター】を半押しすると露出は固定されますが、それとは独
立して露出を固定することができます。
下記のような条件下であらかじめ露出を固定した後、構図を決め
たり、ピントを合わせたいときに使用します。
露出を合わせたい被写体とオートフォーカスを使ってピン
トを合わせたい被写体が一致しないとき
フラッシュ撮影時、フラッシュを発光する前の露出で撮影
したいとき(シンクロ撮影)
1.
RECモードにして、露出を合わせたい被写体にカメラを
向けます。
2.
【AE-L】を押します
露出(絞り値とシャッター
速度)が固定され、【液
モニターAE-L”と表
示されます。
BKT
AE-L
AE-L