User manual - File 3

99
撮影する(応用編)
ヒストグラムを活用する
【DISP】を押して【液晶モニター】上にヒストグラムを表示させ
ことにより、露出(光の量や明るさ)をチェックしながら撮影する
ことができます。PLAYモードでは、撮影された画像のヒストグ
ラムを見ることができます。
ヒストグラム(輝度成分分布表とは、画像の明るさのレベルを
ピクセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、
横軸が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するた
めに充分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間調
(中央部分)、ハイライト(右側)に含まれているかどうかを確
することができます。もしもヒストグラムが片寄っていた場合
は、EVシフト(露出補正)を行うと、ヒストグラムを左右に移動
させることができます。なるべくグラフが中央に寄るように補
正をすることによって、適正露出に近づけることができます。
R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分が独立したヒストグラムも同時
に表示されますので、色ごとに「赤成分がオーバー「青成分がア
ンダー」のように各色の分布状況も直感的に把握することができ
ます。
参考
キーカスタマイズ機能で“EVシフト”の切り替えを
に割り当てると(108ページ)、ヒストグラムを確
認しながでEVシフトを行って撮影すること
ができます(68ページ)
ヒストグラム