動画を撮影する 動画の形式 動画の画質を決める 撮影前に、 動画の画質を選びます。動画の画質とは、 再生したと きの画像のきめ細かさや滑らかさ、 美しさを示す目安です。画質 を高品位にすると美しく撮影できますが、 撮影できる時間は短 くなります。 フレーム レート 画質 画素数 転送レート 高品位-HQ 640×480 pixels 約10.2メガ 25フレーム/ ビット/秒 秒 標準-Normal 512×384 pixels 約6.1メガ 25フレーム/ ビット/秒 秒 画質 サイズ 約2.45メガ 12.5フレーム/ ビット/秒 秒 高品位-HQ 約72.8MB 標準-Normal 約43.6MB 長時間-LP 約17.5MB 長時間-LP 1. 320×240 pixels 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ 画質” と選び、 【X】 を押す 3.
動画撮影時のご注意 動画を撮影する(ムービー) 動画とともに音声も記録されます。 音声はモノラルです。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ ムービー” のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ 3. シャッターを押して撮影 を開始する • 撮影中は、 “ されます。 4.
撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 逆光で人物を撮影したら顔が黒く写ってしまった、 またはサッ カーの試合を撮影したら選手の姿がブレて写ったなど、 被写体 や撮影条件によっては望みどおりの写真が撮れないことがあり ます。 そのようなときは、本機に収録している撮影シーンから、 望みのイメージに合ったシーンを選んでみてください。 操作は 【BS】を押して適切なシーンを選ぶだけです。 ■ 撮影シーンの例 • “人物を写します” • “風景を写します” ■ シーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を 押す ベストショットモードにな り、15個のシーン一覧が表示 されます。 • 赤枠で囲まれた画像が現 在選択されているシーン です。 • 初期状態では“ ( ”オー ト)が選択されています。 赤枠 シーン名 シーン番号 2.
3. 【SET】を押して、選んだシーンに決める 撮影できる状態に戻ります。 • 別のシーンに切り替えるまで、 同じシーンの設定で撮影 されます。 • 別のシーンを選び直すには、 手順1からの操作を繰り返し ます。 4.
シーンの説明画面での操作 選んだシーンの設定内容を見 たいときは、 シーン一覧で ズームレバーをスライドさせ ます。 説明画面では、 以下の操作が できます。 • 15個表示に戻る:ズームレバーをスライドさせる • 次の (前の)シーンを表示する: 【W】 【X】を押す • 表示中のシーンに決めて撮影できる状態に戻る: 【SET】を押す Վᐎ • シーンの説明画面で【SET】 を押して撮影できる状態に 戻った場合、 【BS】を押すと、 選んだシーンの説明画面が 表示されます。 ■ 自分好みの設定をベストショットに登録する (カスタム登録) うまく撮れた静止画の設定内容をベストショットモードに登録 して、 同じ設定で撮影することができます。 1. 60 撮影モードにして【BS】を押す 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“BEST SHOT” (新規登録)のシーン を選び、 【SET】を押す 3. 【W】 【X】 で登録したい静止画を選ぶ 4.
マイベストショットを削除する 自分で登録 (カスタム登録)したマイベストショットは以下の手 順で削除することができます。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. ズームレバーをスライドさせて、 説明画面を表示させる 3. 【W】 【X】で削除したいマイベストショットを選ぶ 4. 【▼】 ( )を押す 5. 【S】 【T】で “解除”を選び、 【SET】を押す 選択したマイベストショットが削除され、次のシーン (マイ ベストショットまたは新規登録)が表示されます。 手ブレや被写体ブレを軽減する 遠くの被写体を望遠で撮影したり、動きの速い被写体を撮影し たり、薄暗い場所で撮影したりするときに画像がぼやけたり流 れて見えることがあります。これはシャッターを押すときにカ メラが動いたり(手ブレ) 、被写体の動きが速すぎる (被写体ブ レ)ことが原因です。 ブレ軽減の機能を使って、このようなブレ を少なくすることができます。 次のどちらかの操作でブレ軽減の機能を選んでください。 ■ ベストショットから選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2.
Վᐎ • 【MENU】 を押してメニュー画面を表示し、ブレ軽減を設定 することもできます(34、159ページ)。 フラッシュなしで明るく撮影する 暗い場所で撮影するとき、カメラの感度を上げることにより、フ ラッシュを使わなくても画像が暗くなるのを防ぐことができます。 ᛵ • ISO感度を 「オート」にしていないと、 ブレ軽減の機能が働 きません(78ページ)。 • フラッシュが自動で発光した、または強制発光やソフト発 光に設定した場合、ブレ軽減アイコン“ ” は表示されて いますが、ブレ軽減機能は働きません。 • ブレ軽減で撮影した画像は、多少ざらついた感じがしたり 解像感が劣る場合があります。 • 手ブレや被写体ブレが大きい場合、ブレを軽減できない場 合があります。 • 動画を撮影するときも、手ブレを軽減しながら撮影するこ とができます。ただし、 ブレ軽減できるのは手ブレだけで、 被写体ブレには効果がありません(57ページ)。 • シャッター速度が遅くなる撮影をすると、手ブレによるブ レを軽減できない場合があります。その場合は、 三脚を使用 してください。 • 撮影時の明るさに応じて、撮影した画像に
ᛵ • フラッシュが自動で発光した、または強制発光やソフト発 光に設定した場合、高感度撮影機能は働きません。 • “高感度” のシーンで撮影した画像は、多少ざらついた感じ がしたり解像感がやや劣る場合があります。 • 極端に暗い環境では、思ったように明るく撮影できない場 合があります。 • シャッター速度が遅くなる撮影をする場合、手ブレを防ぐ ために三脚を使用してください。 • 撮影時の明るさに応じて、撮影した画像にノイズが発生す るため、自動的にノイズ低減処理を行う場合があります。 こ の場合、撮影が終了するまでの時間が長くなります。 名刺や書類などを撮影する(ビジネスショット) 名刺や書類、ホワイトボードなどの撮影時に、 撮影の立ち位置の 都合によって正面からは撮影できない場合があります。ビジネ スショットのシーンを選べば、斜めから撮影した画像を正面か ら撮影したかのように補正して撮影することができます。 補正処理前 補正処理後 ベストショットに2つのビジネスショットのシーンが用意され ています。 • “名刺や書類を写します” • “ホワイトボードなどを写 します” 撮りたいシーンを選んで撮
■ ビジネスショットのシーンを選ぶ 2. 【W】 【X】 で補正領域を選ぶ 1. 3. 【S】 【T】で“補正” を選び、 【SET】を押す 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “名刺や書類を写します” または “ホ ワイトボードなどを写します” のシーンを選び、 【SET】 を 押す 次に別のシーンを選ぶまでビジネスショットでの撮影がで きます。 ■ ビジネスショットで撮影する 1.
古く色あせた写真を蘇らせる (よみがえりショット) 古く色あせた写真を撮影し、 あせた色を補正することにより、古 い写真を最新のデジタル写真として蘇らせることができます。 ■ よみがえりショットのシーンを選ぶ 1. 2.
3. 【S】 【T】 で “決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) に入り、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • 補正せずに保存するときは、 “キャンセル” を選びます。 4. ズームレバーをスライドさ せて枠を拡大/縮小し、補 正する画像の大きさを決め る 5.
複数の写真を組み合わせて撮影する (レイアウトショット機能) 複数のフレーム毎に撮影を行い、 最終的にレイアウトした画像 のみを記録する機能です。 • レイアウトショット (2枚撮影) 1. • レイアウトショット (3枚撮影) 撮影モードにして、 【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “レイアウトショット” (2枚撮影) ま たは“レイアウトショット” (3枚撮影)を選び、 【SET】を 押す 3. 【W】 【X】 で背景の色を変える 4.
被写体を自動的に追従して撮影する (オートフレーミング機能) 動きのある被写体に追従し、 被写体が中心にある写真を撮るこ とができます。 1. 撮影モードにして、 【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “オートフレーミング” を選び、 【SET】を押す 3. 撮影したい被写体にフォー カスフレームを合わせて シャッターを半押ししたま まにする フォーカスフレーム フォーカスフレームとトリ ミング枠が被写体の動きに 追従します。 • シャッターを半押しして いる間、 被写体にピントを 合わせ続けます。 4.
よりよい撮影のための設定 ピントの合わせかたを変える ピント合わせの方法には、 以下の5種類があります。これらをフォーカスモードといいます。最初はオートフォーカスモードが選択され ています。 フォーカス モード オート フォーカス マクロ (接写) 説明 ピントが合う距離※ シャッター半押しで自動的にピントが合います。 自動調整 オートフォーカスモードは動画撮影時は使用できません。 (約40cm~∞(無限遠) ) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 近くのものを撮影するときに使用します。 動画撮影時のマクロモードは固定焦点となります。 自動調整 (約10cm~約50cm) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 パン フォーカス パンフォーカスモードは、動画撮影時のみ使用できます。 比較的広い範囲にピントが合うように固定されます。 オートフォーカスが難しい状況に使用します。 距離固定 • ピントの合う範囲は光学ズームの位置で変わります。 無限遠 ピントは無限遠に固定されます。景色などの遠景の撮影に 使用します。 無限遠 マニュア 手動でピントを合わせることができます。 ル
フォーカスモードは次の手順で変えます。 自動でピントを合わせる(オートフォーカス) 1. 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で上から3番目の項目 (フォーカス方式)を選ぶ 3. 【S】 【T】でフォーカス方 ピントを合わせたい被写体をフォーカスフレームの中 に入れて、 シャッターを半押しする ピント合わせが行われます。 ピントが合ったかどうかは動作確認用ランプとフォーカス フレームの点灯のしかたによって分かります。 フォーカスモードのアイコン 式を選び、 【SET】を押す 液晶モニターに、 設定した フォーカスモードが表示さ れます。 • 各フォーカスモードでの 撮影方法は次の項以降で 説明します。 動作確認用ランプ F2.8 フォーカスフレーム 状況 動作確認用ランプ フォーカスフレーム ピント合わせ完了 緑点灯 緑点灯 ピント合わせでき ない 緑点滅 赤点灯 2.
ᛵ 近くを撮影する(マクロ) • オートフォーカスモードは動画撮影時は使用できません。 自動的にパンフォーカスモードになります。 1. Վᐎ 2.
オートフォーカス/マクロモードでの撮影テクニック オートフォーカスの測定範囲 (AFエリア)を変える オートフォーカス (AF) の測定範囲を変更することができます。 1. Վᐎ •“ マルチ”に設定すると、 9つのフォーカスフレームが表 示されます。 シャッターを半押しすると、ピントが合った場 所のフォーカスフレームが緑色で表示されます。 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、 【X】を押す “ スポット” “ 追尾”の場合 “ マルチ” の場合 3.
フォーカスロック クイックシャッター フォーカスフレームに入らない被写体にピントを合わせて撮影 したいときは、 フォーカスロックというテクニックを使います。 • AFエリアは、 “ スポット”または“ 追尾”にしておきます。 クイックシャッター機能を使うと、シャッター半押しによる オートフォーカスが完了する前にシャッターを全押しすること で、通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わ せて撮影することができます。シャッターチャンスを逃さずに 撮影することができます。 • 正確にピントが合わない場合があります。 1. ピントを合わせたい被写体 をフォーカスフレームに入 れて、 シャッターを半押し する ピントを合わせたい被写体 1. F2.8 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“クイックシャッター”と選び、 【X】を 押す フォーカスフレーム 2. シャッターを半押ししたま ま、撮影したい構図を決め る • AFエリアを“ 追尾” に した場合は、 被写体と一緒 にフォーカスフレームが 動きます。 3. 3.
ピントを固定して撮影する(パンフォーカス) 手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス) パンフォーカスモードは、 動画撮影時のみ使用できます。パン フォーカスモードでは、 比較的広い範囲にピントが合うように 調整されるので、 オートフォーカス動作は行われません。 被写体を拡大表示させた状態で、手動でピント調整ができます。 走ってくる列車などを撮影するときに便利です。あらかじめ列 車の通過点の目標物(電柱など) に手動で合わせておくことで、 ピント合わせの操作をせずに素早く撮影ができます。 1. シャッターを全押しして撮影する 1. ピントを合わせたい被写体 を黄色枠に入れる 2. 液晶モニターを見ながら 【W】 【X】 でピントを合わせ る 遠くを撮影する(無限遠) ∞ (無限遠)にピントが固定されます。 景色など遠景を撮影する ときに使用します。 車や列車の窓ごしなど、オートフォーカスが 難しいところからの景色の撮影にも活用できます。 1.
Վᐎ • マニュアルフォーカス撮影時に光学ズーム(45ページ)を 行うと、画面上に下記のような撮影可能な距離の範囲が表 示されます。 例:MF cm - ∞ ※ には数字が入ります。 ᛵ • マニュアルフォーカスを選択しているとき、キーカスタマ イズ機能で設定した【W】 【X】の設定は使用できません (84 ページ)。 明るさを補正する(EVシフト) 撮影時の明るさに応じて、露出値 (EV値)を手動で補正すること ができます。逆光での撮影、 間接照明の室内、背景が暗い場合の 撮影などに利用すると、より良好な画像が得られます。 露出補正値:-2.0EV~+2.0EV 補正単位 :1/3EV 1. 撮影モードにして 【SET】を押す 2. 【S】 【T】で下から2番目の項目(EVシフト) を選ぶ 3.
【W】 :-方向に補正。 黒い物の撮影や晴天の野外などの撮影 に向きます。 露出補正値を元に戻したいときは、反対方向に露出補正し て“0.0” に合わせてください。 4. 【SET】を押す 露出値が補正されます。 次に露出補正を変えるまで、 設定した露出補正値で撮影 できます。 露出補正値 ᛵ • 明るすぎたり、暗すぎたりするときは、 露出補正ができない 場合があります。 76 よりよい撮影のための設定 Վᐎ • 【MENU】を押してメニュー画面を表示し、 露出補正するこ ともできます (34、 159ページ) 。 • 測光方式をマルチパターン測光 (画面全体を分割し、それぞ れのエリアの測光データを元に露出を決めます) に設定し ているときに露出補正を行うと、 測光方式が自動的に中央 重点測光 (中央部を重点的に測光します)に切り替わりま す。 露出補正値を“0.
色合いを変える(ホワイトバランス) 曇りの日に写真を撮ると被写体が青っぽく写ることがあります。 また白色蛍光灯の光で撮ると被写体が緑がかって写ることがあり ます。 このような現象を防ぎ、 光源に合わせて被写体を自然な色合 いで撮影できるように調整する機能がホワイトバランスです。 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で下から3番目の項目 (ホワイトバランス) を選 ぶ 3.
1. 撮影モードにして【SET】を押す ISO感度を変える 2. 【S】 【T】で下から3番目の項目 (ホワイトバランス) を選 ぶ 3. 【W】 【X】で“ MWB マニュアルWB”を選ぶ 液晶モニターには、 前回設定したバランスで被写体が表示 されます。この設定で使う場合は、 手順5に進んでください。 4. 撮影場所で画面全体に 白い紙を写した状態で シャッターを押す 白い紙 “完了”と表示されたらホ ワイトバランスの調整は 完了です。 ISO感度とは、光に対する感度を表したものです。数値が大きい ほど感度が高くなり、暗い場所での撮影に強くなります。 シャッ ター速度を速くしたいときにもISO感度を高くします。 同じ撮影 条件下ではISO感度を高くするとシャッター速度は早くなりま すが、画像は多少ざらついた感じ (ノイズが増加した画像)にな りますので、きれいに撮りたいときはなるべくISO感度を低くし てください。 1. 撮影モードにして 【SET】を押す 2. 【S】 【T】で上から6番目の項目(ISO感度)を選ぶ 3.
ᛵ • ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、 近くの被写体の 明るさが適正にならない場合があります。 • 動画撮影では、ISO感度がどこに設定されていても、常に “オート” に設定されます。 • キーカスタマイズ機能を使うと、 【W】 【X】 を押すだけでISO 感度を変更することができます(84ページ)。 光の測りかたを変える(測光方式) 測光方式とは、被写体のどの部分の露出を測るかを決定する方 式のことです。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“測光方式”と選び、 【X】を押す 3.
ᛵ • “マルチ” 設定時にEVシフト(75ページ)を行うと、 測光方 式が自動的に“中央重点” に切り替わります。EVシフトを “0.0”に戻すと、 元の測光方式に戻ります。 • “マルチ” 設定時は、撮影モードの情報表示に戻ったときに アイコンが表示されません(157ページ)。 黒つぶれを軽減する(ダイナミックレンジ) 撮影される画像の明るい部分はそのままで、黒つぶれを軽減し、 ダイナミックレンジを拡大したかのような撮影ができます。例 えば、逆光で被写体が黒ずんでしまう場合などに、 可能な限り黒 つぶれを抑えて撮影することができます。 1. Վᐎ • キーカスタマイズ機能を使うと、 【W】 【X】 を押すだけで測 光方式を変更することができます(84ページ)。 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“ダイナミックレンジ”と選び、 【X】を 押す 3.
人物の肌のざらつきを軽減する(美肌処理) 鮮明さを変える(シャープネス) 撮影される人物の肌のざらつき (ノイズ)を軽減します。 撮影される画像の輪郭の鮮鋭度を設定できます。 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“美肌処理”と選び、 【X】 を押す 2. “画質設定”タブ→“シャープネス”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す 3.
明暗の差を変える(コントラスト) 撮影される画像の明暗の差を設定できます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“コントラスト”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す +2(明暗がもっともクッキリする) から-2(明暗がもっと も平坦になる)までの5段階から選べます。 日付や時刻を写し込む(タイムスタンプ) 撮影時に画像の右下に、 日付や時刻を写し込むことができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“タイムスタンプ”と選び、 【X】 を押す 3.
露出を確認する(ヒストグラム) 液晶モニター上にヒストグラムを表示させることで、 露出(光の 量や明るさ) をチェックしながら撮影することができます。再生 モードでは撮影された画像のヒストグラムを見ることができま す。 ヒストグラム ■ ヒストグラムの見かた ヒストグラム(輝度成分分布表) とは、画像の明るさのレベルを ピクセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、 横 軸が明るさを表します。もしもヒストグラムが片寄っていた場 合は、露出補正 (EVシフト)を行うと、 ヒストグラムを左右に移動 させることができます。なるべくグラフが中央に寄るように補 正をすることによって、適正露出に近づけることができます。 さ らに静止画ではR(赤) 、G (緑)、 B(青)の色成分が独立したヒスト グラムも同時に表示されますので、色ごとに 「赤成分がオー バー」 「青成分がアンダー」のように各色の分布状況も直感的に 把握することができます。 典型的なヒストグラムの例 1.
全体的に明るい画像は右寄りのヒス トグラムになります。 また、あまり右 に寄り過ぎていると、 白飛びを起こし ている可能性もあります。 全体的に適度な明るさの画像は中央 寄りのヒストグラムになります。 ᛵ • 撮影したい画像を意図的に露出オーバーやアンダーにする 場合もあるので、必ずしも中央に寄ったヒストグラムが適 正となる訳ではありません。 • 露出補正には限界がありますので、調整しきれない場合が あります。 • フラッシュ撮影など、撮影したときの状況によっては、 ヒス トグラムによりチェックした露出とは異なる露出で撮影さ れる場合があります。 84 よりよい撮影のための設定 撮影を補助するいろいろな機能 撮影モードでは、次のことを行うことができます。 • 【W】 【X】 キーに機能を割り当てる • 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を表示する • 撮影した画像を確認する • 設定を記憶させる • 各種設定をリセットする 【W】 【X】キーに機能を割り当てる (キーカスタマイズ) 【W】 【X】キーに以下の5つのうちどれか1つの機能を割り当てる ことができます。割り当てた機能は撮影モー
3. 【S】 【T】で割り当てる機能を選び、 【SET】を押す 【W】 【X】を押すだけで、割り当てた機能を使うことができる ようになります。 撮影時に構図の目安となる基準線(グリッド)を 表示する 撮影時、 液晶モニターに方眼を表示します。カメラを水平や垂直 に保つのに便利です。 撮影した画像を確認する(撮影レビュー) お買い上げいただいたときは、撮影直後の画像を液晶モニター で確認することができます。この機能を使えなくすることもで きます。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、 【X】を押す 3. 【▲】 【▼】で設定項目を選び、 【SET】を押す 入:撮影した画像が約1秒間表示されます。 切:撮影した画像は表示されません。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“グリッド表示”と選び、 【X】 を押す 3.
画面上のアイコンの意味を確認する (アイコンガイド) 撮影モード時に液晶モニター上でアイコンの意味を確認しなが ら操作することができます (157ページ) 。 • アイコンの意味を確認できる機能は、 次の通りです。 – 撮影モード、測光方式、 フラッシュ、ホワイトバランス、 セル フタイマー、EVシフト ただし、測光方式、ホワイトバランス、 セルフタイマー、EVシ フトのアイコンの意味は、キーカスタマイズ機能(84ページ) を “測光方式” 、 “ホワイトバランス” “セルフタイマー”、 、 “EV シフト”に設定したときにのみ表示されます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“アイコンガイド”と選び、 【X】を押す 3.
機能 入 切 ベストショット※1 ベストショット状態を解除 フラッシュ オート フォーカス方式 オート ホワイトバランス オート ISO感度 オート AFエリア スポット 測光方式 最後の状態 マルチ セルフタイマー 切 フラッシュ光量 0 デジタルズーム 入 MF位置 MF(マニュアルフォーカ ス) に切り替える前の位置 ズーム位置※2 ワイド端 ※1 “入” の場合は前回の選択シーンとなり、 “切”の場合は通常 の静止画(オート) になります。 ※2 ズーム位置では光学ズームの位置だけを記憶します。 各種設定をリセットする 本機の設定内容を初期値(ご購入直後の設定) に戻すことができ ます。初期値については 「メニュー一覧表」 (159ページ) をご覧 ください。 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“リセット”と選び、 【X】 を押す 3.