静止画を撮影する カメラの正しい構えかた カメラは、 片手で持つと手ブレの原因になります。両手でしっか り持って撮影してください。 • 誤ってカメラを落とすことのないように、 必ずストラップを 取り付け、ストラップに指や手首をかけて操作してください。 • 付属のストラップは本機専用です。 他の用途に使用しないで ください。 • ストラップを持って本機を振り回さないでください。 横に持つとき ᛵ • 指やストラップが図に示す部分をふさがないようにしてく ださい。 AF補助光/セルフタイマーランプ 縦に持つとき フラッシュ Վᐎ 図のように持ち、 脇をしっか り締めてください。 38 静止画を撮影する マイク レンズよりフラッシュが上に くるように持ちます。 レンズ • シャッターを押し切った瞬間にカメラがぶれたり、 オート フォーカス動作中 (シャッター半押し時)にカメラがぶれる と、 きれいな画像が撮れません。正しく構えて、 シャッター を静かに押し、 シャッターを押し切った瞬間にカメラが動 かないようにしてください。 特に暗い場所で撮影するとき はシャッター速度が遅くなるので、 注意
3. 撮影する ピントが合った状態でシャッターを最後まで押し込みます。 1. 【 (撮影)を押して撮影 】 モードにする 液晶モニターに、 被写体(人 や風景など)と、オート撮影 アイコン“ ” が表示され ていることを確かめます。 オート撮影アイコン“ ” 以外のアイコンが表示され るときは、 “オート”に切り替 えます(63ページ) 。 2.
ピントが合っていない場合 ■ シャッターを半押しせずに一気に押し込んだときは フォーカスフレームが赤のままで、 動作確認用ランプが緑に点 滅しているときは、 ピントが合っていません(被写体との距離が 近すぎるときなど) 。もう一度カメラを被写体に向け直して、 ピ ント合わせをしてみてください。 シャッターを半押しせずに一気に押し込んでも、静止画を撮影 することができます。ただし、 クイックシャッター(79ページ)の 設定状態により、カメラは次のように動作します。 撮影した静止画を確認するには 撮影した静止画は少しの間液晶モニターに表示されますが、 すぐに消え、 次の撮影ができる状態になります。 撮影した静止画をゆっくり確認したいときは、 【 】 (再生) を押して再生モードにします。 【W】 【X】を押すと、 前後の画 像を確認することができます。 撮影モードに戻るには 【 40 】 (撮影)を押します。 静止画を撮影する クイックシャッターが“入” のときは 通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わせる ので、シャッターチャンスを逃さず撮影できます。 動きの速い被 写体を撮影す
画像サイズを決める デジタルカメラの画像は、 小さな点(画素・pixels) の集まりです。 画像サイズとは、 その画像がいくつの画素でできているかを示 すもので、 横×縦の画素数で表します。お買い上げいただいたと きは、 10M (3648×2736)(画素・pixels)で撮影するように設定 されています。 画像サイズが大きいほど、メモリーに保存できる 枚数が少なくなります。 • 画像サイズ、画質と保存できる枚数→174ページ ここでの設定は、静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画像サイズについて→59ページ 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの1番上の項目 (画像サイズ)を 選ぶ 3.
画質を決める AF補助光の発光をやめる 本機では、 「高精細-F」 (画質優先) 「標準-N」 、 「エコノミー-E」 、 (撮 影枚数優先) のいずれかの画質を選ぶことができます。お買い上 げいただいたときは、 「標準-N」で撮影されるように設定されて います。 画質を優先したいときは「高精細-F」 を、撮影枚数を優先 したいときは 「エコノミー-E」を選んでください。 • 画像サイズ、画質と保存できる枚数→174ページ ここでの設定は、静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画質について→59ページ AF補助光とは、 暗い場所での撮影 AF補助光/ セルフタイマーランプ のときなどにピント合わせをしや すくするために、シャッターを半押 ししているときに必要に応じて発 光する光のことです。AF補助光発 光時は、AF補助光/セルフタイ マーランプが点灯します。明るい場 所では、AF補助光は発光しません。 お買い上げいただいたときはAF補 助光が発光するように設定されています。 至近距離で人物などを撮影するときは、次のように操作してAF 補助光が発光しないようにすることをおすすめします。 1.
静止画撮影時のご注意 ■ 操作について • 動作確認用ランプが緑に点滅しているときに電池カバーを開 けないでください。今撮影した画像が正しく保存されない、記 録されている画像が壊れてしまう、 カメラが正常に動作しな くなる、などの原因になります。 • 不要な光がレンズに当たるときは、 手でレンズを覆って撮影 してください。 ■ 撮影時の画面について • 液晶モニターに表示される被写体の画像は、 確認のための画 像です。実際は、 設定した画質で撮影されます。 • 被写体の明るさにより、液晶モニターの表示の反応が遅く なったり、ノイズが出ることがあります。 ■ 蛍光灯の部屋での撮影について • 蛍光灯のごく微妙なちらつきにより、 撮影画像の明るさや色 合いが変わることがあります。 オートフォーカスの制限事項 • 次のような被写体に対しては、 ピントが正確に合わないこと があります。 – 階調のない壁など、 コントラストが少ない被写体 – 強い逆光のもとにある被写体 – 明るく光っている被写体 – ブラインドなど、 水平方向に繰り返しパターンのある被写体 – カメラからの距離が異なる被写体がいくつもあるとき
ズーム撮影する 本機では、 光学ズーム(レンズの焦点距離を変える方式) で3倍ま で、 デジタルズーム(画像中央をデジタル処理で拡大する方式) でさらに12~45.2倍(光学ズームとの併用)までのズーム撮影 ができます。 デジタルズームの倍率は、画像サイズ (41ページ) の 設定によって異なります。 3. ᛵ • デジタルズームでは、倍率が高くなるほど撮影画像は粗く なります。ただし、 本機では一部粗くならずに撮影できる範 囲があります(45ページ)。 • タイムスタンプ(86ページ)を設定して撮影すると、 デジタ ルズームは働きません。 1. 撮影モードにする 2.
■ 光学ズームとデジタルズームの切り替えポイント 手順2で【 】 にズームレバーをスライドさせたままにすると、 光学ズームの倍率が最も高くなったところでズーム動作が停止 します。 いったん離し、続けて 【 】にズームレバーをスライド させるとデジタルズームも作動し、 さらにズームの倍率が高く なっていきます。 • デジタルズームに切り替わると、 液晶モニターにデジタル ズーム表示が現われます。また、ズームバーでおおよその倍率 を確認することができます。 画像に劣化が生じない範囲 画像に劣化が生じる範囲 3~17.1*倍 1倍 光学ズーム/デジタルズーム 切り替えポイント 12~45.
• デジタルズームの倍率は画像サイズ (41ページ) の設定によっ て異なります。 画像サイズが小さいほど高倍率になります。 • 一般的にデジタルズームを使用した画像は粗くなりますが、 本機では、画像サイズが“5M (2560×1920 pixels)” 以下の場 合、画像は粗くならない範囲があります(HDズーム)。 液晶モ ニターには、デジタルズームしても劣化しない倍率の境界が 表示されており、その境界までは劣化せずにズームできます。 劣化しない倍率は、画像サイズによって変化します。 • “オートフレーミング”では、 画像サイズが“5M(2560×1920 pixels)”になりますが、画像に劣化が生じない範囲は、 3倍とな ります。 フラッシュを使う 撮影条件に合わせて、フラッシュの発光方法を切り替えること ができます。 発光方法 フラッシュ 露出 (光の量や明るさ)に応じて自動的に発 オート 光します。 • お買い上げ時の設定です。 発光禁止 フラッシュは発光しません。 強制発光 フラッシュは常に発光します。 • 日中、逆光で被写体が暗く写るときに設定 すると、明るく撮影できます(日中シンク
1. 撮影モードにして【SET】を押す 赤目軽減について 2. 【▲】 【▼】 で操作パネルの上から2番目の項目(フラッ シュ) を選ぶ 3. 【W】 【X】で発光方法を選 び、 【SET】を押す 液晶モニターにフラッシュ の発光方法が表示されます。 4.
■ フラッシュの状態を確認する シャッターを半押ししてピント合わせをしているとき、 液晶モニ ターや動作確認用ランプでフラッシュの状態を確認できます。 動作確認用ランプ フラッシュ充電中はオレンジに点滅します。 2 ■ フラッシュ撮影時の光量不足を補う (フラッシュアシスト) フラッシュが届く範囲よりも遠い被写体を撮影すると、フラッ シュの強さが充分でないため、被写体が暗く写ってしまうこと があります。フラッシュアシスト機能を使うと、 撮影した被写体 の明るさを補正し、フラッシュの光が遠くへ届いたときと似た 効果が得られます。 N AF フラッシュ発光時は“ ” を表示 • 充電が完了して動作確認用ランプのオレンジ色の点滅が消え るまでは、次のフラッシュ撮影はできません。 ■ フラッシュの強さ(光の量)を変える 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“フラッシュ光量”と選び、 【X】を押す 3.
ᛵ • 被写体によっては思ったような効果が得られないことがあ ります。 • 下記の操作を行うと、フラッシュアシスト機能を使っても 撮影結果にほとんど変化が表れないことがあります。 – フラッシュの強さを変えたとき(48ページ) – 明るさを補正(EVシフト) したとき(81ページ) – ISO感度を切り替えたとき(83ページ) – コントラストの設定を切り替えたとき(86ページ) ■ フラッシュ使用時のご注意 • 被写体までの距離が遠かったり近かったりすると、 適切な効 果が得られません。 • フラッシュの充電時間は、使用条件(電池の状態や周囲の温度 など)により異なります。フル充電の電池では、 数秒~7秒程度 かかります。 • 暗い場所でフラッシュを発光禁止にして撮影すると、 シャッ ター速度が遅くなり、手ブレの原因になります。カメラを三脚 などで固定してください。 • 赤目軽減機能では、フラッシュは露出に合わせて自動的に発 光します。明るい場所では発光しません。 • 外光や蛍光灯など他の光源があると、 色味が変わることがあ ります。 セルフタイマーを使う シャッターを押してから一定の時間後にシャッタ
4.
何枚も連続して撮影する(連写) 本機は4種類の連写(連続撮影) ができます。 連写の種類 説明 通常連写 モード メモリーの空き容量いっぱいまで連続撮影 ができます。 高速連写 モード 通常連写よりも速い間隔で、メモリーの空き 容量いっぱいまで連続撮影ができます。ただ し、記録する画像サイズは、 2M(1600× 1200 pixels)に固定になります。 フラッシュ フラッシュを発光し、最大3枚まで連続撮影 連写モード ができます。 ズーム連写 液晶モニターに表示された画像と被写体の モード 一部を拡大した画像を同時に記録すること ができます。 Z 通常連写モード/高速連写モード/フラッシュ 連写モードで撮影する 1.
ᛵ • ズーム連写モードでは、撮影する際にシャッターを押し続 ける必要はありません。 • ズーム連写モードでは、下記の機能は使用できません。 – デジタルズーム – 顔認識 • 画像サイズの設定が“3:2(3648×2432 pixels)”、 “16:9 (3648×2048 pixels)”の場合、 ズーム連写はできません。 • 画像サイズを “10M (3648×2736 pixels)” “5M 、 (2560× 1920 pixels)” に設定して撮影した場合の拡大された画像 は、 画像のサイズが “3M (2048×1536 pixels) ” となります。 • ピント合わせの方法をオートフォーカスに設定した場合、 ズーム連写時の測定範囲(AFエリア)は、 拡大場所を指定す るための枠の中心(スポット) に自動的に切り替わります (78、84ページ)。 連写時のご注意 • 連写では、露出/フォーカス位置は1枚目を撮影した際に固定 されますので、2枚目以降は1枚目と同じ露出/フォーカス位 置で撮影されます。 • 下記の撮影では、連写はできません。 – ベストショット撮影の一部( “レイアウトシ
静止画に音声を加える(音声付き静止画) 静止画に音声を付け加える (録音する)ことができます。 撮影し た静止画の説明を自分の声で録音する、 その場の雰囲気も音で 一緒に残す、 撮影された人の言葉も残すなど、自由にご利用くだ さい。 • ひとつの静止画につき、最長約30秒まで録音できます。 2. もう一度シャッターを押して録音を開始する 3. さらにもう一度シャッターを押して録音を終了する シャッターを押さなくても、約30秒経過すると録音は終了 します。 • 音声付き静止画撮影をやめて、通常の静止画撮影に戻る ときは、 「音声が録音できる状態にする」の手順3で “切”を 選びます。 ■ 音声が録音できる状態にする 1. 録音した音声を聞くには 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“音声付静止画”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で “入”を選び、 【SET】 を押す ■ 音声を録音する 1.
Վᐎ • 音声付き静止画は、パソコンに保存して、 QuickTimeで再生 することができます(143、152ページ) 。 • 音声付き静止画のデータ形式などは以下のとおりです。 – 画像形式:JPEG(拡張子は. JPG) – 録音形式:WAVE/ADPCM記録形式(拡張子は.WAV) – 音声ファイルサイズ:約165KB(約5.
3. 【W】 【X】で“ 4. 顔認識:通常認識”を選び、 【SET】を押す 人物にカメラを向ける 人物の顔を検出します。 検出 が終了すると、 検出した顔に フレームが表示されます。 5. 6. シャッターを半押しする 特定の人物の顔を最優先して撮影する (ファミリー優先認識モード) ■ 家族など特定の人物の顔をデータ登録する (ファミリー登録) ファミリー優先認識モードでは、あらかじめ撮影時に優先させ たい家族や友人の顔データをカメラに登録しておく必要があり ますので、初めにファミリー登録を行ってください。 ピントの合った顔のフレームが緑色に変わります。 1. シャッターを全押しして撮影する 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から3番目の項目(顔認識)を 撮影モードにして 【SET】を押す 選ぶ 顔の明るさが適切になるように調整して撮影します。 3. 【W】 【X】 で“ Վᐎ • 顔認識撮影時にAFエリアを “ 追尾”に設定すると、 シャッターを半押ししたとき、顔の動きに合わせてフォー カスフレームが追尾します(78ページ)。 4.
Վᐎ • 人物の顔データは最大6人分まで登録できます。 • 登録した人物の顔データは、内蔵メモリー内の 「FAMILY」 フォルダに保存されます(155ページ)。 このフォルダ内の データに手を加えると、カメラが正常に動作しなくなる恐 れがありますので、消去したり編集したりしないようにご 注意ください。 5. 【W】 【X】 で名前を選び、 【T】を押す • 名前はあらかじめ用意されている12種類の中から設定で きます。 6. 【W】 【X】 で撮影時の優先順位を選び、 【SET】を押す • 優先順位は“ (低) ” ~“ (高)の4段階の間 ” で設定できます。 “ ” (無効) に設定すると、その顔は 認識されなくなります。 ■ 登録した顔データの優先順位を設定する (ファミリー編集) ファミリー登録した顔データを消去する 人物の顔データをカメラに登録したら、 その顔データに名前と 撮影時の優先順位を設定します。 1. 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から3番目の項目(顔認識)を 選ぶ 3.
■ ファミリー登録/編集した人物の顔を最優先して 撮影する ファミリー登録/編集が終了後は、 家族や友人など優先順位を 付けた人物の顔を最優先して撮影することができます。 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から3番目の項目(顔認識)を 選ぶ 3. 【W】 【X】で“ 顔認識:ファミリー優先”を選び、 【SET】 を押す 4. 人物にカメラを向ける 登録した顔データの人物の顔 を検出します。 検出が終了す ると、 検出した顔にフレーム が表示されます。 • フレームの色は、 撮影時の 優先順位に合わせて “白” (低)→ “黄”→ “緑” (高)と色分け表示されます。 “緑” のフ レームの人物が撮影時に最優先の人物となります。 5. 6. シャッターを全押しして撮影する Վᐎ • ファミリー優先認識モードでは、 AFエリアは “ 設定されます (78ページ)。 追尾”に 人物の顔の検出方法を設定する (優先設定) 人物の顔を検出するとき、検出する速度と検出する人数のどち らかを優先させることができます。 1.
顔認識撮影時のご注意 • 一度に検出できる人物の顔は、 優先設定が“スピード優先” の ときに最大5人、 “人数優先” のときに最大10人です。 • 次のような人物は、顔が検出できません。 – 顔の一部が頭髪、サングラス、 帽子などでさえぎられている 人物 – 顔に濃い影が落ちている人物 – 顔が横や斜めに傾いている人物 – 顔が横向きの人物 – 距離が遠すぎて、顔が小さすぎる人物 – 距離が近すぎて、顔が大きすぎる人物 – 極端に暗い場所での人物 • ペットなど人物以外の被写体の顔は検出されません。 • ファミリー登録されている人物であっても、 表情などの状況 や周囲の環境によっては正しく認識 (最優先)されない場合が あります。 • 同じ人物の顔を室内と屋外で、 または表情やアングルを変え て重複登録しておくことで、 その人物の認識率を向上させる ことができます。 • ファミリー優先認識モードでは、 顔が同一人物かどうかの照 合を行うため、通常認識モードよりも顔の検出速度がやや遅 くなります。また、 通常認識モードと比べて、 距離が遠くて小 さい顔の認識はできません。 • 顔が見つからない状態でシャッター
動画を撮影する 動画の形式 動画の画質を決める 撮影前に、 動画の画質を選びます。動画の画質とは、 再生したと きの画像のきめ細かさや滑らかさ、 美しさを示す目安です。画質 を高品位にすると美しく撮影できますが、 撮影できる時間は短 くなります。 • 動画の撮影可能時間は、最大10分となります。10分を超える と、自動的に撮影は終了します。 画質(pixels) 転送レート 撮影した動画は、MOV形式、H264/AVC準拠で記録されます。 本機で撮影した動画は、パソコンにコピーしてQuickTime 7で 再生することができます。 動画のサイズ 1分間撮影した動画のファイルサイズは、おおよそ以下のとおり です。 フレームレート 640×480 約5.8メガビット/秒 25フレーム/秒 画質 サイズ UHQワイド 848×480 約7.0メガビット/秒 25フレーム/秒 UHQ 約43.3MB 25フレーム/秒 UHQワイド 約52.3MB 約20.8MB UHQ HQ 640×480 約2.8メガビット/秒 HQワイド 848×480 約3.
動画撮影時のご注意 動画を撮影する(ムービー) 動画とともに音声も記録されます。 音声はモノラルです。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ ムービー” のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ 3. シャッターを押して撮影を 開始する • 撮影中は、 “ れます。 4.
短時間の動画を撮影する(ショートムービー) シャッターを1回押すと、 その前後の4秒間が動画として記録さ れます。 • シャッターを押す前の4秒も記録されるので、 子供のちょっと したしぐさなど、撮りのがしたくないシーンをしっかり記録 できます。 • 決定的シーンの静止画がほしいときは、 ショートムービーで 撮影し、そこから気に入ったシーンをモーションプリント機 能(112ページ)で静止画にする、という使いかたもできます。 シャッター 3. カメラを被写体に向け、 シャッターを押す 後半4秒間の動画が記録され、 撮影は終了します。 早めに撮影を終了したいときは、もう一度シャッターを押 します。 ᛵ • シャッターを押す前から、 動画の記録は始まっています。カ メラをしっかり被写体に向けておいてください。 ここだ、と 思ったときにシャッターを押します。 シャッターを押すと、 押した後の撮影時間が4、3、 2、1・ ・・とカウントダウン表示 されます。 記録される動画 撮影開始 4秒 1. 4秒 撮影モードにして【BS】を押す 2.
撮影開始前のシーンも動画に記録する (パストムービー) パストムービーは、 シャッターを押して撮影開始、もう一度 シャッターを押して撮影終了する点は普通のムービーと同じで すが、 撮影を開始する約5秒前から動画が記録されます。決定的 シーンの撮りのがしを防ぐことができます。 シャッター シャッター 記録される動画 撮影開始 撮影終了 約5秒 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “パストムービー”のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ ” が表示されます。 この状態で、パストムービーの撮影ができます。 3. 62 カメラを被写体に向け、シャッターを押して撮影を開始 する 動画を撮影する 4.
撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 逆光で人物を撮影したら顔が黒く写ってしまった、 またはサッ カーの試合を撮影したら選手の姿がブレて写ったなど、 被写体 や撮影条件によっては望みどおりの写真が撮れないことがあり ます。 そのようなときは、本機に収録している撮影シーンから、 望みのイメージに合ったシーンを選んでみてください。 操作は 【BS】を押して適切なシーンを選ぶだけです。 ■ 撮影シーンの例 • “人物を写します” • “風景を写します” ■ シーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す ベストショットモードにな り、15個のシーン一覧が表 示されます。 • 初期状態では“ ” (オート) が選択されて います。 枠(現在選択されているシーン) シーン名 シーン番号 2.
3. 【SET】を押して、選んだシーンに決める 撮影できる状態に戻ります。 • 別のシーンに切り替えるまで、 同じシーンの設定で撮影 されます。 • 別のシーンを選び直すには、 手順1からの操作を繰り返し ます。 4.
シーンの説明画面での操作 選んだシーンの設定内容を見 たいときは、 シーン一覧で ズームレバーをスライドさせ ます。 説明画面では、 以下の操作が できます。 • 15個表示に戻る:ズームレバーをスライドさせる • 次の (前の)シーンを表示する: 【W】 【X】を押す • 表示中のシーンに決めて撮影できる状態に戻る: 【SET】を押す Վᐎ • シーンの説明画面で【SET】 を押して撮影できる状態に 戻った場合、 【BS】を押すと、 選んだシーンの説明画面が 表示されます。 ■ 自分好みの設定をベストショットに登録する (カスタム登録) うまく撮れた静止画の設定内容をベストショットモードに登録 して、 同じ設定で撮影することができます。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“BEST SHOT” (新規登録)のシーン を選び、 【SET】を押す 3. 【W】 【X】 で登録したい静止画を選ぶ 4.
マイベストショットを削除する 自分で登録 (カスタム登録)したマイベストショットは以下の手 順で削除することができます。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. ズームレバーをスライドさせて、 説明画面を表示させる 3. 【W】 【X】で削除したいマイベストショットを選ぶ 4. 【▼】 ( )を押す 5. 【S】 【T】で “解除”を選び、 【SET】を押す 選択したマイベストショットが削除され、次のシーン (マイ ベストショットまたは新規登録)が表示されます。 手ブレや被写体ブレを軽減する 遠くの被写体を望遠で撮影したり、動きの速い被写体を撮影し たり、薄暗い場所で撮影したりするときに画像がぼやけたり流 れて見えることがあります。これはシャッターを押すときにカ メラが動いたり(手ブレ) 、被写体の動きが速すぎる (被写体ブ レ)ことが原因です。 ブレ軽減の機能を使って、このようなブレ を少なくすることができます。 次のどちらかの操作でブレ軽減の機能を選んでください。 ■ ベストショットから選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2.
3.
ᛵ • フラッシュが自動で発光した、または強制発光やソフト発 光に設定した場合、高感度撮影機能は働きません。 • “高感度” のシーンで撮影した画像は、多少ざらついた感じ がしたり解像感がやや劣る場合があります。 • 極端に暗い環境では、思ったように明るく撮影できない場 合があります。 • シャッター速度が遅くなる撮影をする場合、手ブレを防ぐ ために三脚を使用してください。 • 撮影時の明るさに応じて、撮影した画像にノイズが発生す るため、自動的にノイズ低減処理を行う場合があります。 こ の場合、撮影が終了するまでの時間が長くなります。 名刺や書類などを撮影する(ビジネスショット) 名刺や書類、ホワイトボードなどの撮影時に、 撮影の立ち位置の 都合によって正面からは撮影できない場合があります。ビジネ スショットのシーンを選べば、斜めから撮影した画像を正面か ら撮影したかのように補正して撮影することができます。 補正処理前 補正処理後 ベストショットに2つのビジネスショットのシーンが用意され ています。 • “名刺や書類を写します” 68 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) • “
■ ビジネスショットのシーンを選ぶ 2. 【W】 【X】 で補正領域を選ぶ 1. 3. 【S】 【T】で“補正” を選び、 【SET】を押す 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “名刺や書類を写します”または“ホ ワイトボードなどを写します”のシーンを選び、 【SET】 を押す 次に別のシーンを選ぶまでビジネスショットでの撮影がで きます。 ■ ビジネスショットで撮影する 1.
証明写真を撮影する 2. 液晶モニターに表示されるフレームに被写体を合わせる 頭のライン 1つの撮影画像から、 さまざまなサイズの証明写真を簡単に作成 することができます。 作成される証明写真のサイズは下記の通りです。 30×24mm、 40×30mm、 45×35mm、50×40mm、 55×45mm ■“証明写真”のシーンを選ぶ 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “証明写真”のシーンを選び、 【SET】 を押す 次に別のシーンを選ぶまで“証明写真” のシーン設定で撮影 ができます。 ■“証明写真”のシーンで撮影する 1.
■ 証明写真を印刷する 証明写真用に保存された画像を印刷すると、 複数のサイズの証 明写真が1枚の用紙にレイアウトされて印刷されますので、 必要 なサイズの写真を切り抜いてご使用ください。 ᛵ • 実際に印刷されるサイズは、目的のサイズより多少大きめ のサイズとなります。 • この画像を印刷する際は、必ず用紙サイズを “はがき”に設 定してください(132ページ)。 他の用紙サイズで印刷する と、適切なサイズの証明写真になりません。 • この画像を印刷する際は、必ずプリンター側を “フチなし” に設定してください。詳しくはプリンターの取扱説明書を ご覧ください。 古く色あせた写真を蘇らせる (よみがえりショット) 古く色あせた写真を撮影し、あせた色を補正することにより、 古 い写真を最新のデジタル写真として蘇らせることができます。 ■ よみがえりショット機能で撮影する前に • 写真が液晶モニターに収まるような構図で撮影してくださ い。 • 写真と背景の境界がはっきりするような構図で、できるだけ 画面いっぱいに撮影してください。 • 写真表面に光の反射が写り込まないように撮影してくださ い。 • 縦向き
■ よみがえりショットのシーンを選ぶ 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “古い写真を写します” のシーンを選 び、 【SET】を押す 次に別のシーンを選ぶまで“古い写真を写します” のシーン 設定で撮影ができます。 ■ よみがえりショット機能で撮影する 1. シャッターを押して、写真 を撮影する • 写真の輪郭確認画面を表示 し、 続けて撮影した元画像 を保存します。 ただし、写真 の輪郭が検出できない場合 は輪郭確認画面が表示され ず、 エラーメッセージが表示されます(171ページ)。 2. 【W】 【X】で輪郭候補を選ぶ 3. 【S】 【T】 で“決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) に入り、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • 補正せずに保存するときは、 “キャンセル” を選びます。 72 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 4. ズームレバーをスライドさ せて枠を拡大/縮小し、 補 正する画像の大きさを決め る 5.
複数の写真を組み合わせて撮影する (レイアウトショット) 複数のフレーム毎に撮影を行い、 最終的にレイアウトした画像 のみを記録する機能です。 • レイアウトショット (2枚撮影) 1. • レイアウトショット (3枚撮影) 撮影モードにして、 【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “レイアウトショット” (2枚撮影) ま たは“レイアウトショット” (3枚撮影)を選び、 【SET】を 押す 3. 【W】 【X】 で背景の色を変える 4.
被写体を自動的に追従して撮影する (オートフレーミング) 動きのある被写体に追従し、 被写体が中心にある写真を撮るこ とができます。 1. 撮影モードにして、 【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “オートフレーミング” を選び、 【SET】を押す 3. 撮影したい被写体にフォー カスフレームを合わせて シャッターを半押ししたま まにする フォーカスフレーム フォーカスフレームとトリミ ング枠が被写体の動きに追従 します。 • シャッターを半押しして いる間、 被写体にピントを 合わせ続けます。 4.