User manual - File 2

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撮影する(応用編)
フォーカスモード(48ページ)をオートフォーカス
モードかマクロモード
にすると、自動的にピン
ト調整を行います。その際に「カタカタ」という動作
音が入ります。ピント調整音が気になる場合は、パ
ンフォーカスのまま撮影するか、あらかじめマニュ
アルフォーカスモード(MF)にてピントを調整したう
え、撮影することをおすすめします。
フォーカスモードをパンフォーカスモード(PF)、マ
ニュアルフォーカスモード(MF)、無限遠モード(∞)
にすると「カタカタ」という動作音は入りません。た
だし、マニュアルフォーカスモードでは撮影中のピ
ント調整ができなくなりますので、撮影前にピント
を合わせてください。
使用するメモリーカードによっては、記録時間がか
かるため、コマ落ちする場合があります。このと
き、
REC
が点滅します。
音声を記録する
画像に音声を加えて記録する
(音声付き静止画撮影モード)
画像撮影後に、音声を録音することができます。
画像形式:JPEG形式
画像を効率よく圧縮するための画像フォーマットです。
拡張子は“.JPG”となります。
録音形式:WAVE/ADPCM記録形式
音声を録音するためのWindows標準フォーマットです。
拡張子は“.WAV”となります。
録音時間:1画像につき最長約30秒間
音声ファイルサイズ:
約120KB(約4KB/秒で30秒間録音時)
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撮影する(応用編)
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“撮影モード”と選び、を押します。
3.
静止画+音”を選び、【SET】を押します。
音声付き静止画撮影モードになります。
4.
【シャッター】を押して、画
像を撮影します。
画像を撮影した後、音声
録音スタンバイ状態にな
ります(今、撮影した画像
が表示されます)
音声録音スタンバイ状態
【MENU】を押すと、音
声録音を解除することが
できます。
5.
【シャッター】を押して、音声を録音します。
録音中は緑色の【動作確認用ランプ】が点滅します。
【DISP】押して【液晶モニター】をオフに設定しても、音
声録音時には【液晶モニター】は点灯します。
6.
【シャッター】を押すか約30秒経つと録音を終了します。
録音可能時間
音声のみ記録する(ボイスレコードモード
音声のみを録音することができます。
録音形式:WAVE/ADPCM記録形式
音声を録音するためのWindows標準フォーマットです。
拡張子は“.WAV”となります。
●録音時間:内蔵メモリー使用時で最長約40分
音声ファイルサイズ:
約120KB(約4KB/秒で30秒間録音時)
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撮影する(応用編)
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“撮影モード”と選び、を押しま
す。
3.
ボイスレ
コード”を選び、【SET】
押します。
ボイスレコードモードに
なります。
4.
【シャッター】を押して、音声を録音します。
録音中は【液晶モニター】“録音時間”を表示します。ま
た、緑色の【動作確認用ランプ】が点滅します。
録音中に【DISP】を押すと、【液晶モニター】が消灯しま
す。
録音中に【SET】を押すと、録音位置を記憶したマークを付
けることができます。
5.
【シャッター】を押すかメモリーが一杯になるか、または
電池が消耗すると録音を終了し、音声を記録します。
録音可能時間
参考
【DISP】を押しながら、【電源ボタン】または
(REC)レンズを繰り出さずにボイスレコー
ドモードで起動します。
音声記録時のご注意
カメラ前面部にある【マイク】
必ず対象に向けてください。
指などで【マイク】をふさがない
ようにご注意ください。
録音の対象がカメラから遠くに離れると、きれいに録音されま
せん。
録音中にボタン操作をすると、操作音が入ることがあります。
録音中に【電源ボタン】を押したり
(PLAY)を押すと、録
音は中止となり、その時点までの音声が記録されます。
撮影済みの静止画像に、後から音声を追加(アフターレコーディ
ング機能)することができます。また、録音済みの音声を記録し
直すこともできます(86ページ)
【マイク】
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撮影する(応用編)
ヒストグラムを活用する
【DISP】を押して【液晶モニター】上にヒストグラムを表示させる
ことにより、露出(光の量や明るさ)をチェックしながら撮影する
ことができます(23ページ)。再生モードでは撮影された画像の
ヒストグラムを見ることができます。
ヒストグラム(輝度成分分布表)とは、画像の明るさのレベルをピ
クセル数によりグラフ化したものです。縦軸がピクセル数、横軸
が明るさを表します。ヒストグラムを見ると、補正するために充
分な画像のディテールが画像のシャドウ(左側)、中間調(中央部
分)、ハイライト(右側)に含まれているかどうかを確認すること
ができます。もしもヒストグラムが片寄っていた場合は、EVシ
フト(露出補正)を行うと、ヒストグラムを左右に移動させること
ができます。なるべくグラフが中央に寄るように補正をすること
によって、適正露出に近づけることができます。
ヒストグラム
ヒストグラムが左の方に寄ってい
る場合は、暗いピクセルが多いこ
とを示しています。
全体的に暗い画像はこのようなヒ
ストグラムになります。また、あ
まり左に寄り過ぎていると、黒つ
ぶれを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラムが右の方に寄ってい
る場合は、明るいピクセルが多い
ことを示しています。
全体的に明るい画像はこのような
ヒストグラムになります。また、
あまり右に寄り過ぎていると、白
飛びを起こしている可能性もあり
ます。
ヒストグラムが中央に寄っている
場合、明るいピクセルから暗いピ
クセルまで適度に分布しているこ
とを示しています。
全体的に適度な明るさの画像はこ
のようなヒストグラムになりま
す。