撮影する 撮影する(基本編)(基本編) ここでは最も基本的な撮影方法について説明します。 重要! • 指やストラップが、下記の部分にかからないように注意 してください。 【フラッシュ】 基本的な撮影のしかた 【マイク】 カメラの正しい構えかた 【AF補助光/ セルフタイマーランプ】 カメラは両手でしっかりと持って、撮影してください。片手で持 つと、手ブレを起こす恐れがあります。 • 横に持つ場合 • 縦に持つ場合 【レンズ】 • カメラの底面部には 【スピーカー】 があります。カメラの 持ちかたによっては 【スピーカー】 がふさがり、操作音な どが聞き取りづらくなることがあります。 両手でカメラをしっかり持 ち、脇をしっかり締めてくだ さい。 縦に持つ場合は、【レンズ】よ り【フラッシュ】が上にくるよ うにして、カメラをしっかり 持ってください。 【スピーカー】 40
撮影する(基本編) 参考 •【シャッター】を押し切った瞬間にカメラがぶれたり、 オートフォーカス動作中 (シャッター半押し時) にカメラ がぶれると、きれいな画像が撮れません。正しく構え て、【シャッター】を静かに押し、【シャッター】を押し 切った瞬間にカメラが動かないようにしてください。特 に暗い場所で撮影するときは、シャッター速度が遅くな るので、注意してください。 撮影する 本機では被写体の明るさに応じてカメラがシャッター速度を自動 的に調整します。撮影された画像は、順次内蔵メモリーに保存さ れます。 • 市販のメモリーカード(SDメモリーカード、SDHCメモリー カードまたはMMC〈マルチメディアカード〉 ) に保存することも できます (137ページ) 。 本機の内蔵メモリーでは、テスト用や緊急用に数枚しか撮 影できません。高画質の静止画、大きなサイズの静止画を 撮影したり、長時間の動画を撮影したいときは、市販のメ モリーカードをお使いください。 市販のメモリーカードを使用する場合は、カメラで使えるよ うにするために、あらかじめメモリーカードを入れて、メモ リーカードのフォーマットを行ってくだ
撮影する(基本編) 3. 【シャッター】を半押しし、ピン • 【液晶モニター】 に画像とオート撮影アイコン “ ” が表示 されます。オート撮影アイコン“ ”が表示されない場合 ” は、 69ページの操作で“オート”のシーンを選び、“ を表示させてください。 • RECモードになり、撮影できる状態になります。 • すでに電源が入っている状態で下記のようにPLAY(再生) 】を押してREC(撮影) モードになっている場合は、【 モードに切り替えてください。 −「ファイルがありません」と表示されている。 −“ ”が【液晶モニター】の上部に表示されている。 オート撮影アイコン 2.
撮影する(基本編) • 【液晶モニター】にはさまざまな情報が表示されます。 フラッシュモード フォーカスモード ホワイトバランス セルフタイマー ISO感度 ピントが合っていることを確認し て 【シャッター】 を全押しします。 • サイズ、画質によって撮影できる 枚数が異なります(5 5 、5 6 、 192ページ) 。 【シャッター】 測光方式表示 撮影可能枚数 静止画画質 静止画サイズ 撮影の種類 重要! • クイックシャッター(59ページ)を使用すると、【シャッ シャッター速度※2 日付/時刻 4.
撮影する(基本編) ■ AF補助光について 暗い場所などで撮影しようとしたとき、ピントを合わせやすくす るために、【AF補助光/セルフタイマーランプ】で自動的に補助 光を発光します。 4. 【왖】 【왔】で設定内容を選び、【SET】を押します。 入:AF補助光を発光します。 切:AF補助光を発光しません。 重要! •【AF補助光/セルフタイマーランプ】を覗いたり、人の 【AF補助光/セルフタイマーランプ】 なお、このAF補助光は発光する/しないを切り替えることがで きます。至近距離で人物などを撮影するときは、AF補助光は発 光しないことをおすすめします。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. 【왗】 【왘】で“撮影設定”タブを選びます。 3.
撮影する(基本編) B ■ 撮影時のご注意 ■ オートフォーカスのご注意 •【動作確認用ランプ】 が緑色に点滅している間に 【電池カバー】を 開けたり、カメラをUSBクレードルにセットまたは取りはずし たりすることは、絶対におやめください。今撮影した内容が記 録されないばかりでなく、撮影済みの内容が破壊されたり、カ メラが正常に動作しなくなる恐れがあります。 • メモリーカードに記録中は、メモリーカードを抜かないでくだ さい。 • 蛍光灯照明の室内で撮影する場合、本機は蛍光灯のフリッカー (人の目では感じられない、ごく微妙なちらつき)を感知してし まい、撮影するタイミングによって、微妙に撮影画像の明るさ や色合いが変わる場合があります。 • ISO感度が “オート” の場合 (92ページ) は、被写体の明るさに応 じて感度が自動的に変化します。被写体が暗いと画像にノイズ がのる場合があります。 • ISO感度が “オート” の場合 (92ページ) は、被写体が暗いときに 感度を上げてシャッタースピードを速くするようにしています が、フラッシュの発光方法 (49ページ) が (発光禁止) のとき には手
撮影する(基本編) ■ 撮影時の画面のご注意 • 撮影時、 【液晶モニター】に表示される被写体の画像は、フレー ム確認のための簡易画像です。撮影した内容は、選択した画質 で記録されており、出力画素数は確保されています。メモリー には精細な画像で記録されています。 • 被写体の明るさにより、撮影時の 【液晶モニター】 の表示速度が 遅くなったり、ノイズが出る場合があります。 • 極端に明るい被写体を撮影すると、【液晶モニター】上の画像 に、縦に尾を引いたような光の帯が表示される場合があります (スミア現象といいます) 。これはCCD特有の現象で、故障では ありません。なお、この帯は静止画には記録されませんが、動 画(81ページ)にはそのまま記録されますので、ご注意くださ い。 ズームを使って撮影する 本機のズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があり ます。 光学ズーム レンズの焦点距離を変えて撮影することができます。ズームの倍 率は次の通りです。 倍率:1∼3倍 1. RECモードにします。 2.
撮影する(基本編) デジタルズーム 光学ズームが最も望遠になった (3倍) 状態から、さらに画面の中 央を拡大して撮影することができます。デジタルズームを使った ときのズームの倍率は次の通りです。 広角 望遠 3.
撮影する(基本編) 2. 【ズームレバー】をスライドさせて、光学ズームが最も望遠 になると (ズームポインターが光学/デジタルズーム切り替 えポイントにくると) 、いったんズーム動作を停止します。 画像に劣化が生じない範囲 1倍 画像に劣化が生じる範囲 3 ∼ 14.2 倍 光学ズーム/デジタルズーム 切り替えポイント 画像に劣化が始まる境界 (画像サイズによって倍率 が異なります ) 12 ∼ 45 倍 ズームポインター (現在、どこまでズーム しているかを示します) • “オートフレーミング” (80ページ) の撮影では、 「画像に劣 化が生じない範囲」の中で、デジタルズームの範囲(HD ズーム)で撮影した場合も画像に劣化が生じます。 3. 【ズームレバー】を (望遠) 側にスライドし直すと、ズー ムポインターがデジタルズームレンジに入り、デジタル ズームに切り替わります。 • 【ズームレバー】 を (広角)側にスライドさせると、ズー ムポインターが光学/デジタルズーム切替えポイントで いったん停止した後、光学ズームレンジに戻り、光学ズー ムに切り替わります。 4.
撮影する(基本編) ■デジタルズーム機能のオン/オフを切り替える 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. 【왗】 【왘】で“撮影設定”タブを選びます。 3. 【왖】 【왔】で“デジタルズーム”を選び、【왘】を押します。 4. 【왖】 【왔】で設定項目を選び、【SET】を押します。 入:デジタルズーム機能が働きます。 切:デジタルズーム機能は働きません。 • “切” を選ぶと、ズームバーには光学ズームレンジのみが表 示されます。 フラッシュを使って撮影する 撮影条件に合わせてフラッシュの発光方法を切り替えることがで きます。 • フラッシュの撮影範囲は下記の通りです。 広角時:約0.15m∼約3.4m (ISO感度オート時) 望遠時:約0.4m∼約1.8m (ISO感度オート時) ※ 光学ズームにより、撮影範囲は変化します。 1. RECモードにします。 MENU 2.
撮影する(基本編) (フラッシュオート) : 露出(光の量や明るさ) に合わせて自動的 に発光します。 • は、フラッシュオートに切り替えた とき、一時的に表示され、すぐに消え ます。 (発光禁止) : 露出に関係なく発光しません。 (強制発光) : 露出に関係なく強制的に発光します。 日中の撮影で、逆光などで被写体が暗くなるような場合は、フ を選んで、フラッシュを発 ラッシュの発光方法を (強制発光) 光させて撮影してください (日中シンクロ撮影) 。フラッシュの光 により、被写体を明るく撮影することができます。 ■ ソフト発光について (ソフト発光) : 露出に関係なく光量を抑えて発光します。 フラッシュの反射など光量を抑えたい場合は、 を選んで、撮影してください。 (赤目軽減) : フラッシュ撮影時に人の目が赤く写るこ とを軽減します。露出に合わせて自動的 に発光します。 ■ 赤目軽減機能について 3.
撮影する(基本編) フラッシュの光量を変える フラッシュの状態について フラッシュの状態については 【シャッター】 を半押ししたときに、 【液晶モニター】や【動作確認用ランプ】で確認できます。 フラッシュの光量を変えることができます。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. 【왗】 【왘】で“画質設定”タブを選びます。 3. 【왖】 【왔】で“フラッシュ光量”を選び、【왘】を押します。 4.
撮影する(基本編) フラッシュ撮影時の光量の不足を補う (フラッシュアシスト機能) フラッシュの撮影範囲よりも遠い被写体を撮影したとき、撮影に 必要なフラッシュ光量が得られずに、被写体が暗く写ってしまう 場合があります。そのような場合、この機能を使うと、撮影した 被写体の明るさを補正し、フラッシュの光がより遠くへ届いたと きと似たような効果を得ることができます。 フラッシュアシスト機能 未使用 1. フラッシュアシスト機能 使用 RECモードにして【MENU】を押します。 2. 【왗】 【왘】で“画質設定”タブを選びます。 3. 【왖】 【왔】で“フラッシュアシスト”を選び、【왘】を押しま す。 52 4.
撮影する(基本編) ■ フラッシュ使用時のご注意 •【フラッシュ】 が指で隠れないよ 【フラッシュ】 うにしてください。隠れてしま うとフラッシュ本来の効果が得 られなくなります。 • 被写体までの距離が遠かった り、近かったりする場合は適切 な効果が得られません。 • フラッシュの充電時間は、その ときの使用条件(電池の状態や 温度等)により異なります。 数秒∼5秒程度(フル充電の場合) • 電池が消耗するとフラッシュの充電ができなくなることがあ り、フラッシュが正常に発光せずに適正な露出が得られないこ とがあります。速やかに電池を充電してください。 • 暗い場所で撮影するときにフラッシュを (発光禁止)に設定 すると、シャッター速度が遅くなるので、手ブレを防ぐため に、カメラを三脚などで固定するようにしてください。なお、 このとき撮影した画像は多少ざらついた感じ (ノイズが発生した 画像)になる場合があります。 • (赤目軽減)では露出に合わせて自動的に発光するため、明 るい場所ではフラッシュは発光しません。 • フラッシュを使用した場合は、外光や蛍光灯など他の光源があ ると色味が変わることがあります。
撮影する(基本編) • 【液晶モニター】にセルフ タイマーの種類が表示さ れます。 5.
撮影する(基本編) 画像サイズを変更する 画像サイズとは、カメラが記録する撮影画像の大きさを画素数 (pixels) で表したものです。この画素数は1枚の画像を構成する 粒子のきめ細かさを示している数値で、数字が大きいほど、印刷 したときにきめが細かく美しい仕上がりになります。 • この設定は静止画の撮影時のみ有効です。動画のサイズについ ては、81ページをご覧ください。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 画素数(pixels) 大きい 7M※ 3072×2304 7M 3072×2048 (3:2) 小さい プリントサイズ A3プリント A3プリント ※横縦比が3:2になります。 5M 2560×1920 A3プリント 3M 2048×1536 A4プリント 2M 1600×1200 L判プリント VGA 640×480 Eメール ※Eメールで画像を送り たい場合に最適です。 2. 【왗】 【왘】で“画質設定”タブを選びます。 ※ Mはメガ (100万)の意味です。 3.
撮影する(基本編) 画質を変更する 画質とは、画像を記録する際のデータ圧縮率を表したものです。 用途に合わせて画質を変更してください。 • この設定は静止画の撮影時のみ有効です。動画の画質について は、81ページをご覧ください。 1. RECモードにして【MENU】を押します。 2. 【왗】 【왘】で“画質設定”タブを選びます。 3. 【왖】 【왔】で“ 画質”を選び、【왘】を押します。 4.