静止画を撮影する カメラの正しい構えかた カメラは、 片手で持つと手ブレの原因になります。両手でしっか り持って撮影してください。 • 誤ってカメラを落とすことのないように、 必ずストラップを 取り付け、ストラップに指や手首をかけて操作してください。 • 付属のストラップは本機専用です。 他の用途に使用しないで ください。 • ストラップを持って本機を振り回さないでください。 横に持つとき ᛵ • 指やストラップが図に示す部分をふさがないようにしてく ださい。 フラッシュ 縦に持つとき セルフタイマーランプ Վᐎ 図のように持ち、 脇をしっか り締めてください。 40 静止画を撮影する マイク レンズよりフラッシュが上に くるように持ちます。 レンズ • シャッターを押し切った瞬間にカメラがぶれたり、 オート フォーカス動作中 (シャッター半押し時)にカメラがぶれる と、 きれいな画像が撮れません。正しく構えて、 シャッター を静かに押し、 シャッターを押し切った瞬間にカメラが動 かないようにしてください。 特に暗い場所で撮影するとき はシャッター速度が遅くなるので、 注意してください
3. 撮影する 1. 【 (撮影)を押して撮影 】 モードにする 液晶モニターに、 被写体(人や 風景など)と、オート撮影アイ コン“ ” が表示されている ことを確かめます。 オート撮影アイコン“ ” 以 外のアイコンが表示されると きは、 “オート”に切り替えま す(67ページ) 。 2.
ピントが合っていない場合 ■ シャッターを半押しせずに一気に押し込んだときは フォーカスフレームが赤のままで、 動作確認用ランプが緑に点 滅しているときは、 ピントが合っていません(被写体との距離が 近すぎるときなど) 。もう一度カメラを被写体に向け直して、 ピ ント合わせをしてみてください。 シャッターを半押しせずに一気に押し込んでも、静止画を撮影 することができます。ただし、 クイックシャッター(84ページ)の 設定状態により、カメラは次のように動作します。 撮影した静止画を確認するには 撮影した静止画は少しの間液晶モニターに表示されますが、 すぐに消え、 次の撮影ができる状態になります。 撮影した静止画をゆっくり確認したいときは、 【 】 (再生) を押して再生モードにします。 【W】 【X】を押すと、 前後の画 像を確認することができます。 撮影モードに戻るには 【 42 】 (撮影)を押します。 静止画を撮影する クイックシャッターが“入” のときは 通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わせる ので、シャッターチャンスを逃さず撮影できます。 動きの速い被 写体を撮影す
画像サイズを決める デジタルカメラの画像は、 小さな点(画素・pixels) の集まりです。 画像サイズとは、 その画像がいくつの画素でできているかを示 すもので、 横×縦の画素数で表します。お買い上げいただいたと きは、 7M (3072×2304)(画素・pixels)で撮影するように設定 されています。 画像サイズが大きいほど、メモリーに保存できる 枚数が少なくなります。 • 画像サイズ、画質と保存できる枚数→186ページ ここでの設定は、静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画像サイズについて→62ページ 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの1番上の項目 (画像サイズ)を 選ぶ 3.
画質を決める 手軽に撮影する(easy (簡単撮影)モード) 本機では、 「高精細-F」 (画質優先) 「標準-N」 、 「エコノミー-E」 、 (撮 影枚数優先) のいずれかの画質を選ぶことができます。お買い上 げいただいたときは、 「標準-N」で撮影されるように設定されて います。 画質を優先したいときは「高精細-F」 を、撮影枚数を優先 したいときは 「エコノミー-E」を選んでください。 • 画像サイズ、画質と保存できる枚数→186ページ ここでの設定は、静止画撮影時のみ有効です。 • 動画の画質について→62ページ easy(簡単撮影) モードに設定すると、難しい設定を心配せず、 手 軽に撮影することができます。初心者の方におすすめのモード です。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“画質”と選び、 【X】を押す 1. 2. 【S】 【T】で操作パネルの下から2番目の項目(easyモー ド) を選ぶ 3.
■ easy (簡単撮影)モードのメニュー設定について easy(簡単撮影)モードでは「フラッシュ」 「セルフタイマー」、 、 「画像サイズ」、 「easyモード」の4つのメニュー項目のみが設定で きます。 それ以外の撮影設定タブ(173ページ)/画質設定タブ (174ページ)のメニュー項目は撮影に最適な状態に固定され、 通常の撮影モードで設定した状態は反映されません。 ᛵ • 設定タブ(175ページ)のメニュー項目を設定したい場合 は、以下の操作3で「easyモード」 を に設定して、通常の 撮影モードに切り替えてから行ってください。 1. 【MENU】を押す easyメニュー画面は、通常の メニュー画面よりも大きな文 字で表示されます。 2. 【S】 【T】で設定したい項目を選び、 【SET】を押す 3.
静止画撮影時のご注意 ■ 操作について • 動作確認用ランプが緑に点滅しているときに電池カバーを開 けないでください。今撮影した画像が正しく保存されない、記 録されている画像が壊れてしまう、 カメラが正常に動作しな くなる、などの原因になります。 • 不要な光がレンズに当たるときは、 手でレンズを覆って撮影 してください。 ■ 撮影時の画面について • 液晶モニターに表示される被写体の画像は、 確認のための画 像です。実際は、 設定した画質で撮影されます。 • 被写体の明るさにより、液晶モニターの表示の反応が遅く なったり、ノイズが出ることがあります。 ■ 蛍光灯の部屋での撮影について • 蛍光灯のごく微妙なちらつきにより、 撮影画像の明るさや色 合いが変わることがあります。 46 静止画を撮影する オートフォーカスの制限事項 • 次のような被写体に対しては、 ピントが正確に合わないこと があります。 – 階調のない壁など、 コントラストが少ない被写体 – 強い逆光のもとにある被写体 – 明るく光っている被写体 – ブラインドなど、 水平方向に繰り返しパターンのある被写体 – カメラからの距離が異な
ズーム撮影する 本機では、 光学ズーム(レンズの焦点距離を変える方式) で3倍ま で、 デジタルズーム(画像中央をデジタル処理で拡大する方式) でさらに12~45.2倍(光学ズームとの併用)までのズーム撮影 ができます。 デジタルズームの倍率は、画像サイズ (43ページ) の 設定によって異なります。 3. ᛵ • デジタルズームでは、倍率が高くなるほど撮影画像は粗く なります。ただし、 本機では一部粗くならずに撮影できる範 囲があります(48ページ)。 • タイムスタンプ(92ページ)を設定して撮影すると、 デジタ ルズームは働きません。 1. 撮影モードにする 2.
■ 光学ズームとデジタルズームの切り替えポイント 手順2でズームボタンの【 】 を押したままにすると、光学ズー ムの倍率が最も高くなったところでズーム動作が停止します。 いったん離し、 続けてズームボタンの【 】を押すとデジタル ズームも作動し、 さらにズームの倍率が高くなっていきます。 • デジタルズームに切り替わると、 液晶モニターにデジタル ズーム表示が現われます。また、ズームバーでおおよその倍率 を確認することができます。 画像に劣化が生じない範囲 画像に劣化が生じる範囲 3~14.2*倍 1倍 光学ズーム/デジタルズーム 切り替えポイント ズームポインター (現在、 どこまで ズームしているか を示します) 画像に劣化が始まる境界 ※ 画像サイズによって倍率が 異なります。 デジタルズーム表示 12~45.
• デジタルズームの倍率は画像サイズ (43ページ) の設定に よって異なります。画像サイズが小さいほど高倍率になりま す。 • 一般的にデジタルズームを使用した画像は粗くなりますが、 本機では、画像サイズが“5M (2560×1920 pixels)” 以下の場 合、画像は粗くならない範囲があります(HDズーム)。 液晶モ ニターには、デジタルズームしても劣化しない倍率の境界が 表示されており、その境界までは劣化せずにズームできます。 劣化しない倍率は、画像サイズによって変化します。 • ズームバーのデジタルズームの範囲は、 デジタルズームが “入”に設定されているときのみ表示されます。 フラッシュを使う 撮影条件に合わせて、フラッシュの発光方法を切り替えること ができます。 発光方法 説明 フラッシュ オート 露出(光の量や明るさ) に応じて自動的に発 光します。 • お買い上げ時の設定です。 発光禁止 フラッシュは発光しません。 強制発光 フラッシュは常に発光します。 • 日中、逆光で被写体が暗く写るときに設 定すると、明るく撮影できます (日中シン クロ撮影)。 ソフト発光 露出に
フラッシュが届く範囲 (ISO感度:オート時) ᛵ 広角時:約0.1m~約3.5m • フラッシュ撮影時は、 フラッ シュが指やストラップで隠れな いようにしてください。 望遠時:約0.6m~約1.9m • 光学ズームに合わせて撮影範囲は変化します。 1. フラッシュ 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【▲】 【▼】 で操作パネルの上から2番目の項目(フラッ シュ) を選ぶ 赤目軽減について 3. 【W】 【X】で発光方法を選 夜や暗い室内などで人物をフラッシュ撮影したとき、目が赤く 写ることがあります。これは、 フラッシュ光が目の網膜に反射す るために起こる現象です。赤目軽減機能を使うと、 フラッシュ撮 影する前に赤目用プリ発光(写される人の瞳孔を小さくするた めにフラッシュが発光)することにより、 人の目が赤く写ること を軽減します。 び、 【SET】を押す 液晶モニターにフラッシュ の発光方法が表示されます。 4.
■ フラッシュの状態を確認する ᛵ シャッターを半押ししてピント合わせをしているとき、 液晶モニ ターや動作確認用ランプでフラッシュの状態を確認できます。 動作確認用ランプ フラッシュ充電中はオレンジ色に点滅します。 • 被写体が遠すぎたり近すぎたりする場合、 強さが変わらな いことがあります。 ■ フラッシュ撮影時の光量不足を補う (フラッシュアシスト) フラッシュが届く範囲よりも遠い被写体を撮影すると、フラッ シュの強さが充分でないため、被写体が暗く写ってしまうこと があります。フラッシュアシスト機能を使うと、 撮影した被写体 の明るさを補正し、フラッシュの光が遠くへ届いたときと似た 効果が得られます。 フラッシュ発光時は“ ”を表示 • 充電が完了して動作確認用ランプのオレンジ色の点滅が消え るまでは、次のフラッシュ撮影はできません。 ■ フラッシュの強さ(光の量)を変える 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“フラッシュ光量”と選び、 【X】を押す 3.
1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“フラッシュアシスト”と選び、 【X】 を 押す 3.
セルフタイマーを使う シャッターを押してから一定の時間後にシャッターが切れる (撮影される)ようにすることができます。 セルフタイ マーの種類 10s 2s 1. シャッターを押して撮影する Վᐎ • 動画撮影時は操作パネル (37ページ)を使用して、セルフタ イマーの種類を切り替えることもできます。 説明 10秒 10秒後に撮影されます。 2秒 2秒後に撮影されます。 • シャッター速度が遅くなる条件下で撮影す るときに使うと、 手ブレ防止ができます。 x3 10秒後に1枚、 その後、次の撮影準備完了の1秒 x3 (トリプルセル 後に1枚、その次の撮影準備完了の1秒後に1枚 フタイマー) の計3枚撮影されます。 切 4.
Վᐎ • トリプルセルフタイマーでは、次の撮影準備が終わると “1sec” と表示され、約1秒後に撮影されます。 撮影準備がで きるまでの時間は、画像サイズ、 画質の設定やメモリーカー ドの有無、フラッシュの充電状態によって異なります。 • 下記の撮影では、全てのセルフタイマーが使用できません。 – 通常連写、 高速連写 – ベストショット撮影の一部( “ショートムービー”、 “パス トムービー” 、 “レイアウトショット”、 “オートフレーミ ング” 、 “ボイスレコード”) • 下記の撮影では、トリプルセルフタイマーが使用できません。 – フラッシュ連写 – ベストショット撮影の一部( “名刺や書類を写します”、 “ホワイトボードなどを写します”、 “古い写真を写しま す” 、 “証明写真”、 “ムービー” 、 “YouTube”) 何枚も連続して撮影する(連写) 本機は3種類の連写(連続撮影) ができます。 連写の種類 説明 通常連写 モード メモリーの空き容量いっぱいまで連続撮影 ができます。 高速連写 モード 通常連写よりも速い間隔で、メモリーの空き 容量いっぱいまで連続撮影ができます
通常連写モード/高速連写モード/フラッシュ 連写モードで撮影する 1.
静止画に音声を加える(音声付き静止画) 静止画に音声を付け加える (録音する)ことができます。 撮影し た静止画の説明を自分の声で録音する、 その場の雰囲気も音で 一緒に残す、 撮影された人の言葉も残すなど、自由にご利用くだ さい。 • ひとつの静止画につき、最長約30秒まで録音できます。 2. もう一度シャッターを押して録音を開始する 3. さらにもう一度シャッターを押して録音を終了する シャッターを押さなくても、約30秒経過すると録音は終了 します。 • 音声付き静止画撮影をやめて、通常の静止画撮影に戻る ときは、 「音声が録音できる状態にする」の手順3で “切”を 選びます。 ■ 音声が録音できる状態にする 1. 録音した音声を聞くには 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“音声付静止画”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で “入”を選び、 【SET】 を押す ■ 音声を録音する 1.
Վᐎ • 音声付き静止画は、パソコンに保存して、 QuickTimeで再生 することができます(155ページ)。 • 音声付き静止画のデータ形式などは以下のとおりです。 – 画像形式:JPEG(拡張子は. JPG) – 録音形式:WAVE/ADPCM記録形式(拡張子は.WAV) – 音声ファイルサイズ:約165KB(約5.
3. 【W】 【X】で“ 4. 顔認識:通常認識”を選び、 【SET】を押す 人物にカメラを向ける 人物の顔を検出します。 検出 が終了すると、 検出した顔に フレームが表示されます。 5. 6. シャッターを半押しする 特定の人物の顔を最優先して撮影する (ファミリー優先認識モード) ■ 家族など特定の人物の顔をデータ登録する (ファミリー登録) ファミリー優先認識モードでは、あらかじめ撮影時に優先させ たい家族や友人の顔データをカメラに登録しておく必要があり ますので、初めにファミリー登録を行ってください。 ピントの合った顔のフレームが緑色に変わります。 1. シャッターを全押しして撮影する 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から3番目の項目(顔認識)を 撮影モードにして 【SET】を押す 選ぶ 顔の明るさが適切になるように調整して撮影します。 3. 【W】 【X】 で“ Վᐎ • 顔認識撮影時にAFエリアを “ 追尾”に設定すると、 シャッターを半押ししたとき、顔の動きに合わせてフォー カスフレームが追尾します(83ページ)。 4.
Վᐎ • 人物の顔データは最大6人分まで登録できます。 • 登録した人物の顔データは、内蔵メモリー内の 「FAMILY」 フォルダに保存されます(167ページ)。 このフォルダ内の データに手を加えると、カメラが正常に動作しなくなる恐 れがありますので、消去したり編集したりしないようにご 注意ください。 5. 【W】 【X】 で名前を選び、 【T】を押す • 名前はあらかじめ用意されている12種類の中から設定できます。 6. 【W】 【X】 で撮影時の優先順位を選び、 【SET】を押す • 優先順位は“ (低) ” ~“ (高)の4段階の間 ” で設定できます。 “ ” (無効) に設定すると、その顔は 認識されなくなります。 ファミリー登録した顔データを消去する ■ 登録した顔データの優先順位を設定する (ファミリー編集) 人物の顔データをカメラに登録したら、 その顔データに名前と 撮影時の優先順位を設定します。 1. 登録した顔データは、以下の手順で消去することができます。 1. 2.
■ ファミリー登録/編集した人物の顔を最優先して 撮影する ファミリー登録/編集が終了後は、 家族や友人など優先順位を 付けた人物の顔を最優先して撮影することができます。 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から3番目の項目(顔認識)を 選ぶ 3. 【W】 【X】で“ 顔認識:ファミリー優先”を選び、 【SET】 を押す 4. 人物にカメラを向ける 登録した顔データの人物の顔 を検出します。 検出が終了す ると、 検出した顔にフレーム が表示されます。 • フレームの色は、 撮影時の 優先順位に合わせて “白” (低)→ “黄”→ “緑” (高)と色分け表示されます。 “緑” のフ レームの人物が撮影時に最優先の人物となります。 5. シャッターを全押しして撮影する Վᐎ • ファミリー優先認識モードでは、 AFエリアは “ 設定されます (83ページ)。 追尾”に 人物の顔の検出方法を設定する (優先設定) 人物の顔を検出するとき、検出する速度と検出する人数のどち らかを優先させることができます。 1.
顔認識撮影時のご注意 • 一度に検出できる人物の顔は、 優先設定が“スピード優先” の ときに最大5人、 “人数優先” のときに最大10人です。 • 次のような人物は、顔が検出できません。 – 顔の一部が頭髪、サングラス、 帽子などでさえぎられている 人物 – 顔に濃い影が落ちている人物 – 顔が横や斜めに傾いている人物 – 顔が横向きの人物 – 距離が遠すぎて、顔が小さすぎる人物 – 距離が近すぎて、顔が大きすぎる人物 – 極端に暗い場所での人物 • ペットなど人物以外の被写体の顔は検出されません。 • ファミリー登録されている人物であっても、 表情などの状況 や周囲の環境によっては正しく認識 (最優先)されない場合が あります。 • 同じ人物の顔を室内と屋外で、 または表情やアングルを変え て重複登録しておくことで、 その人物の認識率を向上させる ことができます。 • ファミリー優先認識モードでは、 顔が同一人物かどうかの照 合を行うため、通常認識モードよりも顔の検出速度がやや遅 くなります。また、 通常認識モードと比べて、 距離が遠くて小 さい顔の認識はできません。 • 顔が見つからない状態でシャッター
動画を撮影する 動画の形式 動画の画質を決める 撮影前に、 動画の画質を選びます。動画の画質とは、 再生したと きの画像のきめ細かさや滑らかさ、 美しさを示す目安です。画質 を高品位にすると美しく撮影できますが、 撮影できる時間は短 くなります。 • 動画の撮影可能時間は、最大10分となります。10分を超える と、自動的に撮影は終了します。 画質(pixels) 転送レート フレームレート 動画のサイズ 1分間撮影した動画のファイルサイズは、おおよそ以下のとおり です。 画質 サイズ UHQ 約43.3MB UHQワイド 848×480 約7.0メガビット/秒 30フレーム/秒 UHQワイド 約52.3MB HQ 640×480 約2.8メガビット/秒 30フレーム/秒 HQ 約20.8MB HQワイド 848×480 約3.4メガビット/秒 30フレーム/秒 HQワイド 約25.3MB 640×480 約1.4メガビット/秒 30フレーム/秒 Normal 約10.4MB 320×240 約545キロビット/秒 15フレーム/秒 LP 約4.
動画撮影時のご注意 動画を撮影する(ムービー) 動画とともに音声も記録されます。 音声はモノラルです。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ ムービー” のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ 3. シャッターを押して撮影を 開始する • 撮影中は、 “ れます。 4.
• カメラの撮影範囲外ではピントが合わず、 ぼけた画像になり ます。 短時間の動画を撮影する(ショートムービー) シャッターを1回押すと、その前後の4秒間が動画として記録さ れます。 • シャッターを押す前の4秒も記録されるので、子供のちょっと したしぐさなど、 撮りのがしたくないシーンをしっかり記録 できます。 • 決定的シーンの静止画がほしいときは、ショートムービーで 撮影し、 そこから気に入ったシーンをモーションプリント機 能 (121ページ) で静止画にする、という使いかたもできます。 シャッター 記録される動画 撮影開始 4秒 64 動画を撮影する 4秒 B
1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ショートムービー”のシーンを選 び、 【SET】を押す 液晶モニターに、 “ ”が表示されます。 シャッターを押す前後約4秒の動画を撮影できます。 3.
1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “パストムービー”のシーンを選び、 【SET】を押す 液晶モニターに“ ” が表示されます。 この状態で、パストムービーの撮影ができます。 3. カメラを被写体に向け、シャッターを押して撮影を開始 する 4.
撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 逆光で人物を撮影したら顔が黒く写ってしまった、 またはサッ カーの試合を撮影したら選手の姿がブレて写ったなど、 被写体や 撮影条件によっては望みどおりの写真が撮れないことがありま す。 そのようなときは、 本機に収録している撮影シーンから、 望み のイメージに合ったシーンを選んでみてください。 操作は 【BS】 を押して適切なシーンを選ぶだけです。 ■ 撮影シーンの例 • “人物を写します” • “風景を写します” ■ シーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を 押す 枠(現在選択されているシーン) ベストショットモードにな り、15個のシーン一覧が表 示されます。 • 初期状態では“ ” (オート) が選択されてい ます。 シーン名 シーン番号 2.
3. 【SET】を押して、選んだシーンに決める 撮影できる状態に戻ります。 • 別のシーンに切り替えるまで、 同じシーンの設定で撮影 されます。 • 別のシーンを選び直すには、 手順1からの操作を繰り返し ます。 4.
シーンの説明画面での操作 ■ 自分好みの設定をベストショットに登録する (カスタム登録) 選んだシーンの設定内容を 見たいときは、 シーン一覧で ズームボタンを押してくだ さい。 うまく撮れた静止画の設定内容をベストショットモードに登録 して、同じ設定で撮影することができます。 説明画面では、 以下の操作が できます。 • 15個表示に戻る:ズームボタンを押す • 次の (前の)シーンを表示する: 【W】 【X】を押す • 表示中のシーンに決めて撮影できる状態に戻る: 【SET】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“BEST SHOT” (新規登録)のシーン 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す を選び、 【SET】を押す 3. 【W】 【X】 で登録したい静止画を選ぶ 4.
Վᐎ • 各シーンの設定状態はメニューをたどり、各機能の設定内 容を表示させることにより、確認できます。 • 登録したシーン番号は、登録した順にU1、 U2・ ・・となりま す。 • 登録される設定内容は下記の通りです。 顔認識、フォーカスモード、 EVシフト、ホワイトバランス、 フラッシュモード、ISO感度、測光方式、 フラッシュ光量、フ ラッシュアシスト、カラーフィルター、 シャープネス、彩度、 コントラスト • あらかじめカメラに収録されているシーン以外に、最大 999件まで登録できます。 • カスタム登録したシーンは、内蔵メモリー内の 「SCENE」 フォルダに保存されます(167ページ)。 マイベストショットを削除する 自分で登録(カスタム登録) したマイベストショットは以下の手 順で削除することができます。 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2. ズームボタンを押して、 説明画面を表示させる 3. 【W】 【X】 で削除したいマイベストショットを選ぶ 4. 【▼】 ( ) を押す 5.
手ブレや被写体ブレを軽減する 遠くの被写体を望遠で撮影したり、 動きの速い被写体を撮影し たり、 薄暗い場所で撮影したりするときに画像がぼやけたり流 れて見えることがあります。 これはシャッターを押すときにカ メラが動いたり (手ブレ)、 被写体の動きが速すぎる(被写体ブ レ) ことが原因です。ブレ軽減の機能を使って、 このようなブレ を少なくすることができます。 次のどちらかの操作でブレ軽減の機能を選んでください。 ■ ベストショットから選ぶ 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “ブレ軽減”のシーンを選び、 【SET】 を押す 次に別のシーンを選ぶまで“ブレ軽減” のシーン設定で静止 画撮影できます。 ■ 操作パネルから選ぶ 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から4番目の項目 (ブレ軽 減)を選ぶ 3.
フラッシュなしで明るく撮影する 暗い場所で撮影するとき、カメラの感度を上げることにより、フ ラッシュを使わなくても画像が暗くなるのを防ぐことができます。 通常の撮影 (フラッシュ発光時) 1. 感度を上げた撮影 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で “高感度” のシーンを選び、 【SET】 を 押す 3.
名刺や書類などを撮影する(ビジネスショット) 名刺や書類、 ホワイトボードなどの撮影時に、撮影の立ち位置の 都合によって正面からは撮影できない場合があります。 ビジネ スショットのシーンを選べば、 斜めから撮影した画像を正面か ら撮影したかのように補正して撮影することができます。 ■ ビジネスショットのシーンを選ぶ 1. 撮影モードにして 【BS】 を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】で“名刺や書類を写します”または “ホ ワイトボードなどを写します” のシーンを選び、 【SET】 を押す 次に別のシーンを選ぶまでビジネスショットでの撮影がで きます。 ■ ビジネスショットで撮影する 1.
2. 【W】 【X】で補正領域を選ぶ 3.
2. 液晶モニターに表示されるフレームに被写体を合わせる 頭のライン 楕円形の枠 ■ 証明写真を印刷する 証明写真用に保存された画像を印刷すると、複数のサイズの証 明写真が1枚の用紙にレイアウトされて印刷されますので、必要 なサイズの写真を切り抜いてご使用ください。 ᛵ 顎のライン 顔が楕円形の枠いっぱいに収まるように調整してくださ い。また、頭のラインと顎のラインからはみ出ないように調 整してください。 【S】 【T】 【W】 【X】 :被写体を上下左右に移動 ズームボタン :被写体を拡大/縮小 • 実際に印刷されるサイズは、 目的のサイズより多少大きめ のサイズとなります。 • この画像を印刷する際は、 必ず用紙サイズを“はがき” に設 定してください (143ページ) 。他の用紙サイズで印刷する と、 適切なサイズの証明写真になりません。 • この画像を印刷する際は、 必ずプリンター側を“フチなし” に設定してください。 詳しくはプリンターの取扱説明書を ご覧ください。 3.
古く色あせた写真を蘇らせる (よみがえりショット) 古く色あせた写真を撮影し、 あせた色を補正することにより、古 い写真を最新のデジタル写真として蘇らせることができます。 ■ よみがえりショットのシーンを選ぶ 1. 2.
3. 【S】 【T】 で“決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) に入り、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • 補正せずに保存するときは、 “キャンセル” を選びます。 4. ズームボタンを押して枠を 拡大/縮小し、補正する画 像の大きさを決める 5.
複数の写真を組み合わせて撮影する (レイアウトショット) 複数のフレーム毎に撮影を行い、 最終的にレイアウトした画像 のみを記録する機能です。 • レイアウトショット (2枚撮影) 1. • レイアウトショット (3枚撮影) 撮影モードにして、 【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “レイアウトショット” (2枚撮影) ま たは“レイアウトショット” (3枚撮影)を選び、 【SET】を 押す 3. 【W】 【X】 で背景の色を変える 78 撮りたいシーンを選んで撮影する(ベストショット) 4.
被写体を自動的に追従して撮影する (オートフレーミング) 動きのある被写体に追従し、 被写体が中心にある写真を撮るこ とができます。 1. 撮影モードにして【BS】を押す 2. 【S】 【T】 【W】 【X】 で “オートフレーミング” を選び、 【SET】を押す 3. 撮影したい被写体にフォー カスフレームを合わせて シャッターを半押ししたま まにする フォーカスフレーム フォーカスフレームとトリミ ング枠が被写体の動きに追従 します。 • シャッターを半押しして いる間、 被写体にピントを 合わせ続けます。 4.