よりよい撮影のための設定 ピントの合わせかたを変える ピント合わせの方法には、 以下の5種類があります。これらをフォーカスモードといいます。最初はオートフォーカスモードが選択され ています。 フォーカス モード オート フォーカス マクロ (接写) パン フォーカス 無限遠 説明 シャッター半押しで自動的にピントが合います。 自動調整 オートフォーカスモードは動画撮影時は使用できません。 (約40cm~∞(無限遠) ) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 近くのものを撮影するときに使用します。 動画撮影時のマクロモードは固定焦点となります。 自動調整 (10cm~50cm) • 最短距離は光学ズームの位置で変わります。 比較的広い範囲にピントが合うように固定されます。 オートフォーカスが難しい状況に使用します。 距離固定 • ピントの合う範囲は光学ズームの位置で変わります。 ピントは無限遠に固定されます。景色などの遠景の撮影に 使用します。 無限遠 マニュア 手動でピントを合わせることができます。 ルフォーカス ※ ピントが合う距離はレンズの表面からの距離です。 80 ピントが
フォーカスモードは次の手順で変えます。 自動でピントを合わせる(オートフォーカス) 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“フォーカス方式”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】でフォーカス ピントを合わせたい被写体をフォーカスフレームの中 に入れて、 シャッターを半押しする ピント合わせが行われます。 ピントが合ったかどうかは動作確認用ランプとフォーカス フレームの点灯のしかたによって分かります。 フォーカスモードのアイコン モードを選び、 【SET】を押 す 動作確認用ランプ 液晶モニターに、 設定した フォーカスモードが表示さ れます。 • 各フォーカスモードでの 撮影方法は次の項以降で 説明します。 フォーカスフレーム 状況 動作確認用ランプ フォーカスフレーム ピント合わせ完了 緑点灯 緑点灯 ピント合わせでき ない 緑点滅 赤点灯 2.
ᛵ • オートフォーカスモードは動画撮影時は使用できません。 近くを撮影する(マクロ) 1. シャッターを半押ししてピントを合わせる ピントの合わせかたはオートフォーカスモードと同じです。 Վᐎ • 被写体がオートフォーカスの範囲よりも近距離にあり、ピ ントが合わない場合には、自動的にマクロの範囲までピン ト調整します(オートマクロ) 。 • オートフォーカス撮影時に光学ズームを行うと、画面上に 下記のような撮影可能な距離の範囲が表示されます。 例:AF cm - ∞ ※ には数字が入ります。 2.
オートフォーカス/マクロモードでの撮影テクニック オートフォーカスの測定範囲 (AFエリア)を変える オートフォーカス(AF)の測定範囲を変更することができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す Վᐎ •“ マルチ”に設定すると、 9つのフォーカスフレームが表 示されます。 シャッターを半押しすると、ピントが合った場 所のフォーカスフレームが緑色で表示されます。 “ スポット” “ 追尾”の場合 “ マルチ”の場合 2. “撮影設定”タブ→“AFエリア”と選び、 【X】を押す 3.
フォーカスロック クイックシャッター フォーカスフレームに入らない被写体にピントを合わせて撮影 したいときは、 フォーカスロックというテクニックを使います。 • AFエリアは、 “ スポット”または“ 追尾”にしておきます。 クイックシャッター機能を使うと、シャッター半押しによる オートフォーカスが完了する前にシャッターを全押しすること で、通常のオートフォーカスよりはるかに高速でピントを合わ せて撮影することができます。シャッターチャンスを逃さずに 撮影することができます。 • 正確にピントが合わない場合があります。 1. ピントを合わせたい被写体 をフォーカスフレームに入 れて、 シャッターを半押し する ピントを合わせたい被写体 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“クイックシャッター”と選び、 【X】を 押す フォーカスフレーム 2. シャッターを半押ししたま ま、撮影したい構図を決め る • AFエリアを“ 追尾” に した場合は、 被写体と一緒 にフォーカスフレームが 動きます。 3.
ピントを固定して撮影する(パンフォーカス) 2. このとき、ピント合わせがしやすいように拡大表示になり ます。 【W】 :近い側にピントを合わせる 【X】 :遠い側にピントを合わせる • 約2秒間操作をしないと、手順1の画面に戻ります。 パンフォーカスモードでは、 比較的広い範囲にピントが合うよ うに調整されるので、 オートフォーカス動作は行われません。 1. シャッターを全押しして撮影する 遠くを撮影する(無限遠) ∞ (無限遠)にピントが固定されます。 景色など遠景を撮影する ときに使用します。 車や列車の窓ごしなど、オートフォーカスが 難しいところからの景色の撮影にも活用できます。 1. シャッターを押して撮影する 手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス) 被写体を拡大表示させた状態で、 手動でピント調整ができます。 走ってくる列車などを撮影するときに便利です。 あらかじめ列 車の通過点の目標物 (電柱など)に手動で合わせておくことで、 ピント合わせの操作をせずに素早く撮影ができます。 1.
3. 【W】 【X】 で露出補正値を選ぶ 明るさを補正する(EVシフト) 撮影時の明るさに応じて、 露出値(EV値)を手動で補正すること ができます。 逆光での撮影、間接照明の室内、 背景が暗い場合の 撮影などに利用すると、 より良好な画像が得られます。 【X】 :+方向に補正。白い物の撮影や逆光での撮影に向きま す。 ※ベストショットの“逆光” も便利です。 露出補正値:-2.0EV~+2.0EV 補正単位 :1/3EV 1. 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの下 【W】 :-方向に補正。黒い物の撮影や晴天の野外などの撮影 に向きます。 から3番目の項目(EVシフ ト)を選ぶ 露出補正値 露出補正値を元に戻したいときは、反対方向に露出補正し て“0.0”に合わせてください。 4.
ᛵ • 明るすぎたり、暗すぎたりするときは、 露出補正ができない 場合があります。 Վᐎ • 測光方式をマルチパターン測光(画面全体を分割し、 それぞ れのエリアの測光データを元に露出を決めます)に設定し ているときに露出補正を行うと、測光方式が自動的に中央 重点測光(中央部を重点的に測光します) に切り替わりま す。露出補正値を “0.0” に戻すとマルチパターン測光に戻り ます(90ページ)。 • “左右キー設定” を使うと、 【W】 【X】 を押すだけで露出値を 補正することができます(95ページ)。 ヒストグラム表示 (93ページ)を確認しながらの撮影に便利です。 色合いを変える(ホワイトバランス) 曇りの日に写真を撮ると被写体が青っぽく写ることがありま す。また白色蛍光灯の光で撮ると被写体が緑がかって写ること があります。このような現象を防ぎ、 光源に合わせて被写体を自 然な色合いで撮影できるように調整する機能がホワイトバラン スです。 1. 撮影モードにして 【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの下から4番目の項目(ホワイト バランス) を選ぶ 3.
Վᐎ • ホワイトバランスの“オート” では、被写体の中から白色点 を自動的に判断します。被写体の色や光源の状況によって はカメラが白色点の判断に迷い、適切なホワイトバランス に調整されないことがあります。このような場合は、 太陽 光、曇天など撮影条件を指定してください。 • “左右キー設定” を使うと、 【W】 【X】 を押すだけでホワイト バランスを変更することができます(95ページ)。 • “左右キー設定” で“オート” を選ぶときは、 “ AWB ( ”オート WB)を選んでください。 3. 【W】 【X】 で“ MWB マニュアルWB”を選ぶ 液晶モニターには、前回設定したバランスで被写体が表示 されます。この設定で使う場合は、 手順5に進んでください。 4.
ISO感度を変える ISO感度とは、光に対する感度を表したものです。 数値が大きい ほど感度が高くなり、 暗い場所での撮影に強くなります。シャッ ター速度を速くしたいときにもISO感度を高くします。同じ撮影 条件下ではISO感度を高くするとシャッター速度は早くなりま すが、 画像は多少ざらついた感じ(ノイズが増加した画像) にな りますので、 きれいに撮りたいときはなるべくISO感度を低くし てください。 1. ᛵ • ISO感度を上げてフラッシュ撮影すると、 近くの被写体の 明るさが適正にならない場合があります。 • 動画撮影では、 ISO感度がどこに設定されていても、常に “オート”に設定されます。 • “左右キー設定”を使うと、 【W】 【X】を押すだけでISO感度を 変更することができます (95ページ)。 撮影モードにして【SET】を押す 2. 【S】 【T】で操作パネルの上から5番目の項目 (ISO感度) を選ぶ 3.
光の測りかたを変える(測光方式) 測光方式とは、 被写体のどの部分の露出を測るかを決定する方 式のことです。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“測光方式”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す マルチ(マルチパターン) : 画面の全体を分割し、それぞれのエリアにつ いて測光します。 測光結果の明暗パターンに よって撮影環境をカメラが自動的に判断し、 露出を決定します。さまざまなシーンで失敗 の少ない露出が得られます。 中央重点: 中央部を重点的に測光します。カメラ任せで はなく、 自分である程度露出をコントロール したいときに使います。 スポット: センターのごく狭い部分を測光します。周囲 の影響を受けずに、 写したい被写体に露出を 合わせることができます。 90 よりよい撮影のための設定 ᛵ • “マルチ”設定時にEVシフト (86ページ) を行うと、測光方 式が自動的に “中央重点”に切り替わります。 EVシフトを “0.
白飛びと黒つぶれを軽減する (ダイナミックレンジ) 撮影される画像の白飛びや黒つぶれを軽減し、 ダイナミックレ ンジを拡大したかのような撮影ができます。 例えば、逆光で被写 体が黒ずんでしまう場合などに、 可能な限り白飛びや黒つぶれ を抑えて撮影することができます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 人物の肌のざらつきを軽減する(美肌処理) 撮影される人物の肌のざらつき(ノイズ) を軽減します。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“美肌処理”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】 を押す ノイズ消去+2 :“ノイズ消去+1”よりざらつきが軽減さ れます。 2. “画質設定”タブ→“ダイナミックレンジ”と選び、 【X】を ノイズ消去+1 :ざらつきが軽減されます。 押す 切 3.
鮮明さを変える(シャープネス) 明暗の差を変える(コントラスト) 撮影される画像の輪郭の鮮鋭度を設定できます。 撮影される画像の明暗の差を設定できます。 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“シャープネス”と選び、 【X】を押す 2. “画質設定”タブ→“コントラスト”と選び、 【X】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】を押す 3. 【S】 【T】で設定内容を選び、 【SET】 を押す +2(もっとも鮮鋭度が高い) から-2(もっとも鮮鋭度が低 い)までの5段階から選べます。 色の鮮やかさを変える(彩度) +2(明暗がもっともクッキリする)から-2 (明暗がもっと も平坦になる)までの5段階から選べます。 日付や時刻を写し込む(タイムスタンプ) 撮影される画像の色の鮮やかさを設定できます。 撮影時に画像の右下に、日付や時刻を写し込むことができます。 1. 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 撮影モードにして 【MENU】を押す 2. “画質設定”タブ→“彩度”と選び、 【X】を押す 2.
ᛵ • タイムスタンプ機能を使用しなくても、DPOF機能を利用 したり、印刷用ソフトの機能で、 日付や時刻を入れてプリン トすることができます(146ページ) 。 • いったん画像に写し込まれた日付や時刻を変更したり、消 すことはできません。 • 年/月/日の並び順は“表示スタイル” の設定(136ページ) にしたがって写し込まれます。 • 時刻の表示は“日時” の設定(9、 135ページ)にしたがって写 し込まれます。 • タイムスタンプを設定して撮影すると、デジタルズームは 働きません。 • 下記の撮影では、タイムスタンプは無効となります。 – ベストショット撮影の一部( “オートフレーミング”、 “名 刺や書類を写します” 、 “ホワイトボードなどを写しま す” 、 “古い写真を写します”、 “証明写真”) 露出を確認する(ヒストグラム) 液晶モニター上にヒストグラムを表示させることで、露出 (光の 量や明るさ)をチェックしながら撮影することができます。 再生 モードでは撮影された画像のヒストグラムを見ることができま す。 ヒストグラム 1.
■ ヒストグラムの見かた ヒストグラム (輝度成分分布表)とは、 画像の明るさのレベルを ピクセル数によりグラフ化したものです。 縦軸がピクセル数、横 軸が明るさを表します。 もしもヒストグラムが片寄っていた場 合は、 露出補正(EVシフト)を行うと、ヒストグラムを左右に移動 させることができます。 なるべくグラフが中央に寄るように補 正をすることによって、 適正露出に近づけることができます。さ らに静止画ではR(赤)、 G(緑) 、B(青) の色成分が独立したヒスト グラムも同時に表示されますので、 色ごとに「赤成分がオー バー」 「青成分がアンダー」 のように各色の分布状況も直感的に 把握することができます。 全体的に明るい画像は右寄りのヒス トグラムになります。また、 あまり右 に寄り過ぎていると、白飛びを起こし ている可能性もあります。 全体的に適度な明るさの画像は中央 寄りのヒストグラムになります。 典型的なヒストグラムの例 全体的に暗い画像は左寄りのヒスト グラムになります。 また、あまり左に 寄り過ぎていると、 黒つぶれを起こし ている可能性もあります。 ᛵ • 撮影したい画像を意図的
撮影を補助するいろいろな機能 撮影モードでは、 次のことを行うことができます。 • 【W】 【X】キーに機能を割り当てる • 撮影時に構図の目安となる基準線 (グリッド)を表示する • 撮影した画像を確認する • 設定を記憶させる • 各種設定をリセットする 【W】 【X】キーに機能を割り当てる (左右キー設定) 【W】 【X】 キーに以下の5つのうちどれか1つの機能を割り当てる ことができます。 割り当てた機能は撮影モード時(静止画および 動画) にいつでも使えるので便利です。機能の説明は参照ページ をご覧ください。 • 測光方式:光の測りかたを変える (90ページ) • EVシフト:明るさを補正する(86ページ) • ホワイトバランス:色合いを変える (87ページ) • ISO感度:ISO感度を変える(89ページ) • セルフタイマー:セルフタイマーの時間を設定する (53 ページ) • 切: 【W】 【X】 キーに機能を割り当てない 1. 3.
撮影した画像を確認する(撮影レビュー) お買い上げいただいたときは、 撮影直後の画像を液晶モニター で確認することができます。 この機能を使えなくすることもで きます。 1. 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“撮影レビュー”と選び、 【X】 を押す 3. 【▲】 【▼】 で設定項目を選び、 【SET】を押す 入:撮影した画像が約1秒間表示されます。 切:撮影した画像は表示されません。 画面上のアイコンの意味を確認する (アイコンガイド) 撮影モード時に液晶モニター上でアイコンの意味を確認しなが ら操作することができます(171ページ)。 • アイコンの意味を確認できる機能は、 次の通りです。 – 撮影モード、 測光方式、フラッシュ、 ホワイトバランス、セル フタイマー、 EVシフト ただし、 測光方式、ホワイトバランス、セルフタイマー、EVシ フトのアイコンの意味は、 左右キー設定(95ページ)を “測光 方式” “ホワイトバランス”、 、 “セルフタイマー” 、 “EVシフト” に設定したときにのみ表示されます。 1. 撮影モードにして 【MENU】を押す 2.
各種設定を記憶させる(モードメモリ) 機能 入 切 モードメモリとは、 電源を切ったときでも直前の状態を記憶し ておく機能です。 電源を入れるたびに毎回設定をし直す手間が はぶけます。 モードメモリで設定できる機能は、手順4の表の機 能です。 ベストショット※1 ベストショット状態を解除 フラッシュ オート フォーカス方式 AF (オートフォーカス) ホワイトバランス オート 1. ISO感度 オート 撮影モードにして【MENU】を押す 2. “撮影設定”タブ→“モードメモリ”と選び、 【X】 を押す 3. 【S】 【T】で設定したい機能を選び、 【X】 を押す 4.
各種設定をリセットする 本機の設定内容を初期値 (ご購入直後の設定)に戻すことができ ます。 初期値については「メニュー一覧表」 (173ページ)をご覧 ください。 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“リセット”と選び、 【X】を押す 3.
静止画や動画を再生する 静止画を見る 撮影した静止画を液晶モニターで見ることができます。 1. 【 】を押して、再生モードにする • 情報表示を消して、 静止画だけを見ることもできます (38 ページ) 。 • 記録されている静止画の中の1つが液晶 モニターいっぱいに表示されます。 • 表示されている静止画についての情報 も表示されます (172ページ)。 2.
音声付き静止画の音声を聞く 音声付き静止画 (ファイル形態は“ カーで聞くことができます。 1. ”) の音声を、内蔵スピー 再生モードにして、 【W】 【X】で 音声付き静止画を表示させる 動画を見る 撮影した動画を、液晶モニターで再生することができます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】で再生したい動画を表示させる ファイル形態のアイコンが“ ”になります。 このアイコン で、動画であることを確認してください(173ページ) 。 ファイル形態のアイコンが “ ” になります。このアイ コンで、 音声付き静止画であ ることを確認してください。 ファイル形態 フォルダ名/ファイル名 撮影時間 2.
動画の再生中にできること 早送り/早戻し する 【W】 【X】を押す • 押すごとに、早送り、 早戻しのスピード が速くなります。 手ブレを補正しながら動画を再生する 撮影時の手ブレを補正しながら動画を再生することができま す。カメラとテレビをつないだときなどに、 手ブレを補正した状 態で観賞できるので便利です。 1. 早送り/早戻し から通常の再生 に戻す 【SET】を押す 再生と一時停止 を切り替える 【SET】を押す 一時停止中にコ マ送りする 【W】 【X】を押す • 押し続けると、 連続してコマ送りします。 音量を調節する 【T】を押したあと 【▲】 【T】を押す • 音量調節は、再生中にだけできます。 再生モードにして 【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“ 手ブレ補正”と選び、 【X】を押す 3. 【▲】 【T】で“入”を選び 【SET】を押す • 手ブレ補正を“入” に設定すると、液晶モニターに表示さ れる再生画面の表示範囲が若干狭まります。 4.
自動的にページ送りして楽しむ (スライドショー) 撮影、 記録したものを自動的に次々と再生させることができま す (スライドショー)。 いろいろな見かたを設定することができます。 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“スライドショー”と選び、 【X】を押す 3.
4. スライドショーを開始する 【S】 【T】で “開始”を選んで 【SET】を押します。 設定した時間が経過するまでスライドショーが続きます。 • 再生中に 【W】 【X】 を押すと画像を送ることができます。 ただし、 “エフェクト” を“パターン5” にしたときを除き ます。 • 音声再生中に 【T】を押したあと【S】 【T】を押すことによ り、 音量を調整することができます。 スライドショーを中断するには 【SET】を押します。 再生モードに戻ります。 • 【MENU】 を押すと、中断してメニューに戻ります。 •【 】を押すと、 中断して撮影モードに切り替わります。 ᛵ • 画面の切り替わり中はボタン操作が効かなくなります。画 面が静止しているときにボタン操作をしてください。ボタ ンが効かない場合は、しばらくボタンを押し続けてくださ い。 ■ 好みのBGMに切り替える “エフェクト” を実行したときに再生される内蔵BGMを、好みの BGMに切り替えることができます。 ● 設定可能なファイル: IMA ADPCM形式のWAVファイル サンプリング周波数:22.05kHz/44.
好みのBGMをメモリーに入れる 好みのBGMファイルをメモリーカードまたは内蔵メモリーに 入れると、 BGMが切り替わります。 1. カメラとパソコンを接続する(150, 161ページ) • メモリーカードにBGMファイルを入れたいときは、 あら かじめカメラにメモリーカードを入れておいてくださ い。 2. 次のように操作して、メモリーカードまたは内蔵メモ リーを開く • Windowsの場合 “スタート” →“マイコンピュー 1 Windows XPの場合: タ” の順でクリックする Windows Vistaの場合: “スタート”→“コンピュータ” の順でクリックする Windows 2000/Me/98SE/98の場合: “マイコン ピュータ” をダブルクリックする 2“リムーバブルディスク”をダブルクリックする メモリーカードまたは内蔵メモリーを 「リムーバブル ディスク」 として認識します。 • Macintoshの場合 1“名称未設定”をダブルクリックする メモリーカードまたは内蔵メモリーを 「ドライブ」と して認識します。 3.
• 付属のAVケーブルをカメラのUSB/AV接続端子に挿入 する際は、ケーブルのコネクタをカチッとクリック感が あるまでカメラへ押し込んでください。完全に挿入しな いと、通信不良や製品の故障の原因となります。 • 完全に挿入しても、イラストのよう にコネクタの金属部が見えます。 テレビで画像を見る カメラに記録してある静止画や動画を、 テレビの画面で見るこ とができます。 1. 付属のAVケーブルでカメラとテレビをつなぐ。 AVケーブル 黄色 テレビ 白色 映像 USB/AV接続端子 2. テレビの映像入力を“ビデオ入力” に切り替える テレビに映像入力が2つ以上ある場合は、 カメラをつないだ 映像入力を選んでください。 音声 3. 【 音声入力端子 (白色) 映像入力端子(黄色) 4.
ᛵ • テレビに画像を映すとき、カメラの 【 】 (撮影) /【 】 (再生) の動作を必ず“パワーオン” または“パワーオン/オ フ”に設定しておいてください (138ページ) 。 • 液晶モニターに表示されるアイコンなどは、そのままテレ ビ画面に表示されます。 【S】 (DISP)で表示内容を切り替えることもできます。 • 音声はモノラルになります。 • お使いのテレビによっては、画像の一部が表示されないこ とがあります。 • 音声は最大で出力されます。はじめにテレビの音量を小さ くしておき、テレビ側で音量を調節してください。 106 静止画や動画を再生する Վᐎ • DVDレコーダーやビデオデッキとカメラを接続して、カメ ラの画像を録画することができます。 録画するにはさまざ まな接続方法がありますが、 一例として、付属のAVケーブ ルを次のように接続します。 – DVDレコーダーやビデオデッキ側:映像入力端子、音声 入力端子 – カメラ側:USB/AV接続端子 このとき、 カメラでスライドショーを実行すれば、静止画や 動画を記録した思い出のDVDやビデオテープが簡単に作 れます。 スライドシ
■ 画面の横縦比とビデオ出力の方式を変更する 本機では、 ビデオ信号をNTSCまたはPAL、 テレビ画面のアスペ クト比 (横縦比)を4:3または16:9のいずれかで出力できます。 お買い上げいただいたときは、 日本国内の仕様に合わせて、 NTSC4:3で出力します。 海外でお使いの場合でPAL仕様のテレビにつなぐときは、ビデ オ信号の出力をPALに切り替えてください。 1. 【MENU】を押す 2. “設定”タブ→“ビデオ出力”と選び、 【X】を押す ᛵ • お使いのテレビ画面のアスペクト比(4:3または16:9)に合 わせ、 正しく設定してご利用ください。このとき、 テレビ側 のアスペクト比の設定も正しく設定されている必要があり ます。 カメラとテレビ両方のアスペクト比の設定が揃って いないと、 画面が正常に表示されない場合があります。 • 本機のビデオ方式とテレビのビデオ方式が合わないと正し く表示されません。 • NTSC、PAL以外の方式のテレビでは、画像は正しく表示さ れません。 3.
画像を拡大して表示する 画面に12枚の画像を表示する 撮影した静止画を8倍まで拡大して見ることができます。 撮影した内容を同時に12枚一覧表示できます。 1. 1. 2. 再生モードにして、 【W】 【X】 で拡大したい静止画を表示 させる ズームボタンの【 】 ( ) 側を押して、画像を 拡大表示させる 【S】 【T】 【W】 【X】で、 拡大表 示される位置を変えることが できます。 ズームボタンの【 】 側を押 すと、 縮小表示されます。 • 情報表示をオンにしてあ るとき、 画像の右下に、拡 大されている位置が表示 されます。 拡大倍率 2.
カレンダー形式で画像を表示する 1ヶ月分のカレンダーの日付上に、その日に撮影した最初の画像 を表示させることができます。 日付から画像をすばやく探すこ とができます。 1. 再生モードにしてズームボ タンの 【 ( 】 )側を2回 押す カレンダー表示になり、 日付 と、その日に撮影した最初の 画像が表示されます。 • 【MENU】を押してから、 年/月 “再生機能”タブ→ “カレン ダー表示” と選び、 【X】を押 枠 してもカレンダー表示に なります。 • カレンダー表示をやめるには、 【MENU】 または【BS】 を押 します。 Վᐎ • カレンダー表示での年/月は、 “表示スタイル” (136ペー ジ) の設定によります。 ᛵ • 下記の機能を使用して保存した画像は、 カレンダー表示の 日付には正しく反映して表示することができません。 各機能で保存した時点の日付で表示される画像 – アングル補正/退色補正/リサイズ/トリミング/コ ピー/モーションプリント 撮影時の日付で表示される画像 – 日時編集 2.
撮影した画像を編集する 画像サイズを小さくする(リサイズ) 撮影した静止画のサイズを小さくして、 新しい静止画として保 存することができます。 元の静止画も残ります。以下の3つのサ イズに変えることができます。 画素数 (pixels) ※ 大きい 5M 2560×1920 3M 2048×1536 VGA 640×480 小さい プリントサイズ A3プリント A4プリント Eメール • Eメールで画像を送りたい 場合に最適です。 ※ Mはメガ(100万)の意味です。 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“リサイズ”と選び、 【X】を押す 3. 【W】 【X】でリサイズしたい静止画を表示させる 4. 【S】 【T】で変更後のサイズを選び、 【SET】を押す • 画像サイズの選択中は、 画素数(pixel数)とプリントサイ ズが自動的に切り替わって表示されます。 プリントサイ ズは、 選んだ画素数に対して、プリント時に最適な用紙の サイズを示しています。 110 撮影した画像を編集する 5.
5. 【SET】を押す 静止画の一部を切り抜く(トリミング) 撮影した静止画の一部を切り抜いて、 新しい静止画として保存 することができます。 元の静止画も残ります。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 でトリミングしたい静止画 を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“トリミ • トリミングをやめるには、 【SET】を押す前に 【MENU】を 押します。 ᛵ • 3:2、16:9の画像をトリミングすると、画像の横縦比が4:3 になります。 • トリミング後の静止画の日付は、 元の静止画を撮影した日 付になります。 拡大倍率 ング” と選び、 【X】 を押す • 静止画が表示されている ときのみ操作できます。 静止画の外周 切り抜かれる部分 4.
黒板やポスターを正面から見たように補正す る(アングル補正) すでに撮影した黒板、 書類、ポスターや写真などの静止画を、 正 面から撮影したように (長方形・正方形に) ゆがみを補正します。 アングル補正した画像は、 アングル補正する前の画像とは別に、 最新ファイルとして2M (1600×1200 pixels)のサイズで保存 されます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“アングル補正”と選び、 【X】 を押す 補正確認画面が表示されます。 • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 4. 【W】 【X】で補正候補を選ぶ 112 撮影した画像を編集する 5.
古く色あせた写真を補正する(退色補正) デジタルカメラで撮影した古く色あせた写真を、 後から退色の 補正をすることができます。 すでに撮影した古い写真やポス ターなどを補正するのに便利です。 • 退色補正した画像は、退色補正する前の画像とは別に、最新 ファイルとして2M (1600×1200 pixels)のサイズで保存さ れます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で補正したい静止画を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“退色補正”と選び、 【X】を押す 4. 【W】 【X】で写真の輪郭候補を選ぶ 5. 【S】 【T】で “決定”を選び、 【SET】を押す 画像の一部を切り抜く操作(トリミング) により、液晶モニ ターに画像を切り抜くための枠が表示されます。 • “キャンセル” を選ぶと、補正せず、 何も保存されずに終了 します。 6. 7.
撮影画像の日時情報を修正する すでに撮影した画像の日時情報 (撮影日/撮影時刻)をカメラで 修正することができます。 1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で日時を修正したい静止画 を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“日時編集”と選び、 【X】を押す 4. 日付と時刻を修正する 【S】 【T】 :カーソル (選択枠)の部分の数字を変えます。 【W】 【X】:カーソル (選択枠)を移動します。 【BS】 :12時間表示と24時間表示の切り替えができま す。 5.
画像を回転させる 撮影した画像 (静止画、動画) を回転して表示させることができ ます。 カメラを縦に構えて撮影した画像を見るときなどに便利 です。 さらに回転させて元の状態に戻すことができます。 • 画像データそのものが回転するわけではありません。 液晶モ ニターでの表示のしかたを変えているだけです。 1. 再生モードにして【MENU】を押す 2. “再生機能”タブ→“回転表示”と選び、 【X】を押す • 静止画または動画が表示されているときのみ操作できま す。 ᛵ • メモリープロテクトをかけた画像を回転させることはでき ません。 回転させたいときは、メモリープロテクトを解除し てください (127ページ) 。 • 拡大表示された画像を回転させることはできません。 • 12画面表示、カレンダー表示では、回転前の静止画が表示 されます。 • 動画は、 カメラ上で再生したときのみ、回転表示させること ができます。 パソコンに取り込んだ動画は回転していませ ん。 3. 【W】 【X】で回転させたい画像を表示させる 4.
複数の写真を組み合わせる (レイアウトプリント) 4. 【W】 【X】 で好きなレイアウ トパターンを選び、 【SET】 を押す あらかじめ用意された複数のフレームに、 撮影済みの静止画を レイアウトし、 新たに保存することができます。 • レイアウトパターン (2枚) • レイアウトパターン(3枚) 5. 【W】 【X】 で背景の色を選ぶ 6. 【SET】を押す 1. 再生モードにして【W】 【X】で最初にレイアウトする画像 を表示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“レイア ウトプリント”と選び、 【X】 を押す • 静止画が表示されていると きのみ操作できます。 116 撮影した画像を編集する 7. 【W】 【X】 でレイアウトする画像を選び、 【SET】 を押す 8. 残りのフレームについても、同様に手順6.
ᛵ • 画像サイズが“3:2(3072×2048 pixels)” “16:9(3072× 、 1728 pixels) ”の場合、 レイアウトできません。 • レイアウトした画像をカメラで表示した場合、日付はレイ アウトした日付ではなく、レイアウトした最後のフレーム を撮影した日付が表示されます。 • 画像サイズは自動的に7M(3072×2304 pixels)に固定さ れ、保存されます。 画像の色味を変える(ホワイトバランス) 撮影した静止画像の色味を、さまざまな光源下で撮影したよう な色味に変えることができます。 1. 再生モードにして 【W】 【X】で色味を変えたい画像を表示 させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“ホワイトバランス”と選び、 【X】を押す • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 4.
• 設定項目を示す反転は、 色味を変える前の画像撮影時に 設定したホワイトバランスの位置に表示されます。 ただ し、 ホワイトバランスを“オート” または“マニュアル” に 設定して撮影した場合は、 キャンセルの位置に表示され ます (87ページ) 。 • 撮影時のホワイトバランスを忘れて、 撮影時と同じホワ イトバランス (色味)を選んで 【SET】を押したとしても、 キャンセルと同じ扱いになり、 色味は変わりません。 ᛵ • 色味を変えた画像は、色味を変える前の画像とは別に最新 ファイルとして保存されます。 • 色味を変えた画像をカメラで表示した場合、日付は色味を 変えた日付ではなく、撮影した日付が表示されます。 画像の明るさを変える(明るさ編集) 撮影した静止画像の明るさを変えることができます。 1. 再生モードにして 【W】 【X】で明るさを変えたい画像を表 示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“明るさ編集”と選び、 【X】 を押す • 静止画が液晶モニターに表示されているときのみ操作す ることができます。 4.
黒つぶれを軽減する(ダイナミックレンジ) 画像の明るい部分はそのままで、 黒つぶれを軽減します。 1. 再生モードにして【W】 【X】で階調を補正したい画像を表 示させる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“ダイナミックレンジ”と選び、 【X】を 押す 4.
1. 5. カットしたい動画を再生する 2. 【SET】を押して一時停止す 以下の操作で、カットした い位置(境界のコマ) を探す る •“ ” (カットアイコン) が表示されていることを 確認してください。 表示さ れていない場合は、 もう一 度 【SET】を押してくださ い。 カットされる範囲 (赤い部分) カットアイコン 3. 【T】を押す • 以下のように操作しても同じ画面が表示されます。 【MENU】を押 1再生モードでカットしたい動画を選び、 す 【X】 を押 2“再生機能”タブ→“ムービーカット”と選び、 す 4. 【S】 【T】でカット方法を選び、 【SET】 を押す • カットを中止するときは、 “キャンセル” を選んで【SET】 を押します。 一時停止状態に戻ります。 早戻し/早送りする 【W】 【X】 を押す 再生と一時停止を切り替える 【SET】を押す 一時停止中にコマ送りする 【W】 【X】 を押す • カットを中止するときは、 【MENU】を押します。 手順3の 画面に戻ります。 6.
7.
1. 再生モードにして、 【W】 【X】 で素材にする動画を表示さ せる 2. 【MENU】を押す 3. “再生機能”タブ→“モーションプリント”と選び、 【X】 を 押す 4. 【S】 【T】で “9コマで作成”または“1コマで作成”を選ぶ 5. 【W】 【X】で静止画にしたい場面を探す • 【W】 【X】 を押し続けると、早戻し/早送りができます。 6.