J FA-123USB 取扱説明書 ※本書はお読みになった後も大切に保管してください。 http://www.casio.co.
※この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づ くクラスBの情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを 目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して 使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従っ て正しい取り扱いをしてください。 ・MS、Microsoft、MS-DOSは米国Microsoft Corporationの商標です。 ・Windowsは米国Microsoft Corporationの商標です。 ・IBM PC/ATは米国International Business Machines社の商標です。 ・Adobe、Acrobatは米国Adobe Systems Incorporatedの登録商標です。 ・その他の社名、および商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。 ・本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。 ・本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点 や誤りなど、お気づきのことがありましたらご連絡ください。 ・本ソフトウェアはカシオ計算機(株)の著作物であり、これ
u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u uuuuuuuuuuuuuuuuuuu FA-123USB uuuuuuuuuuuuuuuuuuu u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u u
目次 第1章 お使いいただく前に ................................................................................... 3 ■ 付属品を確認する...................................................................................................................... ■ 本書の読み方 ............................................................................................................................. ■ システム構成 .............................................................................................................................
第1章 お使いいただく前に ■ 付属品を確認する 本機をご使用になる前に、以下のような付属品が揃っているかどうかを確認して ください。 u PC Program Disk (ソフトウェア、 ドライバー、取扱説明書(PDFファイル) 、Adobe Readerイ ンストーラを含む) u 転送ケーブル ■ 本書の読み方 ● 本書は FA-123USB のパッケージに含まれるProgram-Linkソフトウェア (以 下、この説明書中では「Program-Link」 または「本ソフトウェア」 と呼びます)の取 扱説明書です。 グラフ関数電卓の詳細は、各機種の取扱説明書をご参照ください。 ● 本ソフトウェアはパソコンで動作するアプリケーションソフトであり、パソコ ンそのものの操作については本書では説明しておりません。 本書は、本ソフトウェアをご使用になるお客様が、少なくとも以下のようなパ ソコンの基本操作に習熟していることを前提に書かれています。 u マウスを使ったメニュー操作および、クリック、ダブルクリック、ドラッ グなどの操作 u キーボードを使った文字入力の操作 u アイコン操作、共通のウィンドウ操作など こ
● 特に記載のない操作はパソコン側の操作を表わします。 グラフ関数電卓を操作するときは、その都度説明します。 ■ システム構成 FA-123USB Program-Link を使うには、次の最小システム構成が必要です。 OS パソコン Microsoft® Windows® 98 / 98SE / Me / 2000 Professional SP1/SP2/SP3/SP4 / XP Home Edition SP1/SP2 / XP Professional SP1/SP2 日本語版 下記の条件を満たす「IBM PC/AT互換機」 • Windows® 98 / 98SE / Me / 2000 Professional SP1/SP2/ SP3/SP4 / XP Home Edition SP1/SP2 / XP Professional SP1/SP2 がプリインストール • CPUがPentium® 75MHz以上(Windows® 2000 Professional SP1/SP2/SP3/SP4では、Pentium® 133MHz以上を推奨。 Windows® 98 / 98SE / M
u CFX-9850 シリーズ CFX-9850G fx-9750G CFX-9970G CFX-9850Ga PLUS CFX-9950GB PLUS CFX-9950G fx-9750G PLUS CFX-9850G PLUS CFX-9850GB PLUS CFX-9850GC PLUS u fx-7400 シリーズ fx-7450G fx-7400G PLUS ■ ファイル形式 Program-Link が扱うファイルを、カタログファイルといいます。カタログファ イルには次の3種類があります。 カタログファイル テキストファイル バックアップファイル 画像ファイル 1.
2.バックアップファイル グラフ関数電卓のデータの全てをバックアップしたファイルです。 3.
第2章 インストール ■ USBドライバーのインストール方法 Windows® XP 1.付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットします。 2.転送ケーブルをパソコンに接続します。 3.“Install from a list or specific location (Advanced)” を選択して、Next をクリックします。 4.“Include this location in the search:” を選択して、“E:\USB2KXP”(E:が CD-ROM ドライブの場合)と入力するか、Browse をクリックして USB ドラ イバを選択します。その後、Next をクリックします。 u7u
5.“Windows Logo Test”にパスしていない場合、下記のメッセージが表示され ます。Continue Anyway をクリックしてインストールを続けます。 6.Finish をクリックします。 u8u
Windows® ME 1.付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットします。 2.転送ケーブルをパソコンに接続します。 3.“Specify the location of the driver (Advanced)” を選択して、Next をク 4.“Specify a location:” を選択して、“G:\USB98ME”(G:が CD-ROM ドライ ブの場合)と入力するか、Browse をクリックして USB ドライバを選択しま す。その後、Next をクリックします。 u9u
5.Next をクリックします。 6.Finish をクリックします。 u 10 u
Windows® 98 1.付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROMドライブにセットします。 2.転送ケーブルをパソコンに接続します。 u“Add New Hardware Wizard” ウィンドウが表示されます。 3.Next をクリックします。 4.“Search for the best driver for your device.
5.“Specify a location:” を選択して、“G:\USB98ME” (G:が CD-ROM ドライブ の場合)と入力するか、Browse をクリックして USB ドライバを選択します。 その後、Next をクリックします。 6.Next をクリックします。 u 12 u
7.Finish をクリックします。 Windows® 2000 1.付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットします。 2.転送ケーブルをパソコンに接続します。 u“Found New Hardware Wizard”ウィンドウが表示されます。 3.Next をクリックします。 u 13 u
4.“Search for a suitable driver for my device (recommended)”を選択し て、Next をクリックします。 5.“Specify a location”を選択して、Next をクリックします。 u 14 u
6.“E:\USB2KXP”(E:がCD-ROMドライブの場合) と入力するか、Browseをク リックしてUSBドライバを選択します。その後、OK をクリックします。 7.Next をクリックします。 8.Finish をクリックします。 u 15 u
■ Program-Linkのインストール方法 1.付属のCD-ROMをパソコンのCD-ROMドライブにセットします。 2.setup. exe をダブルクリックしてProgram-Link をインストールします。 →ダイアログボックスが表示されます。 インストール先を指定して、OK をクリックします。 3.インストールが終了すると、確認のダイアログが表示されます。 OK をクリックします。 万一、インストールができないときは、次のように操作してインストールしま す。 1. インストールディスクの中の FA123.EX_ FA123.CH_ FA123GRF.TT_ FA123ALG.TT_ をそれぞれ FA123.EXE FA123.CHM FA123GRF.TTF FA123ALG.TTF に名前を変えてユーザ指定のディレクトリにコピーします。 2. コントロールパネルでフォントの登録をします。 ■ Program-Linkの起動 FA-123.
第3章 ファイル転送 ファイル転送機能を使うと、グラフ関数電卓のデータをパソコンに転送したり、 パソコンで作成したプログラムや保存したデータを、グラフ関数電卓へ転送する ことができます。 グラフ関数電卓の設定および操作は、グラフ関数電卓の取扱説明書の「データ 転送」を参照してください。 データ送受信時間について USB 接続でのデータ転送は、シリアル接続でのデータ転送より時間がかかり ます。 ■ データ通信タイプ グラフ関数電卓と通信するデータには、データ項目ごとに通信する方法とバック アップデータとしてひとつにまとめて通信する方法の 2 通りがあります。 ● データ項目ごとに通信する グラフ関数電卓からデータ項目ごとに転送したデータは、カタログウィンドウ で個々のデータ項目として扱うことや、プログラムを編集したりすることがで きます。 ● バックアップとして転送する方法 グラフ関数電卓のデータの全てをバックアップします。バックアップで転送し たデータは中を見たり編集することはできません。 ■ ファイル転送の前に ファイル転送を行う前に、下記の設定を行います。 ● パソコンの通信パラメータを設定する
2.
■ グラフ関数電卓からパソコンへのデータ転送 1. Link−Receiveと選択します。 2. グラフ関数電卓で転送するデータを選択し、送信します。 例 ALGEBRA FX シリーズでは次のように操作します。 LINK メニューから Transmit を選択します。 Select を選択し、続けてデータ項目を選択します。 Tran を選択し、YES を選択します。 データの転送がはじまり、進行がダイアログボックスに表示されます。 画面表示例 受信側の準備ができていないときに送信すると、 “Transmit ERROR!” と表示さ れます。 3. 転送が終了すると新しいカタログウィンドウが表示されます。 画面表示例 4.
ここで File− Save と選択すると、ダイアログが表示され、ファイル名や保存 場所(ドライブ名やディレクトリ名) を選択できます。 また、Save type の欄では、保存するデータ形式も選択できます。 正しく操作してもデータ転送できない場合は、以下の点を再度確認してくださ い。 u 転送ケーブルが確実に接続されているか。 u Link−Communications の接続ポートが正しくセレクトされているか。 u Tool−Model Typeと、正しく選択できているか。 ■ パソコンからグラフ関数電卓への転送 1. FileーOpen と選択し、 転送するカタログファイルを選択して開きます。 FileーOpen と選択するとダイアログが表示され、 ファイルの選択の他にドライ ブやディレクトリの選択ができます。 2.
■ バックアップ転送 ● グラフ関数電卓のデータをバックアップする 1. Link−Receiveと選択します。 2. グラフ関数電卓の LINK メニューから Backup を選択します。 例 ALGEBRA FX では次のように操作します。 LINK メニューから Transmit を選択します。 Backup を選択し、Yes を選択します。 3. 以後の操作は、 「グラフ関数電卓からパソコンへのデータ転送」の3. (P.19)か らと同じです。 ● バックアップしたデータをグラフ関数電卓へ転送する 1. File−Open でバックアップデータのファイルを選択します。 2. 以後の操作は、 「パソコンからグラフ関数電卓への転送」の3.(P.
第4章 データの編集 ■ カタログファイルの新規作成 1. パソコン側で、File− New− Model Type と選択し、続けて転送先となるグラ フ電卓の Model Type を選びます。 新しいカタログウィンドウが表示されます。 画面表示例 2. プログラムを新規に作成したり、 他のカタログウィンドウからデータをコピー( ま たは移動)してデータを入力します。 u プログラムの作成は、次の「アイテム(プログラム)の新規作成」 を参照。 u データのコピー、移動は「グループ、アイテムの削除、コピー、移動」 (P.24) を参照。 3. File−Save As と選択し、 保存します。 ■ アイテム(プログラム) の新規作成 新規作成できるアイテムはプログラムだけです。 1.
3. プログラムを入力します。 u 入力方法は「プログラムエディター」 (P.28) を参照。 4. File−Close と選択し、 プログラムエディターを終了します。 5. File−Save と選択し、 カタログファイルを保存します。 u プログラムのパスワードはソフト上では作れません。 u グラフ関数電卓からパスワード付きのプログラムを受信したとき、パスワー ドは無視されます。 u BASE プログラムに対しては編集できません。 ■ アイテムの表示、編集、印刷 ● 表示、編集 1. アイテムを選択した状態で、 Item −Open と選択します。 2. アイテムの内容が表示されます。 (アイテムをダブルクリックしても表示することができます。) u アイテムがプログラムのときは、プログラムエディターで編集することがで きます。 u G - Mem、Picture、Dyna - Mem のアイテムは、表示することができません。 u プログラムは RUN プログラムのみで、BASE プログラムは編集できません。 またパスワードも作れません。 ● 印刷 1.
■ グループ、アイテムの削除、コピー、移動 ● 削除 削除するグループとアイテムを選択して、 Edit−Delete と選択するか、 Delete キーを押します。 ● 他のカタログファイルへのコピー 1. グループとアイテムを選択し、 Edit−Copy と選択します。 2. コピー先のカタログファイルを開き、 Edit−Paste と選択します。 u グループとアイテムを、 コピー先のカタログウィンドウへドラッグしてコピーす ることもできます。 u 保存形式が異なるカタログファイル間で、コピー&ペーストを行なうと、保存の 際に一部のデータが失われることがあります。 u 保存形式は、Model Typeごとに異なる場合がありますので、ご注意ください。 ● 他のカタログファイルへの移動 1. グループとアイテムを選択し、 Edit−Cut と選択します。 2.
第5章 データファイルをCSV形式と相互変換する 関数電卓で作られたデータのうち、List や File、Matrix 形式のデータは、CSV 形式と相互変換できます。 ■ List や File、Matrix 形式のデータをCSV形式 に変換する 1. カタログファイルの List や File、Matrix 形式のデータの中から、変換した いもののファイル名を選び、さらに、メニューからFile−CSV−Save as CSV と選択します。 2. 下記のようなダイアログが現われますので、変換後のファイルの置き場所を指 定します。 3. OK を選択すると、変換が実行されます。 u 複素数を含んだデータは、変換できません。 ■ CSV形式のデータをList や File、Matrix形式 に変換する 1. メニューから、File− CSV− Load from CSV と選択します。 2. 変換したい CSV 形式ファイルを選択します。 List や File、Matrix 形式のうち、どの形式に変換したいか選択します。 3.
第6章 スクリーンキャプチャー(画像受信) グラフ関数電卓に表示されている画像のbitパターンを、スクリーンキャプチャーに よりパソコンに転送できます。 グラフ関数電卓の操作は、 グラフ関数電卓の取扱説明書の 「データ転送」 を参照 してください。 ■ 画像をスクリーンキャプチャーでパソコンに転送する 例 1.【電 ALGEBRA FX シリーズの場合 卓】 スクリーンキャプチャーの準備をします。 u LINK モードで操作して、セットアップ画面を呼び出し (u3(SET UP))、 H-Copy の項目を Direct に設定します。 2.【電 卓】 転送したい画面を表示させます。 3.【FA-123】メニューで、Link− Screen Capture と選択します。 4.【電 例 1.
File−Save As と選択するとダイアログが表示され、 ファイル名の指定の他に ドライブやディレクトリの選択ができます。 ■ 画像の表示、印刷 ● 表示 File−Open と選択し、 画像ファイルを開きます。 画像が表示されます。 ● 印刷 1. 画像を表示した状態で、 File−Print と選択します。 2.
第7章 プログラムエディター プログラムを編集するにはプログラムエディターを使います。 ■ プログラムエディターの起動 新しくプログラムを作成するか、既にあるプログラムを選択してプログラムエ ディターを起動します。 ● コマンド入力の仕方 コマンドは次の 3 通りの方法で入力します。 u MENU、PRGM、VARS、OPTN、KEY、SET UP、CATALOG の各メ ニューから選択します。 u キーボードから入力します。 u 電卓キーパッドを表示して、マウスで入力します。 u 電卓キーパッドはView−Calculator と選択すると表示されます。View− Calculator ともう一度選択すると消えます。 u 計算機独自のフォント(例 3√など)は、FA123GRFフォントやFA123ALG フォントに含まれ、キーボードからは入力できません。 u FA123GRFフォントやFA123ALGフォントが正しくインストールされてい ないと、特殊文字が正しく表示されません。 ■ プログラムの保存 入力、編集が終了したら、プログラムを保存します。 1.
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