User manual - fx-260A
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■桁オーバーとエラーについて
下記の状態では計算が続けられなくなります(「–E–」が表示
されます)。
a. 計算結果(連続計算の途中の結果も含む)またはメモリー
内の計算途中のデータ数値が±9.99999999910
99
の範囲
を超えた場合。
b. 関数計算が入力範囲を超えて数値を入力した場合。
c. 統計計算中に、n 0 の時に平均や標準偏差を求めようと
するような論理的に非整合な計算を行なった場合。
d. 0 による除算のように、数学的に正しくない計算を行なお
うとした場合。
e. カッコを使った計算を行なっている際に、18レベルを超え
てカッコを使用した場合(この場合のみ「–E–」ではなく
「–1–」が表示されます)。
●「–E–」の表示状態を解除するには、
t キーを押してから
計算をやりなおしてください。
● 上記のeの場合、
k を押すと桁オーバーを起こす直前に
内部の計算結果をクリアーしますので、再び計算を続け
ることができます。
● 演算結果が+(1 10
–99
)と (1 10
–99
)の範囲の間の場
合、エラーは表示されませんが、結果は 0 になります。