J fx-5800P 取扱説明書 保証書付 ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しく お使いください。 本書はお読みになった後も大切に保管してください。 http://edu.casio.
■ 電池絶縁シートについて お買い上げ時は、電池の消耗を防ぐための絶縁シートが、本体裏面の電池ケース部に挟み込まれています。本 機をはじめて使うときは、まずこの絶縁シートを引き抜いてください。 電池絶縁シートを取り外すには 1. 電池絶縁シートを指でつまみ、矢印の方向に引き抜きます。 Pull to remove 引き抜いてください 2. 本機裏面の P ボタンを先の細い棒などを使って押し、本機をイニシャライズします (必ず操作してください)。 P P ボタン ■ 本機を初期状態に戻す(リセット操作) 本機を初期状態に戻したいときは、以下のリセット操作を行ってください。なお、この操作を行うと記憶され ていたデータが消えてしまいますので、ご注意ください。 本機を初期化するには 1. AB(SYSTEM)B(Reset All) を押します。 •“Reset All?”という確認メッセージが表示されます。 2.
● 画面上に表示されているメニュー項目を数字キーで選ぶ操作は、次のように表記します。 例:H – {PROG} – { → } 選択対象のメニュー項目を { } で括って表記 ● 画面上に表示されているメニュー項目を数字キーを押して選ぶ操作は、次のように表記します。 例:H – {MATH} (°dX) 直前のキー操作で選択されるメニュー項目を ( ) で括って表記 ■ 本書中の例題について 本書中の例題の操作を行う際には、例題に付けられたマークに応じて、本機の設定を切り替えることが必要です。 ● 次のマークが付いた例題では、表示形式設定の切り替えが必要です。 H H 表示形式として「自然表示」を選択します。 H 1H 表示形式として「ライン表示」を選択します。 切り替え操作については「表示形式を切り替えるには」 (9 ページ)を参照してください。 ● 次のマークが付いた例題では、角度単位設定の切り替えが必要です。 H BH 角度単位設定として「Deg」を選択します。 H *H 角度単位設定として「Rad」を選択します。 切り替え操作については「角度単位設定を切り替えるには」 (10 ページ)を参照
安全上のご注意 このたびは本機をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 ご使用になる前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお 使いください。なお、本書はお読みになった後も大切に保管してください。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負 う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想 定される内容を示しています。 電池について ● 本機で使用している電池を取り外した場合は、誤って電池を飲むこと がないようにしてください。特に小さなお子様にご注意ください。 ● 電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてください。万一、お 子様が飲み込んだ場合は、ただちに医師と相談してください。 ● 電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしないでくださ い。また、加熱したり、火の中へ投入したりしないでください。 ● 電池は使い方を誤ると液もれによる周囲の汚損や、破裂による火災・ けがの原因となることがあります。次のことは必ずお守りください。 (⃝と⃝の向き) に注意して正しく入れてください。 S 極性 + − 長期間使用しないときは、本体から電池を取り出してお
ご使用上の注意 ● お買い上げ直後、本機を使用する前に必ず裏面の P ボタンを押してください。 ● 本機が正常に使用できても、定期的に必ず電池を交換してください。 fx-5800P ...............................................................................................................................................
目次 ■ 電池絶縁シートについて ..................................................................................................................................................... 1 ■ 本機を初期状態に戻す (リセット操作)................................................................................................................................. 1 ■ 各種操作の表記ルールについて ......................................................................................................................................... 1 ■ 本書中の例題について ....................
■ 指数関数と対数関数 ......................................................................................................................................................... 37 ■ べき乗関数とべき乗根関数............................................................................................................................................... 38 ■ 積分計算 ..........................................................................................................................................................................
関数式からの数値テーブル作成(TABLE)............................................................................. 81 ■ TABLEモードの概要 ......................................................................................................................................................... 81 ■ 数値テーブルを作成する .................................................................................................................................................. 82 ■ 数値テーブル作成時のご注意 ...........................................................
計算を始める前に ■ 電源を入れる 電源を入れるには、Mを押します。このとき、前回電源を切ったときの状態に復帰します。 " コントラストを調節するには 液晶表示が見づらいときは、コントラストを調節します。 1. A (SYSTEM) (Contrast) を押します。 S コントラスト画面が表示されます。 2. B または C を押して調節します。 3.
例えば右の画面では、7 シンボルが点灯しています。 7 シンボルは、角度単位設定(10 ページ)が Deg であることを表してい ます。それぞれのシンボルの意味については、各機能の説明を参照して ください。 計算モードとセットアップ ■ 計算モードを選ぶ 本機は 11 種類の「計算モード」 を備えています。 " 計算モードを選ぶには 1. を押します。 S 計算モード選択画面が表示されます。A/D をを押すと、選択画面の 1 画面目と 2 画面目が切り替わります。 1 画面目 2 画面目 2.
ライン表示形式 分数や各種の関数などを、関数電卓に特有の形式で入力します。式の入力を常に 1 行(1 ライン)で行うので、 1 ライン表示形式と呼びます。例えば は「1 ┛ 2」、log24 は「log (2,4)」という形で入力します。また計算結果は、 2 分数計算の場合を除き基本的に小数で表示されます。 表示形式設定 自然表示形式 ライン表示形式 操作 (押すキー) (MthIO) (LineIO) メモ 自然表示形式とライン表示形式での計算式の入力操作については、 「式や数値の入力について」 (12 ページ)およ び個別の計算方法の説明を参照してください。 " 角度単位設定を切り替えるには 三角関数計算で利用する角度の単位を、 「度」、 「ラジアン」、 「グラード」の間で切り替えます。 P (90̊ = 2 ラジアン = 100 グラード) 角度単位設定 操作 (押すキー) 度 (Deg) ラジアン (Rad) グラード (Gra) " 表示桁数設定を切り替えるには 計算結果として表示する桁数を、 「小数点以下桁数固定」 (0 ∼ 9 桁の間で指定可)、 「有効桁数指
分数表示設定 操作 (押すキー) 帯分数表示 A (ab/c) 仮分数表示 A (d/c) " ENG記号表示設定を切り替えるには 計算結果を表示する際に、k (キロ) や M(メガ)、μ (マイクロ)などの ENG 記号を使うか、使わないかを切り替え ます。 ENG 記号表示設定 操作 (押すキー) ENG 記号を使う A (ENG) (EngOn) ENG 記号を使わない A (ENG) (EngOff) ENG 記号を使う(EngOn)設定にすると、計算結果が 1 ≦│x│<1000 の範囲外となるときに、ENG 記号付きで表 示されます。ENG 記号を使った計算結果の表示について詳しくは、 「数値の入力や計算結果の表示に ENG 記号 を使う」 (48 ページ)を参照してください。 " 複素数表示設定を切り替えるには 複素数計算結果の表示形式を、 「直交座標形式」と「極座標形式」の間で切り替えます。 複素数表示設定 操作 (押すキー) 直交座標形式 A (COMPLX) (a+bi ) 極座標形式 A (COMPLX) (rQ ) 極座標形式に設定すると、Eng
ファンクションメニューについて さまざまな関数やコマンド、定数、記号を入力したり、特定の機能を呼び出す方法として、本機は 「ファンクショ ンメニュー」を備えています。 " ファンクションメニューを表示するには H を押します。例えば COMP モードで H を押すと、次のファンクションメニュー画面が表示されます。 ファンクションメニューに表示される内容は、現在選択されている計算モードなど、本機の状態によって変化 します。メニュー内の各項目の機能や使い方については、個別の操作説明を参照してください。 " ファンクションメニューを閉じるには ) を押します。 式や数値の入力について ■ 計算式を入力する (書式通り入力方法) 本機は紙に書いた通りに計算式を入力し、U を押すと計算が実行される「書式通り入力方式」 を採用しています。 加減乗除、関数、カッコの優先順位は、自動的に判別されます。 2 ( 5 + 4 ) − 2 × ( −3 ) = 1 W W E (sin、cos、 など) の入力について " カッコ付き関数 本機では、次の関数は開きカッコ付きで入力されます。引数の
" 計算式末尾の閉じカッコの省略について 計算式の末尾( の直前) の閉じカッコ( )は、入力を省略することができます。 ( 2 + 3 ) ( 4 − 1 ) = 15 1 ● 閉じカッコが省略可能なのは、 の直前だけです。計算式の途中で閉じカッコの入力を忘れた場合は、正 しい計算結果が得られなくなります。 " 計算式の折り返し表示について(ライン表示形式時) ライン表示形式では、入力中の計算式が 16 桁を超えると、次の行の左端から続けて入力されます。 123456789 + 123456789 = 246913578 1 について " 入力文字数(バイト数) ● 本機は計算式の入力エリアとして、127 バイトが確保されており、1 つの計算式につき 127 バイトまで入力 可能です。 ライン表示形式の選択時は、1 つの関数は 1 バイト(または 2 バイト)を使います。一方、自然表示形式の選 択時は、1 つの関数で 4 バイト以上を使うものがあります。 詳しくは「計算式を自然表示形式で入力する」 (13 ページ)を参照してく
関数 入力操作 バイト数 平方根( ) 4 立方根(3 ) ( ) 9 2乗 V 4 –1 逆数 (x ) 5 べき乗 4 べき乗根 ( ) 9 Abs(絶対値) H – {MATH}A (Abs) 4 積分 H – {MATH} (° dX) 8 1 次微分 (d/dX) H – {MATH} 7 2 次微分 (d2/dX2) H – {MATH} 7 3 計算 (3 () H – {MATH} 11 メモ 自然表示形式を選択した場合のカッコ記号( / )は、括る対象に応じて縦方向のサイズが自動的に伸縮し ます。表示されるサイズとは無関係に、開きカッコ、閉じカッコそれぞれの使用バイト数は常に 1 バイトです。 計算式を自然表示形式で入力するには 1. 入力したい関数に応じて、 「自然表示形式対応関数一覧」の「入力操作」欄に示したキー操作を行います。 2.
" 自然表示形式による入力操作例 ここでは、自然表示形式に対応した関数の入力操作例を示します。カーソルが表示される位置とサイズに注目 しながら、操作を行ってください。 2 1+ 2 を入力する 5 ( ) A C 7 ● 入力式と結果が縦方向に表示しきれない場合、入力式の上部が表示されません。この状態で、入力式のスク ロールはできません。再度入力した計算式を表示したい場合は、一度 を押してから C を押してください。 23 + 1 を入力する C 1+ 2 + 3 を入力する – 15 –
C 1+ ° 1 0 x + 1dx を入力する H – {MATH} (° dX) # (X) C D C " 画面幅に収まらない計算式の表示について 自然表示形式の選択時は、入力式は1度に 14 桁(14 文字)までが表示可能です。この桁数を超えて入力すると、 表示が自動的にスクロールし、画面に収まらない部分が隠れます。このとき、入力行の左端に「;」マークが表 示されます。 入力した計算式 1111+2222+3333+444 画面への表示 カーソル ●「;」 マークが表示された状態では、B キーを押してカーソルを移動し、表示を左スクロールすることができ ます。 ● 左スクロールによって計算式の右側が隠れると、画面の右端に 「 」 マークが表示されます。この状態では、C キーを押してカーソルを移動し、表示を右スクロールすることができます。 " 関数内に数値や式を取り込む 自然表示での入力時には、数値やカッコで括られた範囲内など入力済みの計算式の一部を、 などの関数内や、 分数の分子として取り込むことができます。 1+(2+3)+4のカッコ内の計
)(INS) W W メモ ● 開きカッコの手前でなく、数字や分数の手前にカーソルがある場合は、その数字や分数が取り込みの対象と なります。 ● 関数の手前にカーソルがある場合は、その関数全体が取り込み対象となります。 取り込みに対応した関数一覧 数値や計算式の取り込み操作が可能な関数は、次の通りです。 関数 取り込み前の状態例 取り込み後の状態 分数(仮分数) log(a,b) (H – {MATH}A (logab) 操作の場合 ) 10^x e^x 平方根 立方根 べき乗根 Abs べき乗 積分 1 次微分、2 次微分 3 計算 ご注意 帯分数を入力キー操作 ( ( ))では、取り込みを実行することはできません。 ■ 計算式を訂正する " 挿入モードと上書きモードについて 入力時に、カーソル位置に文字が追加挿入される状態のことを「挿入モード」、カーソル位置の文字が入力した 文字に置き換わる状態を「上書きモード」と呼びます。 自然表示形式の選択時は、入力モードは挿入モードに固定されており、上書きモードに変更することはできま せん。ライン表示形式の選択時は、挿入モードと上書きモードの間で
元の式 を押すと 挿入モード時 カーソル 上書きモード時 カーソル 挿入モードでは入力位置に 「I」が点滅し、上書きモードでは文字の入力位置に「 が点滅します。 」 挿入モードと上書きモードを切り替えるには 初期設定では本機は挿入モードになっていますが、ライン表示形式の選択時は必要に応じて上書きモードに切 り替えることができます。 挿入モードと上書きモードの間で切り替えるには、 )(INS) を押します。 " 直前の文字を訂正するには カーソルが入力行の最後尾にあるとき、) を押すと、直前に入力した文字が削除されます。 369×12 を 369×13 と入力してしまった 1 ) " 不要な文字を削除するには にカーソルを B または C を使って不要な文字の直後(挿入モード時)または不要な文字の下(上書きモード時) 合わせ、) を押します。) を 1 回押すごとに、カーソル位置直前の 1 文字が削除されます。 369×12 を 369××12 と入力してしまった 挿入モード時: 1 BB ) 上書きモード時: 1 BBB )
sin (60) をcos(60)と入力してしまった 挿入モード時: 1 2 BBB) ? 上書きモード時: 1 2 BBBB ? " 計算式の途中に文字を挿入するには 必ず挿入モードで操作を行ってください。B または C で挿入したい箇所にカーソルを合わせ、入力します。 ■ エラー位置表示について 誤った計算式を入力して を押すと、エラーメッセージが表示されます。このような場合、)(または C、 B)キーを押すとエラー位置にカーソルが移動し、計算式を訂正することができます。 14÷5×2= を誤って 14÷0×2= と入力した (以下は挿入モードが選択されている場合の操作例です。) 1 )(またはC、B) ここにエラーがある # ● エラーメッセージ画面で ) (またはC、B)の代わりに を押すと、計算式がクリアーされます。 計算結果の自然表示とS-D変換 表示形式設定(10 ページ)として「自然表示形式」が選択されている場合、本機は計算結果を可能なかぎり分数、 の選択時は、 、P を使った表現で表示します。これを「計算結果の自然表示
問題 3.375 の 3 乗根は? 式 3 自然表示形式 3 2 2 2 25P 3.375 45 度の正弦は? sin(45) 半径 5cm の円の面積は? P × 52 ■ 計算結果の求めかたについて( と ライン表示形式 1.5 0.7071067812 78.53981634 ) 自然表示形式が選択されている場合は、 または を押して計算結果を求めることができます。 この表現で計算結果を求めるには: 自然表示 小数 このキーを押す: メモ ライン表示形式が選択されている場合は、計算式の入力後に と のどちらを押しても、表示される 計算結果は同じです。 ■ 計算結果が分数、 、Pを使った表現となる計算例 次の例題の操作は、すべて自然表示形式で行ってください。 2+ 8 = 3 2 C (同じ計算式の計算結果を小数で求める) C 3 sin(60) = 2 ? sin−1(0.
" S-D変換の操作例 小数→分数への変換 (ライン表示形式時) 1 5 5 メモ ● 5 キーを押すごとに、小数とその他の形式の数値の間で、表示が交互に切り替わります。 ● 小数から分数への切り替え時の表示が仮分数、帯分数のどちらになるかは、現在の分数表示設定 (10 ページ) に従います。 分数→小数への変換 (自然表示形式時) 5 5 P を含む分数→小数への変換 H (自然表示形式時) (P) A 5 を含む分数→小数への変換 (自然表示形式時) C – 21 –
5 " S-D変換によって表示される小数について S-D 変換の実行によって他の形式の数値から変換された小数は、セットアップの表示桁数設定 (10 ページ) に従っ て表示されます。 基本計算 ここで説明する計算は、特に断りがない場合は、BASE-N モードを除くどの計算モードでも実行できます。 ■ 四則演算 、 、 、 キーを使って加減乗除を実行できます。 2.5 + 1 − 2 = 1.
メモ ● 初期設定では、分数は常に仮分数として表示されます。 ● 分数計算の結果は、常に自動的に約分が行われた状態で表示されます。このため、例えば「2Y4 =」を実行す ると、結果は 「1Y2」 と表示されます。 " 分数計算の例 2 + 1 = 7 3 2 6 A C A 1 3 1 + 2 = 11 (分数表示設定:ab/c) 1 4 4 3 12 ( ) C A C ( ) C A 1 W – 23 –
4 −3 1 = 1 (分数表示設定:ab/c) 2 2 ( ) C A 1 W メモ ● 帯分数形式で表現した場合に、整数、分子、分母、区切り記号の合計数が 10 桁を超える場合、計算結果は 小数で表示されます。 ● 計算式に分数と小数が混在している場合、計算結果は小数となります。 ● 入力する分数の各項には整数のみを入力してください。 " 仮分数と帯分数の間で表示を切り替えるには b d ) 計算結果として表示されている仮分数を帯分数に (または帯分数を仮分数に) 切り替えるには、 5 (a — c — c を押します。 " 分数と小数の間で表示を切り替えるには 計算結果として表示されている分数を小数に(または小数を分数に)切り替えることができます。 3 3 1.5 = 、 = 1.
150 × 20% = 30 20 (150 × 100 ) (%) 660は880の何%か? (%) 2500に15%加える W (%) 3500の25%引き (%) 168と98と734の合計の20%引き W E(Ans) (%) 500gの試料に300gを加えると、元の試料の何%となるか? (%) 数値が40から46に増えたとき、何%増えたことになるか?また48に増えたときは? (%) CCCC) ■ 度分秒(60進数)計算 度分秒(時分秒) のような 60 進数の計算や、60 進数と 10 進数の間での変換を行うことができます。 " 60進数の入力について 入力は、次の要領で行います。 { 度の数値 }4{ 分の数値 }4{ 秒の数値 }4 – 25 –
2 30 30 を入力する 1 4 4 4 ● 度(または分) の単位が 0 の場合は、必ず 4 を入力してください。 例:0 00 30 を入力する場合は 4 4 4 " 60進数計算の例 ● 次の 60 進数計算の結果は、60 進数で表示されます。 S 60 進数どうしの加減算 S 60 進数と 10 進数の乗除算 2 20 30 + 39 30 = 3 00 00 4 4 4 4 4 4 1 2 20 00 × 3.5 = 8 10 00 1 4 4 " 10進数の計算結果を60進数で求めるには “ DMS”コマンドを使うと、10 進数の計算結果を直接 60 進数で求めることができます。 “ DMS”コマンドは、COMP モードでのみ使用可能です。 100÷3の計算結果を60進数で求める 1 H − {ANGLE} ( DMS) W " 60進数と10進数の間で変換するには 計算結果の表示中に 4 を押すことで、計算結果を 60 進数と 10 進数の間で変換することができます。 2.
計算履歴とリプレイ機能の利用 本機で計算を実行するごとに、入力した計算式と計算結果がセットで記録されます。この記録を「計算履歴」と 呼びます。計算履歴は、COMP、BASE-N の各計算モードで利用できます。 ■ 計算履歴を呼び出す 計算履歴が記憶されているときは、画面右上に▲シンボルが点灯します。計算履歴を呼び出すには、D を押し ます。1 回押すごとに、1 つ前の計算式と計算結果の両方が表示されます。 D D また、表示中の計算履歴よりも後に計算履歴がある場合は▼シンボルが点灯します。このとき A を押すと、1 つ後の計算履歴が表示されます。 ご注意 ● 計算履歴は、計算モードや表示形式を切り替えたときに、すべてクリアーされます。 ● 計算履歴として記憶できる数には制限があります。記憶可能な範囲を超えた計算履歴が登録された場合、一 番古い計算履歴が自動的に削除されます。 メモ カルク機能、ソルブ機能、内蔵公式、または自作公式を実行したときの計算結果は、計算履歴には登録されません。 ■ リプレイ機能を使う 計算履歴の表示中に B を押した場合は表示中の計算式の
マルチステートメントを使った計算 マルチステートメントは、複数の計算式を区切りコード(:, <)で区切り、続けて記述したものです。区切りコー ドに応じて次のように動作します。 {式 1} : {式 2} : .... : {式 n} を押すと先頭の式から順にすべての式の計算が実行され、最後の式の計算結果だけが表示されます。 123+456 と 1000−Ans を続けて計算する H 1 (:) E(Ans) {式 1}<{式 2}< ....
メモリー 公式メモリー 説明 内蔵公式または自作公式の計算で使うメモリーです。 S 小文字のアルファベット(a ∼ z) S ギリシャ文字(A ∼ W、! ∼ 7) S 付帯文字付きのアルファベットまたはギリシャ文字(例:A1、a0、Wt、$X など) が利用可能です。 内蔵公式および公式メモリーについて詳しくは、 「内蔵公式の活用」 (83 ページ)を参 照してください。 これらのメモリーの内容は、 キー、計算モードの切り替え、電源オフの操作を行っても消去されません。 ■ アンサーメモリー(Ans) を使う 最新の計算結果は 「アンサーメモリー (Ans)」に記憶されます。 " Ansの内容が更新/消去されるタイミングについて Ans を計算に利用するには、Ans に現在格納されている内容を把握しておくことが重要です。次の点に留意し てください。 ● 計算実行、独立メモリーへの加減算、変数メモリーの呼び出しや登録を行うと、Ans の内容は上書きされます。 ● 複数の結果を同時に得るような計算(座標変換など)を実行した場合は、計算結果のうち先に表示される側の 数値で Ans が更新されます。 ● 計
● 連続計算の操作は、基本的には計算結果を表示した直後のみ有効です。 を押した後で Ans を呼び出した い場合は、 (Ans) を押してください。 " 計算式の特定の位置にAnsを入力するには (Ans) を押すと、計算式の特定位置に Ans を入力することができます。 123+456 の計算結果を、次の計算の中で使う 123 + 456 = 579 789 − 579 = 210 1 (Ans) 32+42 の計算結果の平方根に5を加える 1 7 7 (Ans) ■ 独立メモリー(M) を使う 独立メモリー M は主に集計計算を行うために使うメモリーです。 " 独立メモリーに数値を加算するには M に数値を加えるには、加算する数値または計算式を入力し、; を押します。 105÷3 の計算結果をMに加える 1 ; " 独立メモリーから数値を減算するには M から数値を引くには、減算する数値または計算式を入力し、 ;(M–) を押します。 3×2 の計算結果をMから引く 1 ;(M–) メモ 計算結果の表示中に ;
" 独立メモリーの内容を確認するには B (M) を押します。 (0 にする) には " 独立メモリーの内容を消去する B(STO) (M) " 独立メモリーを使った計算例 次の操作を行う前に、 B(STO) (M)を押して独立メモリーの内容を消去してください。 23 + 9 = 32 ; 53 − 6 = 47 ; −) 45 × 2 = 90 ;(M−) 99 ÷ 3 = 33 ; (合計) B (M) 22 (Mの呼び出し) ■ 変数メモリー(A∼Z) を使う 変数メモリーは A から Z までの 26 個あり、すべてのメモリーを同時に使うことができます。 " 変数メモリーに数値や計算結果を書き込むには 2 通りの書き込み方があります。 ストアキー( B (STO)) を使って書き込むには 数値または計算式を入力し、変数メモリーを指定します。 変数メモリー A に 3+5 を書き込む B(STO),(A) 代入コマンド(→)を使って書き込むには {数値または計算式} → {変数メモリー} の順に入力します。 変数メモリー A に 3+5
" 変数メモリーを使った計算例 B、Cに格納した計算結果を使って計算を実行する 9×6+3 = 1.
メモ 配列メモリーの確保のために 26 バイト、増設する変数 1 個につき、12 バイトが使われます。ただし、 配列メモリー に複素数を記憶させると、22 バイトが使われます。例えば 10 個の変数を増設した場合は、26+12×10 = 146 バイトのユーザー用メモリーが使われます。ユーザーメモリーの容量は 28500 バイトなので、複素数を含まな い場合は、最大 2372 個の変数を増設することが可能です。 " 増設する変数の数を変更するには 「配列メモリーを確保するには」 と同じ操作を行います。ただし、次の点にご注意ください。 ● 増設する変数の数を減らした場合は、減らしたことによって使用できなくなった変数の内容はクリアーされ ます。 ● 増設する変数の数を増やした場合は、すでに増設済みの変数の内容は変わりません。新たに増設された変数 の値は、すべて 0 となります。 ■配列メモリーを使う 配列メモリーによって増設した変数に対して数値を書き込んだり、書き込んだ数値を呼び出すことができます。 " 配列メモリーに数値や計算結果を書き込むには {数値または計算式}→ {配列メモリー} の順に入力します
(0にする) には " 配列メモリーの内容を消去する 特定の配列メモリーの内容を消去したい場合は、その配列メモリーに 0 を書き込みます。 Z[5]の内容を消去する W (Z)?7( [ ) # ( ] ) H – {PROG} – {m}# " すべての配列メモリーの内容を一括して削除するには すべての配列メモリーを、次の操作で一括してクリアーすることができます(増設した配列メモリーが、本機の メモリー上から削除されます) 。 W H – {PROG} – {m} (DimZ) メモ MEMORY モードで DimZ Memory を選択し、すべての配列メモリーを一括して削除することもできます。詳し くは「メモリーマネージャー(MEMORY)」 (105 ページ)を参照してください。 定数 P および科学定数の利用 ■ 円周率 P 円周率 P を、式に入力して使うことができます。P は BASE-N モードを除くすべてのモードで利用可能です。 本機では P を次の値として計算します。 (P )) P = 3.
4. 呼び出したい科学定数に対応した数字キー( ∼ )を押します。 S 押したキーに応じた記号が入力されます。 1 S を押すと、入力した科学定数の値が表示されます。 " 科学定数を使った計算例 真空中の光速度を入力する 1 H – {CONST}AAA (c0) 真空中の光速度を求める (c0 = 1/ ε0μ 0) 1 H – {CONST}AAA (ε0) H – {CONST}AAAA (M 0) " 科学定数一覧 下表の No. 列の番号は、前の数字が H – {CONST} を選択すると表示される科学定数選択画面のページ番号、 後ろの数字が選択時に押すキーを表します。 No. 1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-6 1-7 1-8 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 科学定数 陽子の静止質量 中性子の静止質量 電子の静止質量 M 粒子の静止質量 ボーア半径 プランク定数 核磁気 ボーア磁子 換算プランク定数 微細構造定数 電子の半径 電子のコンプトン波長 陽子の磁気回転比 陽子のコンプトン波長 No.
No. 4-5 4-6 4-7 4-8 5-1 5-2 5-3 科学定数 放射第一定数 放射第二定数 ステファン - ボルツマン定数 真空の誘電率 真空の透磁率 磁束量子 重力加速度 科学定数 コンダクタンス量子 真空の特性インピーダンス セルシウス温度 万有引力定数 標準大気圧 No.
P ラジアンと50 グラードを「度」の単位に変換する 2 1B (P ) H − {ANGLE} (r) H − {ANGLE} (g) ■ 双曲線関数と逆双曲線関数 sinh(, cosh(, tanh(, sinh–1(, cosh–1(, tanh–1( " 構文と入力操作 sinh({n})(その他関数も同様) sinh 1 = 1.175201194 1 H − {MATH}AA (sinh) " 留意事項 ● 双曲線関数、逆双曲線関数は、H − {MATH}A A と操作すると表示される次のメニュー画面から入力 します。 ● 各関数は複素数を引数としない場合のみ使用可能です。 ■ 指数関数と対数関数 10^(, e^(, log(, ln(, " 構文と入力操作 10^({n}) ................ 10{n}(e^( も同様) log({n})................. log10{n}(常用対数) log({m},{n}) .......... log{m}{n}(底 {m} の対数) ln({n})...............
H − {MATH}A (logab) C ln 90 (=loge 90) = 4.49980967 1 7 e10 = 22026.46579 1 7(ex) ■ べき乗関数とべき乗根関数 x2, x–1, ^(, (, 3 (, x ( " 構文と入力操作 {n} x2 ................... {n}2 (2 乗) {n} x–1 .................. {n}–1 (逆数) {(m)}^({n}) ............ {m}{n} (べき乗) ({n}) ............... {n} (平方根) 3 ({n}) .............. 3 {n} (立方根) ({m}) x ({n}) ....... {m} {n}(べき乗根) 2 + 1) ( 2 − 1) = 1、(1 + 1)2+2 = 16 ( 1 L L C C 2 (–2) 3 = 1.
" 留意事項 ● x2、x–1、 ( の各関数は、複素数計算で利用できます(引数が複素数の演算実行が可能です) 。 ● ^(、3 (、x ( の各関数は、複素数を引数としない場合は使用可能です。 ■ 積分計算 本機の積分は、ガウス - クロンロッド(Gauss-Kronrod)法による近似計算を行います。積分計算には、次の関数 を使います。 °( " 構文と入力操作 °( f (x), a, b, tol) f (x): x の関数式(変数 X を用いた式を入力) • X 以外の変数は定数とみなされます。 a: 積分区間の下限を指定 b: 積分区間の上限を指定 tol: 許容誤差範囲を指定(ライン表示時のみ入力可) • 入力を省略できます(省略時は 1 × 10−5 で計算)。 °(ln(x), 1, e) = 1(tol 省略時の例) H − {MATH} (°dX) 7# (X) A D 7( ) L 1 7# (X) L H − {MATH} (°dX) 7( ) H − {MATH} (°dX) E −7 ( 1 x2 ,1, 5,
" 正確な積分値を求めるための注意点 ● 周期関数や、積分区間によって関数 f(x) の値が正・負になる場合 → 1 周期ごと、または正の部分と負の部分に分けて積分値を求め、各々を加算します。 S正 b c b a a c f(x)dx = f(x)dx + (– f(x)dx) S負 正の部分 (S 正) 負の部分 (S 負) ● 積分区間の微少移動により、積分値が大きく変動する場合 →積分区間を分割して(変動の大きい箇所をより細かく分割する)積分値を求め、各々を加算します。 b a f(x)dx = x1 a f(x)dx + x2 x1 f(x)dx + .....
2 2 ● f (x), a, tol に対して、°(, d/dx(, d /dx (, 3( の各関数を入力することはできません。また f (x) に対しては、Pol(, Rec( および乱数の各関数を入力することはできません。 ● 三角関数の微分計算は、角度設定を Rad にして行ってください。 ● 終了条件を満たせずに求解処理が終了してしまった場合はエラー(Time Out)となります。 ● tol の数値を小さくするほど、精度があがる傾向にありますが、演算時間もかかるようになります。tol 値に は 1 × 10−14 以上の値を指定してください。 ● 自然表示の場合は、tol 値の入力はできません。 ● 不連続な点、急激に変化する部分、極大点や極小点、変曲点、微分不可能な点を含む場合、また微分点や微 分演算結果が 0 近傍の値の場合には、精度が出なかったりエラーになったりする場合があります。 ● 微分計算中に を押すと、微分計算は中止されます。 ■ 2次微分計算 2 2 関数 f (x) の x = a における 2 次微分係数(d /dx (f (x))|x = a)を計算することがで
" 構文と入力操作 3( f (x), x, a, b) f (x): x(下記で指定したパラメータ変数)の関数式 x: パラメータ変数(A ∼ Z のいずれかを入力) • ここで指定した変数名と、x の関数式の中で使った変数名が不一致の場合は、関数式の中の変数 は定数とみなされます。 a: b: 計算区間の始点を指定 計算区間の終点を指定 • a, b は整数で、− 1 × 1010 < a ≦ b < 1 × 1010 とします。 • 計算のステップ値は 1 固定です。 3( X + 1, X, 1, 5) = 20 H − {MATH} (3()# (X) C# (X)C C _ 1 H − {MATH} (3()# (X) # (X) " 留意事項 ● 3( は、COMP, SD, REG, EQN の各計算モードで利用可能です。 2 2 ● f(x), a, b に対して、°(, d/dx(, d /dx (, 3( の各関数を入力することはできません。また f(x) に対しては、Pol(, Rec( および乱数の各関数を入力することはできません。
2, 2) 直交座標( を極座標に変換する 1B (Pol) (Pol) C C B 極座標(2, 30° )を直交座標に変換する 1B (Rec) " 留意事項 ● 各関数は、COMP モードで利用できます。 の I、J に格納さ ● 計算結果として得られた r、θ の値、または x、y の値は、それぞれ変数メモリー(31 ページ) れます。 ● 直交座標から極座標への変換時の計算結果として得られる θ の値は、–180°< θ ≦ 180° の範囲となります。 ● 座標変換を計算式の中で実行した場合、先頭の解(r 値または x 値)を用いて演算が行われます。 2, 2) + 5 = 2 + 5 = 7 例:Pol ( ■ 乱数 小数点以下 10 桁の数値による非系列乱数、小数点以下 10 桁の数値による系列乱数、または指定範囲の整数に よる整数乱数を発生させることができます。乱数を発生させるには、次の関数を使います。 Ran#, RanInt#( " 非系列乱数(小数乱数) 非系列的な乱数を、小数点以下 10 桁の
構文:Ran#{n} (ただし n は 1 から 9 までの整数) 系列乱数を発生させる (系列の初期化操作) H − {MATH} (Ran#) H − {MATH} (Ran#) 系列の初期化と保持について Ran#{n} の構文で発生させた系列乱数の系列は、次の操作を行うと初期化されます。 ● Ran#0 を実行した ● Ran# (非系列乱数) を実行した ● 別の系列乱数を実行した ● 整数乱数を実行した 逆に、これらの操作を行わない限りは、Ran#{n} で発生される系列乱数の系列は保持されます。例えば Ran#1 の操作を行った後で 2 + 3 などの計算を行い、再び Ran#1 と操作した場合、系列 1 が保持さ れているので、前回の続きの系列乱数が発生します。 (系列乱数の系列の保持の例) 1 (系列の初期化操作) H − {MATH} (Ran#) H − {MATH} (Ran#) – 44 –
H − {MATH} (Ran#) (前の系列が保持されている) L " 整数乱数 指定した範囲内の整数のみの乱数を発生させます。 構文:RanInt#({m},{n}) (ただし m,n は整数で、m
" 順列(nPr)/組み合わせ(nCr)計算 構文:{n}P{m}, {n}C{m} 10人の中から4人を選んで作る順列および組み合わせは、それぞれ何通りか? H 1 H − {MATH} (nPr) H − {MATH} (nCr) " 丸め関数(Rnd) 引数として指定された数値や式の結果を小数化して、現在の表示桁数設定に従って有効桁で四捨五入すること ができます。 表示桁数設定 : Norm1またはNorm2の場合 仮数部の 11 桁目で四捨五入を行います。 表示桁数設定 : FixまたはSciの場合 指定桁数の 1 つ下の桁で四捨五入を行います。 200 ÷ 7 × 14 = 400 H 1 (小数点以下 3 桁指定) L (SETUP) (Fix) (内部 15 桁で計算を続ける) L 同じ計算を丸め関数を使って(指定桁で)実行すると (指定桁での数値丸めを実行) L (Rnd) – 46 –
(丸めの確認) " 整数部の抽出(Int) Int( は、引数として入力した実数の、整数部分のみを抽出します。 構文:Int({n}) −1.5の整数部分を抽出する H 1 H − {MATH}A (Int)E " 小数部の抽出(Frac) Frac( は、引数として入力した実数の、小数部分のみを抽出します。 構文:Frac({n}) −1.5の小数部分を抽出する H 1 H − {MATH}A (Frac)E " 最大整数値(Intg) Intg( は、引数として入力した実数を超えない、最大の整数値を求めます。 構文:Intg({n}) −1.
(ENG) 123 を逆 ENG 変換して表示する H ( ENG ) ( ENG ) ■ 数値の入力や計算結果の表示にENG記号を使う k(キロ)や M(メガ) 、μ(マイクロ) などの記号を、本機では ENG 記号(エンジニアリング記号) と呼びます。本機 は次の ENG 記号を使って数値を入力したり、計算結果を表示することができます。 名称 ENG 記号 大きさ 名称 ENG 記号 大きさ ミリ m μ n p f 10−3 10−6 10−9 10−12 10−15 キロ k M G T P 103 106 109 1012 1015 マイクロ ナノ ピコ フェムト メガ ギガ テラ ペタ ENG 記号を使った数値の入力と計算結果の表示は、BASE-N モードを除く各計算モードで行うことができます。 " ENG記号を使って計算結果を表示するには セットアップの ENG 記号表示設定 (11 ページ)を“EngOn”にします。 " ENG記号を使って数値を入力するには 500kを入力する H H − {MATH}AAA
100m(ミリ)× 5μ(マイクロ)= 500n(ナノ) H H − {MATH}AAA (m) H − {MATH}AAA (μ) W 9 ÷ 10 = 0.9 = 900m(ミリ) H W " EngOn設定時のENG変換について セットアップの ENG 記号表示設定(11 ページ)が“EngOn”の場合は、ENG 変換によって ENG 記号の切り替え を行うことができます。ENG 変換は 1 つ下(例えば M から k)の ENG 記号、逆 ENG 変換は 1 つ上(例えば k か ら M)の ENG 記号への切り替えとなります。 999k (キロ)+ 25k(キロ)= 1.024M(メガ)= 1024k(キロ) H H − {MATH}AAA (k) H − {MATH}AAA (k) W (ENG 変換を実行) L (ENG) × 5μ(マイクロ)= 500n 100m(ミリ) (ナノ)= 0.
ご注意 偏角 Q の入力時は、角度単位設定(10 ページ)で指定されている単位(度、ラジアン、グラード)の数値を入力し てください。 ■ 複素数表示設定について 計算結果が複素数となったときの表示形式として、直交座標形式または極座標形式を選ぶことができます。 虚軸 O 虚軸 a + bi b a 直交座標形式 実軸 実軸 O 極座標形式 表示形式の切り替えはセットアップで行います。詳しくは「複素数表示設定を切り替えるには」 (11 ページ)を参 照してください。 ■ 複素数表示形式に応じた複素数計算例 " セットアップで直交座標形式 (a+bi) を選択した場合 (SETUP)A (COMPLX) (a+bi) 3 + 2i = 3.
1+ H 2∠45 i= B , ■ 共役複素数を求める (Conjg) 複素数 z = a+bi に対する共役複素数 – z = a − bi を求めます。 2 + 3i の共役複素数を求める H − {COMPLX} (Conjg) , ■ 絶対値と偏角を求める (Abs, Arg) (z ) ) を求 z = a + bi の形で表される複素数を複素平面(ガウス平面)上の座標とみなして、絶対値(|z|)と偏角(Arg めます。 2 + 2i の絶対値と偏角を求める 虚軸 b=2 O a=2 実軸 1B 絶対値の算出: H − {COMPLX} (Abs) , H − {COMPLX} (Arg) , 偏角の算出: ■ 複素数の実部または虚部を抽出する (ReP, ImP) 複素数 a+bi の実部 a または虚部 b を抽出することができます。 2 + 3i の実部および虚部を求める H − {COMPLX} (ReP) , H − {COMPLX} (ImP) , – 51 –
■ 計算結果表示形式の強制指定 セットアップの複素数表示設定とは関係なく、直交座標形式または極座標形式で計算結果を表示することもで きます。 " 計算結果を直交座標形式で表示するには 計算式の末尾に H − {COMPLX} ( a+bi) を入力します。 2 2 ∠ 45 = 2 + 2i(角度単位設定:Deg) B L C ,(∠) H − {COMPLX} ( a+bi) " 計算結果を極座標形式で表示するには 計算式の末尾に H − {COMPLX} ( r∠θ) を入力します。 2 ∠ 45 2 + 2i = 2 B ,H − {COMPLX} ( r∠θ) 行列計算(COMP) ここでの操作を行う際には、計算モードとして COMP モード( )を選択してください。 ■ 行列計算の概要 はじめに、本機を使った行列計算の大まかな操作の流れを説明します。ここでは、次の行列計算を実行する場 合で、操作手順を例示します。 52 20 2 12 + = 34 38 02 行列計算は、行列を Mat A ∼ Mat F の 6 つのメモリーエリア(行列メモリー)に登
4. 20 を入力します。 02 5. ) を押して、行列メモリーの選択画面に戻ります。 6. A を押して反転表示を“Mat B” に移動し、 を押します。 12 S 手順 2 と同じ次元設定画面が表示されます。手順 2 ∼手順 4 と同じ要領で、Mat B の次元を設定し、 34 を入力します。 7. 入力が済んだら ) を 2 度押して、COMP モードの演算画面に戻ります。 2 を入力します。 8. 計算式(Mat A + Mat B) H − {MATRIX} (Mat)#,(A)7 H − {MATRIX} (Mat)# (B) 9.
S すでに行列を登録済みの行列メモリーにはその次元(2 × 2 など)が、未登録の行列メモリーには “None” が表示されます。 2. A または D を押して、行列を登録したい行列メモリーに反転表示を移動します。 3. を押します。 S 次元設定画面が表示されます。m は行数、n は列数を表します。 メモ すでに行列を登録済みの行列メモリーを選択して を押すと、行列エディタ画面が表示され、行列の編集状 態になります。登録済みの行列を破棄して次元設定からやり直したい場合は、ここで を押す代わりに C (ま を押してください。 たは H (Dim)) 4. 行列の次元を 10 行 10 列以内で指定します。 S 行数を指定するには、m の反転表示中に数値を入力して、 を押します。反転表示が n に移動します。 S 列数を指定するには、n の反転表示中に数値を入力して、 を押します。 S m と n の反転表示は、A または D を押して移動することもできます。 5. 次元の指定が済んだら、 を押します。 S 行列エディタ画面が表示されます。 カーソル 6.
4. 登録を実行するには、 を押します。 S 登録した行列が画面に表示されます。画面の表示形式は行列エディタ画面 と同じですが、この画面では行列の編集はできません。 S) を押すと、COMP モードの演算画面に戻ります。 メモ Mat Ans → Mat A を実行すれば、Mat Ans を Mat A に代入することができます。 " 行列メモリーの内容を編集するには 1. COMP モードの演算画面で H − {MATRIX} (EDIT)を押して、行列メモリーの選択画面を表示します。 2. A または D を押して内容を編集したい行列メモリーに反転表示を移動し、 を押します。 S 選択した行列メモリーの内容が呼び出され、行列エディタ画面に表示されます。 3. 行列の各成分の編集を行います。 S カーソルキーを使って数値を変更したい成分の位置にカーソルを移動し、新しい数値を入力します。入力 した数値を確定するには、 を押します。 4. 編集が済んだら、) を押します。 " 特定の行列メモリーの内容を削除するには 1.
● 以下の操作例は、すべて自然表示形式を選択した場合のものです。 " 行列の加減算 行列の加減算は、次元の同じ行列どうしでのみ実行可能です。 20 12 12 20 + (Mat A に 、Mat B に が、それぞれ登録済みとする) 02 34 34 02 【Mat A】 【Mat B】 " 行列の乗算 行列の乗算は、一方の行列の列数ともう一方の行列の行数が一致する場合のみ実行可能です。 12 3 20 12 3 20 + × (Mat A に 、Mat B に が、Mat C に が、それぞれ登録済みとする) 02 34 5 34 5 02 【Mat A】 【Mat B】 【Mat C】 メモ 演算画面の表示中は、Mat Ans は H − {MATRIX} (Mat) E(Ans) と操作して入力することができます。 " 行列のスカラー倍(定数倍) 行列のスカラー倍 (定数倍) を求めます。次の形式での演算が可能です。 n × Mat A, nMat A, Mat A × n, Mat A ÷ n ●“Mat A”の部分は、Mat A ∼ Mat F および Mat
1 –2 1 –2 の絶対値を求める(Mat C に が登録済みとする) 5 0 5 0 H − {MATH}A (Abs)【Mat C】 " 行列式 関数 det( を使うと、正方行列の行列式を求めることができます。 det a11 = a11 det a11 a12 = a11a22 – a12a21 a21 a22 a11 a12 a13 det a21 a22 a23 = a11a22a33 + a12a23a31 + a13a21a32 – a13a22a31 – a12a21a33 – a11a23a32 a31 a32 a33 1 –2 1 –2 の行列式を求める(Mat C に が登録済みとする) 5 0 5 0 H − {MATRIX} (det)【Mat C】 " 転置行列 任意の行列について、行と列の成分を逆転させた転置行列を求めることができます。計算には関数 Trn( を使い ます。 123 123 の転置行列を求める(Mat B に が登録済みとする) 456 456 H − {MATRIX} (Trn)【Mat B】 " 逆行列 正方行列の逆行列を
ご注意 ● 行列式≠ 0 の正方行列に対してのみ実行可能です。 ● “−1” の入力には (x−1) を使います。 1 –2 1 –2 の逆行列を求める(Mat C に が登録済みとする) 5 0 5 0 【Mat C】 (x−1) " 行列の2乗 正方行列の 2 乗を求めることができます。 ご注意 2 乗の入力には 7 を使います。 1 –2 1 –2 の2乗を求める(Mat C に が登録済みとする) 5 0 5 0 【Mat C】7 数列計算(RECUR) ここでの操作を行う際には、計算モードとして RECUR モード( )を選択してください。 ■ 数列計算の概要 次の 2 通りの方法で数列を指定し、数列テーブルを作成することができます。 ①数列の一般項 an = f (n)、および数列の開始値と終了値を入力 ②数列の二項間漸化式 an+1 = f (an)、および数列の開始値と終了値を入力 ここでは①を an タイプの数列、②を an+1 タイプの数列と呼びます。 " 数列のタイプを選択するには このタイプを選択するには: an タイプ この操作を行う: H − {TYP
" テーブルレンジ画面について 数列エディタ画面で式を入力した後で を押すと式が登録され、次のような「テーブルレンジ画面」が表示さ れます。 an タイプの場合 an+1 タイプの場合 この画面では、数列テーブルを作成するための n の開始値(Start)と終了値(End)、および an+1 タイプでは初項 を入力します。 初項、開始値、終了値を登録するには 1. テーブルレンジ画面で A または D を押して、数値を登録したい項目を反転表示させます。 2. 数値または計算式を入力します。 S 入力中に を押すと、入力中の内容が削除されます。 S 入力中に ) を押すと入力中の内容が破棄され、入力前の数値が復帰します。 3.
■ 数列テーブルを作成する " an+1タイプの数列テーブルを作成するには 漸化式 a n +1 = a n + n + 1の数列について、1≦n ≦10(n は整数)の範囲の数値テーブルを作成する。 ただし a1 = 2とする。 RECUR モードに入る:L (RECUR) an+1 タイプを選ぶ:L 漸化式を入力: H − {TYPE} (an+1) H (an) H (n) 漸化式を登録: W (テーブルレンジ画面が表示される) a1 = 2、Start = 1、End = 10 を入力: 数列テーブルを作成: W (数列テーブル画面が表示される) " anタイプの数列テーブルを作成するには 一般項an = 1 n2 + 2n−3の数列について、2≦n≦6 (nは整数)の範囲の数値テーブルを作成する。 2 RECUR モードに入る:L (RECUR) an タイプを選ぶ:L 一般項の式を入力:L H − {TYPE} (an) AACH (n)7 AH (n) L 一般項の式を登録: W (テーブルレンジ画面が表示され
■ 数列計算時のご注意 次の機能は使用できません。 ● カルク機能 ● 座標変換(Pol(, Rec() ● ソルブ機能 、2 次微分計算(d2/dx2()、積分計算(°()、3 計算(3() ● 1 次微分計算(d/dx() ● 独立メモリーへの加減算(J, J(M–)) ● 各種メモリーへの数値登録 ( [(STO)) ● マルチステートメントの入力 数列テーブル作成時のエラーについて ● 数列テーブルは、最大 199 行まで作成可能です。テーブルレンジ指定がこの範囲を超えると、Range ERROR となります。 ● 数列テーブルの計算中に演算結果を確保するメモリー容量が不足するとエラーとなり、 “Memory Full”という エラーメッセージが表示されます。 数列計算中のMath ERRORについて 数列テーブルの計算中に Math ERROR が発生した場合、数列テーブル画面は表示されますが、エラーが発生し たセルに“ERROR” と表示されます。 方程式計算(EQN) ■ 方程式計算の概要(操作の流れ) ここでは、次の 2 元連立 1 次方程式の解を求める場合で、操作手順を例示しま
4.
● 入力済みの数値を変更するには、カーソルキーを使って変更したいセルにカーソルを移動し、入力し直しま す。 メモ 2 元連立 1 次方程式と 2 次方程式を選択した場合は、係数エディタ画面に一度にすべての係数が表示されます。 その他の方程式を選択した場合は、係数エディタ画面を表示した時点では、d 列以降および 4 行目以降は見え ません。カーソルを移動すると、表示されます。 " 入力に関するご注意 係数エディタへの入力時は、次の機能は使用できません。 ● カルク機能 ● ソルブ機能 ● 座標変換(Pol(, Rec() ● 独立メモリーへの加減算 (J, ● 変数メモリーへの数値登録( J(M−)) [ (STO)) ● マルチステートメントの入力 ■ 解の表示について 係数エディタ画面で、各セルへの入力が確定した状態で を押すと、方程式の解が表示されます。 解の表示画面例 ● 解の表示中は、 を押すごとに次の解の表示に切り替わります。最後の解が表示された後で を押すと、 係数エディタ画面に戻ります。 ● A または D を押して前後の解を表示することも可能です。 ● 解の表示中に ) を
A 2 X + 2X + 3 = 0 を解く 2 (EQN)A (aX +bX+c=0) A X–Y+Z=2 X+Y–Z=0 – X + Y + Z = 4 を解く (EQN) (aX+bY+cZ=d) E W E W E A A 3 2 X – 2X – X + 2 = 0 を解く 3 2 (EQN)A (aX +bX +cX+d=0) – 64 –
E E A A 2 X – 4X + 4 = 0 を解く 2 (EQN)A (aX +bX+c=0) E 統計計算(SD/REG) 一変数および二変数の統計計算を実行できます。 ①一変数統計計算 (SD モード: ②二変数統計計算 (REG モード: )...... 標準偏差計算 )...
" 標本データの登録方法について 標本データは「度数を使う (FreqOn) 」または「度数を使わない(FreqOff)」のいずれかの登録方法があります。本機 の初期設定は FreqOff です。どちらの方法で登録するかは、セットアップの「統計度数設定」 (11 ページ)で切り 替えます。 FreqOn のときは STAT エディタ画面に FREQ 列が表示され、FreqOff のときは表示されません。 " 標本データを登録するには SD モードで次の標本データを登録する操作例を示します。 階級値 (X) 24.5 度数 (FREQ) 4 25.5 26.
● 独立メモリーへの加減算 (J, ● 各種メモリーへの数値登録( J(M–)) [ (STO)) ● マルチステートメントの入力 " 標本データを編集するには STAT エディタ画面では、各セルの内容の上書きや、行挿入、セル挿入、セル削除、全データの一括削除の操作 が可能です。 編集時のカーソルの移動について 編集を行う際には、編集対象のセルにカーソルを移動します。 上下方向への移動には D/A を、左右方向への移動には B/C を使います。 セルの内容を上書きするには カーソルキーを使って内容を上書きしたいセルにカーソルを移動し、数値や計算式を入力し直します。入力後 に を押すと、元の内容が上書きされます。 1行を挿入して以降のデータ全体を1行下にずらすには 1. 行を挿入したい位置にカーソルを移動します。 2.
■ 一変数の統計計算を実行する ● ここでの操作を行う際には、計算モードとして SD モード( (SD))を選択してください。 ● 以下の操作は、 標本データが登録済みであることが前提です。登録の操作については 「標本データを登録する」 (65 ページ) を参照してください。 " 登録した標本データの統計処理結果を一覧表示するには STAT エディタ画面で次のキー操作を行います。 H (RESULT) (A/D を押すと、表示が上下にスクロールします。 ) W ※計算結果の数値は一例です メモ ● 計算結果は、最大 10 桁まで表示されます。 ● STAT エディタ画面に戻るには ) を押します。 ● 一覧表示上の数値の意味および計算式については、 「SD モードの統計計算コマンド一覧」 (68 ページ)を参照 してください。 " 登録した標本データに基づいて統計計算を行うには 1. STAT エディタ画面で H ( → COMP) を押します。 S COMP モードの演算画面が表示されます。 2.
minX H (STAT) (VAR)AA 標本の最小値を求めます。 H (STAT) (VAR)AA maxX 標本の最大値を求めます。 H (STAT) (DISTR) P( t を引数として、標準正規分布の分布確率 P(t) を求めます。 P (t) P (t) = 1 2 ∫ t e x2 dx 2 0 t H (STAT) (DISTR) Q( t を引数として、標準正規分布の分布確率 Q(t) を求めます。 Q (t) Q (t) = 1 2 ∫ t 0 e x2 2 dx 0 t H (STAT) (DISTR) R( t を引数として、標準正規分布の分布確率 R(t) を求めます。 R (t) R (t) = 1 2 ∫t e x2 2 dx 0 t t H (STAT) (DISTR) 直前に入力した数値 (X) を引数として、標準化変量 t を以下の式により求めます。 X't = X – o ■ 二変数の統計計算を実行する ● ここでの操作を行う際には、
標準偏差や総和の計算結果を一覧表示するには STAT エディタ画面で次のキー操作を行います。 H (RESULT) (S-Var) (A/D を押すと、表示が上下にスクロールします。 ) W ※計算結果の数値は一例です 回帰計算の結果を一覧表示するには 1. STAT エディタ画面で次のキー操作を行います。 H (RESULT) (Reg) S 回帰計算の種類を選択するメニュー画面が表示されます。 2. 表示したい回帰計算結果一覧に応じたキーを押します。 この回帰計算結果一覧を表示するには: 一次回帰 (y = ax+b) 2 このキーを押す: (Line) 二次回帰 (y = ax +bx+c) (Quad) 対数回帰 (y = a+b ln x) (Log) e 指数回帰 (y = aebx) ab 指数回帰 (y = abx) べき乗回帰 (y = axb) 逆数回帰 (y = a+b/x) (eExp) (abExp) (Power) (Inv) ( を押した場合の画面例) ※計算結果の数値は一例です " 登録した標本データに基づいて統計計算を行うには 1.
(M) H (STAT) (VAR) (N) ※計算結果の数値は一例です " 登録した標本データに基づいて回帰計算を行うには 次の標本データが登録されているとき対数回帰を実行し、相関係数 r および x x = 100のときの y の推定値を求める 29 50 74 103 118 y 1.6 23.5 38.0 46.4 48.9 1. 対数回帰の計算結果一覧を表示します。 H (RESULT) (Reg) (Log) 2. ) を押して STAT エディタ画面に戻ります。 3. H ( → COMP) を押して、COMP モードの演算画面を表示します。 4.
N yσn H (STAT) (VAR) y = yi n 標本の y データの平均を求めます。 H (STAT) (VAR) 標本の y データの母標準偏差を 求めます。 H (STAT) (VAR) yσn–1 標本の y データの標本標 準偏差を求めます。 総和関連のコマンド 3x2 2 2 3y 3x = 2 3xi 標本の x データの総和を求めます。 3y H (STAT) (VAR)A 3y2 = 3yi2 標本の y データの 2 乗和を求めます。 3xy 3xy = 3xiyi 3x = 3xi H (STAT) (VAR)A 標本の y データの総和を求めます。 3x3 H (STAT) (VAR)A 標本の x データと y データの H (STAT) (VAR)A 3x H (STAT) (VAR)A 標本の x データの 2 乗和を求めます。 3y = 3yi H (STAT) (VAR)A 標本の x データの 3 乗和を求めます。 3x3 = 3xi3 積和を求めます。 3x2y 標
" 回帰係数と推定値の計算式について 回帰係数と推定値を求める各コマンドが演算に使う計算式は、回帰計算の種類によって異なります。回帰計算の 種類に応じた計算式は、別紙付録の< #02 >から< #08 >までを参照してください。 回帰計算の種類 参照先 < #02 > 一次回帰 (y = ax + b) 2 二次回帰 (y = ax + bx + c) < #03 > 対数回帰 (y = a + b ln x) < #04 > e 指数回帰 (y = aebx) < #05 > ab 指数回帰 (y = abx) < #06 > べき乗回帰 (y = axb) < #07 > 逆数回帰 (y = a + b/x) < #08 > ■ 統計計算の例題 ここでは統計計算の具体的な計算例を示します。 ある男子校の全校生徒1000人から任意に50人を抽出して脈拍数を調べたとこ ろ、表の通りとなった。 ① 得られた標本データの平均値と標準偏差を求めよ。 ② 母集団分布が正規分布であると仮定した場合の、脈拍数 70 以上の生徒の分布 確率を求めよ。 操作手順 SD モードを選択する:
次のデータは、 ある新生児の生後日数と体重の推移を示したものである。 ① データを一次回帰したときの回帰式と相関係数を求めよ。 ② データを対数回帰したときの回帰式と相関係数を求めよ。 ③ 回帰結果がデータの傾向により近いと考えられる回帰式に基づいて、生後 350 日 の体重の推定値を求めよ。 操作手順 REG モードを選択する: (REG) 統計度数設定を FreqOff にする: (SETUP)A (STAT) (FreqOff) X 列に日数のデータを登録する: 生後日数 (日) 体重 (g) 20 50 3150 4800 80 110 6420 7310 140 170 7940 8690 200 230 260 8800 9130 9270 290 320 9310 9390 Y 列に体重のデータを登録する: AC ①の計算を実行(一次回帰) 一次回帰の計算結果一覧を
を選択するには " 基数(2進、8進、10進、16進) 次のキーを使います。 ^ DEC $ HEX % BIN [ " w l i OCT] 6 この基数を選択するには: このキーを押す: 10 進 7(DEC) 画面上の基数表示 Dec 16 進 :(HEX) Hex 2進 7(BIN) Bin 8進 (OCT) Oct " n進法の計算例 2進法で12 + 12を計算する 7(BIN) (OCT) L 8進法で78 + 18を計算する L ● 有効でない数値入力は、Syntax ERROR となります。 ● BASE-N モードでは、小数や指数方式の数値の入力はできません。また、演算結果が小数となる場合、小数 点以下の部分は切り捨てられます。 " 16進数の入力と計算例 16 進数の入力時に使う A、B、C、D、E、F は、次の各キーで入力します。 {A} ( {B} , {C} i ' $ sin–1{D} cos–1{E} tan–1{F} s c t 16進法で1F16 + 116を計算する :(
セットアップの負数設定が “Unsigned” (負数を扱わない)の場合 2進 基数 有効範囲 00000000000000000000000000000000 ≦ x ≦ 11111111111111111111111111111111 8進 00000000000 ≦ x ≦ 37777777777 10 進 0 ≦ x ≦ 4294967295 16 進 00000000 ≦ x ≦ FFFFFFFF ● 計算結果が有効範囲を超えると、Math ERROR となります。 ■ 計算結果をn進法で表示する 計算結果の表示中に 7(DEC)、:(HEX)、7(BIN)、 (OCT)を押すと、計算結果が押したキーに対応す る基数での数値に切り替わります。 10進数の3010を2進、8進、16進に変換する W 7(DEC) W 7(BIN) W (OCT) W :(HEX) ■ 基数を指定して数値を入力する 基数設定とは無関係に、数値の入力時に個別に基数を指定することも可能です。 " 入力時に基数を指定するには 例えば 10 進数で 3 を入力するには、次のように操
■ 2進数の論理計算と負数計算を行う 32 桁(32 ビット)の 2 進数の論理計算および負数計算が可能です。次の例題は、基数を 2 進(7(BIN))に設定し て行ってください。 メモ 2 進、8 進、16 進では、負数は 2 進数表記で 2 の補数をとった数値を、元の n 進表記に戻して使います。 10 進では、負数には負符号を表示します。 " 論理積(and) ビットごとの論理積をとった結果を返します。 10102 and 11002 = 10002 W L H (BASE-N) A (and) " 論理和(or) ビットごとの論理和をとった結果を返します。 10112 or 110102 = 110112 W L H (BASE-N) A (or) " 排他的論理和(xor) ビットごとの排他的論理和をとった結果を返します。 10102 xor 11002 = 1102 W L H (BASE-N) A (xor) " 排他的論理和の否定(xnor) ビットごとの排他的論理和の否定をとった結果を返します。 11112 xnor 10
カルク機能(数式記憶機能) 変数を含む計算式を入力し、変数に特定の値を代入したときの答えを求めます。代入する値を変更しながら、連 続して答えを得ることができます。 カルク機能は、COMP モード ( ) でのみ使用可能です。 ■ カルク機能を使う 変数を含む計算式を入力して A キーを押すと、各変数の値を入力する「代入画面」が現れます。入力後 を 押すと、計算が実行されます。 ご注意 カルク機能で入力する「変数を含む計算式」として有効なのは、変数メモリー A ∼ Z を含む計算式だけです。変 数として配列メモリーを使うことはできません。もし配列メモリーを使うと、変数ではなく定数(配列メモリー が記憶している数値) として扱われます。 " カルク機能を使って計算するには 3×A + BにA = 5, B = 3、 およびA = 5, B = 10を代入して計算する 1 L # (A) # (B) A (代入画面が表示される) A = 5, B = 3 を代入: 計算を実行: 代入画面を再呼び出し: A A はそのままにして、B の数値を 10 に変更: A
ご注意 代入画面では、次の機能は使用できません。 ● 複素数の入力と表示 ● ソルブ機能 " 代入画面にコメント文を表示するには " コメント文 ": {計算式}の形式で式を入力すると、代入画面の 1 行目に計算式の代わりにコメント文を表示させ ることができます。 "MENSEKI":S = A×B÷2をカルク機能で計算する(A = 7,B = 8を代入) (") #( -LOCK) (I) (") (M)A(E) (N) (S)A(E) (K) (:)# (S)#[(=) # (A) # (B) A L ソルブ機能 ソルブ機能は、 方程式の解をニュートン法を使って近似計算する機能です。ソルブ機能は、 COMP モード ( ) でのみ使用可能です。 ※ニュートン法とは 「f( x ) は、ごく狭い範囲において 1 次式で近似できる」という考えをも とに、式の根の近似値を微分を使って求める方法です。 まず、ある初期推定値 x0 を与え、その推定値をもとに近似値 x1 を求 めた後、左辺と右辺の計算結果を比較します。次に、求められた近似 値を新たな初期値 x1 として、次
■ ソルブ機能を使う 方程式を入力して キーを押すと、各変数の値を入力する「代入画面」が現れます。入力後に求解対象の変数 を反転表示させて を押すと、求解が実行されます。 " ソルブ機能を使って方程式の解を求めるには y = ax2 + b を y = 0, a = 1, b = −2として、xについて解く (Y)#[(=)# (A) # # (X)V # (B) L (代入画面が表示される) L Y = 0 を代入: A = 1 を代入: X の初期値を入力 (ここでは 1 とする) : B = − 2 を代入: E 求解対象の変数を指定: L D (X について解くので、X を反転表示させる) 求解を実行 : ● を押すと代入画面に戻ります。各変数に代入する値や初期値を変更して、求解することができます。 ● 求解できなかった場合は、エラーメッセージ(Can’t Solve)が表示されます。 メモ ● 自然表示形式が選択されている場合、代入画面には一度に 1 つの変数だけが表示されます。 ● 代入画面では、A または D を押して反転表示
" 求解画面の表示内容について ソルブ機能の求解画面には、次の情報が表示されます。 1H 求解式 (入力した方程式) 求解対象の変数 解 右辺−左辺の結果 ● 解は常に小数で表示されます。 ● 自然表示形式が選択されている場合、X= と L–R= の 2 行は 1 行に表示されます。画面幅に収まらない部分は、 C または B を押してスクロール表示することができます。 ●「右辺−左辺の結果」は、求解した変数の値を使って右辺−左辺を計算したもので、0 に近いほど解の精度が 高いことを表します。 " 収束途中画面について 所定の回数の演算を実行しても求解できなかった場合は、以下のような「収束途中画面」が表示されます。この画 面で を押すと、さらに演算が継続されます。 1 演算を中止するには、 を押してください。 関数式からの数値テーブル作成 (TABLE) ここでの操作を行う際には、計算モードとして TABLE モード ( ) を選択してください。 ■ TABLEモードの概要 TABLE モードでは、関数式 f (x)、および x に代入する値の範囲を指定することで、x, f (x) の数
この画面では、数値テーブルを作成するための x の開始値(Start)、終了値(End)、およびステップ値(Step)を入 力します。 開始値、終了値、ステップ値を登録するには 1. テーブルレンジ画面で A または D を押して、数値を登録したい項目を反転表示させます。 2. 数値または計算式を入力します。 S 入力中に を押すと、入力中の内容が削除されます。 S 入力中に ) を押すと、入力中の内容が破棄され、入力前の状態に戻ります。 3.
関数式を登録: (テーブルレンジ画面が表示される) L Start = 1、End = 5、Step = 2 を入力: 数値テーブルを作成: (数値テーブル画面が表示される) L ■ 数値テーブル作成時のご注意 RECUR モードと同様です。 「数列計算時のご注意」 (61 ページ) を参照してください。 内蔵公式の活用 数学や物理学の公式を 128 種類内蔵しています。内蔵公式は、COMP モード ( ) でのみ使用可能です。 ■ 内蔵公式を使う " 内蔵公式を公式名の頭文字で検索するには 1. を押します。 S 公式の一覧画面が表示されます。 2.
計算を開始:L (代入画面が表示される) a = 8、b = 5、c = 5を入力:W L (計算結果が表示される) L ● このように、計算に必要なすべての変数への代入が完了すると、計算結果が表示されます。 ● 複数の計算結果を出力するタイプの公式(1 →Y変換など)の場合、最初の計算結果を表示すると , シン ボルが点灯します。 を押すたびに次の計算結果が表示され、最後の計算結果を表示すると , シンボル が消灯します。 ● 計算結果の表示中(ただし , シンボルが点灯していないとき)に を押すと、同じ公式を使った計算を 再実行することができます。 " 内蔵公式の計算式を表示するには 代入画面に表示中の公式をスクロール表示して、式の全体を確認することができます。公式の計算式をスクロー ル表示するには、H (LOOK)を押します。 C または B を押すと、左右にスクロールする H (LOOK) を押す前の画面に戻るには、)(または )を押します。 ■ 内蔵公式名一覧 各公式の計算式は、別紙付録の< #09 >を参照してください。 No. 1 No.
No. 画面表示名 No.
公式名 画面表示名 公式名 No. 画面表示名 98 RepeatPermut 重複順列の数 114 Single Curve 単曲線 99 Reynolds Num No.
7. D/A キーを使って手順 3 で指定した名前のプログラムにカーソルを移動し、 を押します。 S 公式編集画面が表示されます。 8. C/B キーを使ってカーソルを移動し、編集を行います。 9. 編集が済んだら ) を押します。 S Fmla Edit 一覧画面に戻ります。 " 公式を新規作成して登録するには 計算式“E = MC02” (C0は真空中の光の速度)をファイル名“RELATIVITY”で登録する (34 ページ参照) を入力します。 C0 は、内蔵の科学定数 1. (PROG) を押して、PROG モードに入ります。 S Program Menu 画面が表示されます。 2. (NEW) を押します。 S ファイル名の入力画面が表示され、自動的に ALPHA-LOCK 状態( ?)になります。 3. ファイル名を 12 文字以内で入力し、 を押します。 (R)A(E) (L),(A) (T) (I) (V) (I) (T) (Y) S ファイル名が登録され、動作モードの選択画面が表示されます。 4.
● 公式の変数名として、次の文字を使うことができます。 •“z”、 “A”などアルファベットまたはギリシャ文字の 1 文字変数 •“A1”、 “Cc” “G n”など、添え字付きの 2 文字変数 、 これらの変数の入力は、H (ALPHA) を押すと表示される次のメニューを使います。 この文字を入力するには: このキーを押す: アルファベット小文字 (abc) ギリシャ大文字 (!"') ギリシャ小文字 (ABG) 数字の添え字 (1 2 3 ) アルファベット大文字の添え字 (ABC) アルファベット小文字の添え字 (a b c ) なおアルファベットの大文字は、#,(A) など通常のキー操作で入力します。 " 自作公式を使って計算するには 自作公式はプログラムとして登録されるため、プログラムを実行する場合と同じ操作で実行することができま す。操作については、 「Prog List 画面または Fmla List 画面からプログラムを実行するには」 (92 ページ)を参照し てください。 実行後の操作のしかた (変数への数値の代入のしかた)は、内蔵公式の場合と同様
Prog List 画面 Fmla List 画面 ファイル名 動作モード (無印:COMP、BN:BASE-N、FM:Formula) 本節では、動作モードとして COMP または BASE-N を選択した場合の操作について説明します。動作モード が Formula のプログラム (自作公式) については、前節「内蔵公式の活用」に含まれている 「自作公式について」 (86 ページ)を参照してください。 " プログラム用メモリーについて 合計 28500 バイト以内であれば、いくつでもプログラムを作成することができます。 ご注意 28500 バイトのユーザー用メモリーは、配列メモリーとプログラムが共有しています。このため、配列メモリー を追加するとその分プログラムの作成に使うことができるメモリーが減ります。同様に、プログラムを作成す ると、その分追加することが可能な配列メモリーは減ります。 ■ プログラムを作成する " プログラムを新規作成するには 正八面体の一辺の長さが7cm、 10cm、15cmのとき、表面積と体積を求めるプログラム を作成する 一辺の長さを A とすると、正八面体の表面積 S、
3. ファイル名を 12 文字以内で入力し、 を押します。 S ファイル名が登録され、動作モードの選択画面が表示されます。 (O) (C) (T),(A) (H)A(E)Q(D) (R) (O) (N) 4. 動作モードを数字キーで選びます。 S (COMP) を押します。動作モードとして COMP モードが選択され、プログラムの編集画面が表示され ます。 ご注意 動作モードは新規登録時に限り選択可能です。登録済みのプログラムの動作モードは変更できません。 5. プログラムを入力します。 S ここでは、次のように入力します。L LL # (")#,(A)# (") H (PROG) (?)H (PROG) (m)#,(A) WW #,(A)V V(<) __ #,(A) S を押すと、改行(=)が入力されます。 6. プログラムの入力が終了したら、) を押します。 S Prog Edit 一覧画面(91 ページ参照)が表示されます。このとき、登録した プログラムのファイル名が反転表示されます。 7.
メモ ● 手順 2 のファイル名入力画面で登録済みのファイル名を入力して を押すと、該当プログラムの編集画面 が表示されます。 ● プログラムの実行のしかたには、ここで説明した操作を含め、いくつかの方法があります。詳しくは「プロ グラムを実行する」 (92 ページ) を参照してください。 " プログラムコマンドについて プログラムの編集画面では、H – {PROG} を選択すると表示されるメニューから、プログラムコマンドを入 力することができます。 W H – {PROG} c f c f メモ ● 入力可能なプログラムコマンドは、プログラムの動作モードに応じて異なります。詳しくは 「コマンドリファ レンス」 (95 ページ)を参照してください。 ● COMP モードと BASE-N モードの演算画面でも、上記の操作で PROG モードと同じコマンドを入力するこ とができます。ただし、COMP モードで表示形式設定が自然表示形式の場合は、 “→” (代入コマンド)のみが 入力可能です。 ● BASE-N モードの演算画面では、一部のコマンドは入力できません。詳しくは「コマンドリファレンス」
■ プログラムを実行する 登録済みのプログラムは、COMP モード、BASE-N モード、および PROG モードから実行することができます。 メモ ● PROG モードからプログラムを実行した場合は、プログラムの終了後 または ) を押すと、Prog List 画面または Fmla List 画面に戻ります。このとき、実行したプログラムが反転表示状態となるので、 を押 せば同じプログラムを再実行することができます。 ● COMP モードまたは BASE-N モードからプログラムを実行した場合は、プログラムの終了後 を押すと 同じプログラムが再実行されます。) 操作は無効です。 " Prog List 画面または Fmla List 画面からプログラムを実行するには 1. 次のいずれかの操作を行い、Prog List 画面(または Fmla List 画面)を表示します。 S PROG モードの Program Menu 画面で (RUN) を押す S COMP モード、BASE-N モード、または PROG モードで を押す 2.
(プログラムが実行される) L " プログラムの実行時にエラーメッセージが表示されたら )、B または C を押すと、エラーメッセージから抜けることができます。その後の動作は、どの計算モー ドからプログラムを実行したかに応じて次の通りです。 COMPモードまたはBASE-Nモードから実行した場合 プログラムの実行時の操作に応じて、次のような画面が表示されます。 Prog コマンドを使って実行したとき、または Prog Fmla List 画面から実行したとき: List 画面から実行したとき: 呼び出されたプログラムのファイル名が、カーソル 登録されている自作公式が、カーソルを伴って表示 を伴って表示される される このような場合は、PROG モードに入ってエラーを起こしたプログラムの編集画面を表示し、エラーの原因と 考えられる箇所を訂正してください。 メモ 実行したプログラムの動作モードに応じて、上記の画面が表示されたときの計算モードは次の通りです。 プログラムの動作モード COMP モードまたは Formula モード BASE-N モード 計算モード COMP モード BASE-N モ
" プログラムを「お気に入り」に登録するには よく使うプログラムのファイル名を「お気に入り」に登録し、ファイル一覧画面の先頭に表示させることができ ます。 操作手順 1.「お気に入り」に登録したいファイル名を反転表示させます。 2. H (Favorite-Add) を押します。 S 指定したファイル名が、ファイル一覧画面の先頭に表示されます。 メモ ●「お気に入り」に登録したファイル名は、ファイル一覧画面の元の位置にも表示されます。 ●「お気に入り」に登録したファイル名は、ファイル名を頭文字で検索する際の対象外となります。 ●「お気に入り」に登録したファイル名とそれ以外のファイル名の間には、区切り線が表示されます。 ●「お気に入り」に登録したファイル名は、ファイル名順ではなく登録順に表示されます。 " プログラムを「お気に入り」から外すには 1.「お気に入り」から外したい、区切り線より上のファイル名を反転表示させます。 2. H (Favorite-Off) を押します。 " プログラムのファイル名を変更するには 1. 名前を変更したいファイル名を反転表示させます。 2.
" すべてのプログラムを削除するには (PROG) (DELETE) (All Files) を押します。 1. という確認メッセージが表示されます。 S“Delete All Files?” 2.
機能 2 変数に値を代入するコマンドです。入力を促すメッセージ“< 変数 >?”または“< 文字列 >?”を画面に出 力します。 ? → < 変数 > の形式と異なり、メッセージとともに変数の現在値が表示されます。またプログラムの実 行時に、入力を促すメッセージに対して何も数値を入力をせずに を押すと、変数の現在値を保持し てプログラムが実行されます。 文例 2 ? A → (代入) 書式 < 式 > → < 変数 > 機能 →コマンド左側の要素によって得た数値を、右側の変数に代入します。 文例 A + 5 → A " 関係演算子 =、≠、>、≧、<、≦ 書式 < 式 > < 関係演算子 > < 式 > 機能 両辺の式を評価し、真偽を返すコマンドです。条件分岐コマンドの⇒と併用するか、If 文、While 文、Do 文の中の < 条件式 > を構成するのに使います。 文例 ⇒(96 ページ)、If 文 (97 ページ)、While 文(97 ページ) 、Do 文(97 ページ) を参照してください。 補足 両辺の式を評価し、真のときは 1、偽のときは 0 を返します。 " ジャンプコマンド Goto
" 制御構造系コマンド/ If文 If 文は、If コマンドに続けて記述した式(=分岐条件)の真偽によって、以降の実行を分岐するしくみです。 If 文を記述する際の注意 S If 文では、Then を含む文を省略することはできません。省略すると、実行時に Syntax ERROR となります。 S Then および Else に続く < 式 *> に対しては、式または Goto、Return、Stop の各コマンドを記述することが できます。 If ∼ Then ( ∼ Else) ∼ IfEnd 書式 If < 条件式 >:Then < 式 *>:Else < 式 *>:IfEnd:< 文 >:‥ 機能 S\ If に続く条件式が真のときは、Then 文以降を Else 文の手前まで実行し、続いて IfEnd 以降の文を実行します。 If に続く条件式が偽のときは、Else 文以降を実行し、続いて IfEnd 以降の文を実行します。 Else < 式 > は省略可能です。 \ S\ \ IfEnd: を省略しないでください。省略してもエラーは発生しませんが、プログラムの内容によっては If 文 S\ 以降
機能 LpWhile に続く条件式が真(0 以外の値)の間、Do から LpWhile までの間に書かれた文を繰り返し実行し ます。LpWhile の実行後に条件判定が行われるため、Do ∼ LpWhile 間の文は少なくとも一度は実行され ます。 文例 Do:? → A:A × 2 → B:B< LpWhile B > 10 補足 LpWhile コマンドを入力する際は、ファンクションメニュー上で“Lp・W”を指定してください。 " サブルーチン呼び出しコマンド Prog( ) 書式 ‥:Prog " ファイル名 ":‥ 機能 一連の計算を行うプログラム(メインルーチン)の中で、必要に応じて使うことができるように独立させ たプログラム (サブルーチン)を指定するコマンドです。 サブルーチン メインルーチン 1 レベル 2 レベル 3 レベル 4 レベル S サブルーチンは、メインルーチンの中で何度でも使うことができます。また、サブルーチンを別のメイ ンルーチンとして使うことも可能です。 S Prog " ファイル名 " によってサブルーチンにジャンプするとサブルーチンの先頭から実行され、実行
機能 サブルーチンから呼び出し元のプログラムに復帰します。メインルーチン内では、プログラムを中止し ます。 メインルーチン 文例 1 → A:Prog "SB": C< サブルーチン(ファイル名 "SB") For A → B To 10: B + 1 → C:Next:Return Stop (COMP) 書式 ‥:Stop:‥ 機能 プログラムの実行を強制終了します。サブルーチン内で実行された場合も、プログラム全体を終了します。 文例 For 2 → A To 10:If A = 5:Then "STOP":Stop:IfEnd:Next " 入出力制御コマンド Getkey 書式 ‥:Getkey:‥ 機能 最後に押したキーに対応する下記のコードを返します。何も押されていない場合は、0 を返します。 84 81 86 83 82 85 71 72 73 74 75 76 61 62 63 64 65 66 51 52 53 54 55 56 41 42 43 44 45 46 31 32 33 34 21 22 23 2
" 論理演算コマンド And (COMP) 書式 < 式 > And < 式 > 機能 前後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、両者の論理積によって真偽を返すコマンドです。 文例 ? → A:? → B:If A = 2 And B > 0:Then A ÷ B:Else B:IfEnd Or (COMP) 書式 < 式 > Or < 式 > 機能 前後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、両者の論理和によって真偽を返すコマンドです。 文例 While A < 10 Or B < 5:A + B < A + 1 → A:B + 1 → B:WhileEnd Not (COMP) 書式 Not < 式 > 機能 直後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、真偽の否定を返すコマンドです。 文例 Do:? → A:A × 2 → B:B < LpWhile Not B < 10 ■ クリアー系コマンド 各種データのクリアーを行うクリアー系コマンドは、H – {CLR} を選択すると表示されるメニューから入力 することができます。 ClrStat 書式 ClrStat 機能 すべての List デ
List(リスト操作) (COMP) 書式 ①‥:< リストデータ > → List :‥ (リストにリストデータを代入) ②‥:< 式 > → List [< 数値(セル位置)>]:‥ (リストの特定セルに値を代入) ③‥:List [< 数値(セル位置)>]:‥ (リストの特定セルから値を呼び出し) ご注意 List X、List Y、List Freq は、それぞれ STAT モードの STAT エディタ画面に表示される X 列、Y 列、 FREQ 列のデータを表します。 機能 List コマンドは X (# ) ,Y (# ) , Freq (H – {STAT} (LIST) ) と組み合わせて、 書式中の ( ) 内に示したリスト操作を行います。 文例 ① ? → A:{A, A + 2, A + 3} → List X ② ? → A:? → B:A → List Y [B] ③ ? → A:List X [A] < List X [A + 1] (H –{STAT} " 回帰計算コマンド
表示形式指定関連コマンド Fix (COMP) 書式 ‥:Fix :‥ (ただし n は 0 ∼ 9 の整数) 操作 (SETUP) (Fix) ∼ 機能 指定した小数点以下桁数(0 桁∼ 9 桁)固定で計算結果を出力するコマンドです。 Sci (COMP) 書式 ‥:Sci :‥ (ただし n は 0 ∼ 9 の整数) 操作 (SETUP) (Sci) ∼ 機能 指定した有効桁数(1 桁∼ 10 桁)固定で計算結果を出力するコマンドです。コマンド入力時の最後に “0” を指定すると、10 桁の指定となります。 Norm (COMP) 書式 ‥:Norm <1;2>:‥ 操作 (SETUP) (Norm) ∼ 機能 本機の Norm1 または Norm2 のいずれか指定した方の形式で、計算結果を出力するコマンドです。 ab/c, d/c (COMP) 書式 ‥:ab/c:‥ ‥:d/c:‥ 操作 (SETUP)A (ab/c) (SETUP)A (d/c) 機能 帯分数表示 (ab/c) か仮分数表示(d/c)のいずれか指定した
" n進関連コマンド Dec, Hex, Bin, Oct (BASE-N) 書式 ‥:Dec:‥/‥:Hex:‥/‥:Bin:‥/‥:Oct:‥ 操作 7(DEC) / :(HEX) / 7(BIN) / (OCT) 機能 n 進計算時の基数を設定するコマンドです。 Signed, Unsigned (BASE-N) 書式 ‥:Signed:‥ ‥:Unsigned:‥ 操作 (SETUP) (Signed) (SETUP) (Unsigned) 機能 n 進計算時に負数を扱う(Signed)か、扱わない(Unsigned)かを指定するコマンドです。 (Rnd) コマンド " 丸め Rnd( (COMP) 書式 ‥:< 式 >:Rnd(Ans:‥ 操作 (Rnd) 機能 Rnd コマンドの実行時点で、Ans に格納されている計算結果を、表示桁数設定の指定に従って丸めます。 ■ プログラムに入力できない機能について 次の機能はプログラムに書き込むことはできません。 (ENG 変換、逆 ENG 変換、60 進数と 10 進数の間での変換、分数と小数の間での変換) S 計算結果の
" すべてのプログラムデータを転送するには 1. 受信側の fx-5800P で次の操作を行います。 A (LINK) (Receive) S fx-5800P が受信待機状態に入り、画面に“Receiving...”と表示されます。 2. 送信側の fx-5800P で次の操作を行います。 A (LINK) (Transmit) (All) 3. 転送を開始するには、送信側の fx-5800P で を押します。 S 転送中は、送信側の fx-5800P に右の画面が表示されます。受信側の画 面は変わりません。 S 転送が完了すると、両方の fx-5800P に右の画面が表示されます。 " プログラムを選んで転送するには 1. 受信側の fx-5800P で次の操作を行い、受信待機状態とします。 A (LINK) (Receive) S この後、手順 2 ∼ 5 は、すべて送信側の fx-5800P で操作します。 2. 次の操作を行います。 S 登録済みプログラムのファイル一覧が表示されます。 A (LINK) (Transmit) (Select) 3.
" データ転送中に通信を中断するには 送信側または受信側の fx-5800P で を押します。 " 受信側に同じファイル名のプログラムがあった場合について データの転送中に、送信しようとしたプログラムとファイル名が同じプログ ラムが見つかった場合は、送信側の fx-5800P に右の画面が表示されます。 上書きするには (Yes) を、上書きしない場合は (No) を押します。 (No) を押した場合はそのファイル の転送をスキップして、次のファイルの転送を開始します。 メモリーマネージャー(MEMORY) メモリーマネージャーを使うと、本機に登録した各種のデータを、データの種類別に削除することができます。 メモ ここでは「削除」 とは、データに応じて次の意味です。 ● Alpha Memory と Setup については、内容の初期化(例えば変数メモリーは、変数内の数値が 0 に初期化され ます) ● その他のメモリーやデータについては、ファイルそのものの削除 ここでの操作を行う際には、MEMORY モード( A )を選択してください。 S メモリーマネージャー画面が現れ、削除が可能なデータ名
S (SEL) を押すたびに、反転表示中のデータ名の“ ”マークは点灯、消灯の間で切り替わります。 S フォルダ(< >付きのデータ)を選択した場合は、フォルダ内のすべてのデータが一括して削除対象として 選択されます。 3. 必要なだけ、手順 1 と 2 の操作を繰り返します。 " 特定フォルダ内のデータを削除対象として選択するには 1. A または D キーを使って削除対象としたいデータを含むフォルダを反 転表示させます。 2. を押します。 S 選択したフォルダに含まれるデータの一覧が表示されます。 3. A または D キーを使って削除対象としたいデータ名を反転表示させ、 (SEL) を押します。 “ ” マークが付き、削除対象として選択されます。 S データ名の先頭に 4. 必要なだけ、手順 3 の操作を繰り返します。 5.
順位 演算命令の種類 該当記号と解説 分数 a b/c 前置記号 (–)(負符号) 統計の推定値計算 順列、組み合わせ K, L, K1, K2 nPr, nCr 複素極形式シンボル 乗除算 ∠ ×,÷ 乗算省略 P, 変数メモリー 、 科学定数の直前の乗算省略 (2P, 5A, PA, 3mp, 2i 加減算 関係演算子 論理積 など )、カッコ付き関数直前の乗算省略 ( 2 (3) , Asin(30) など) +, − =, ≠, >, <, ≧, ≦ and(ビット演算子) d, h, b, o(n 進記号) And(論理演算コマンド) 論理和、排他的論理和、排他的論 or(ビット演算子) 理和の否定 Or(論理演算コマンド) xor(ビット演算子) xnor(ビット演算子) メモ 「–2 の 2 乗」 を計算したい場 S 負数を使った計算では、負数にカッコを付ける必要がある場合があります。例えば 2 合は、② 後置関数 x2 の優先順位が ④ 前置記号である負符号 (–) よりも優先順位が高いため、“ (–2) ”
■ 演算範囲・演算桁数・精度について 本機の演算範囲(入出力が可能な数値の範囲)、内部演算桁数、および精度は、一般に下表の通りです。 演算範囲 ±1×10–99 ∼ ±9.999999999×1099 および 0 内部演算桁数 15 桁 原則として 1 回の計算につき 10 桁目の誤差が± 1 となります。計算結果が指数方式の数値と 精度 なった場合の誤差は、仮数部の最下位桁において± 1 となります。連続して計算を行った場合は、 この誤差が累積されます。 " 関数計算時の入力範囲 関数 入力範囲 DEG sin x cos x tan x sin–1x cos–1x tan–1x sinh x cosh x sinh–1x cosh–1x tanh x tanh–1x log x / ln x 10x ex x x2 1/x 3 x x! nPr nCr RAD GRA DEG RAD GRA DEG RAD GRA 0 \x\ < 9×109 0 \x\ < 157079632.
■ 計算結果が 、Pを使った表現となる条件 ここでは、セットアップの表示形式設定で自然表示形式が選択されているときに、計算結果が 、P を使った 表現となる条件について説明します。 " 計算結果が を使った表現となる条件 計算結果が を使った表現となるのは、以下の「計算の種類に関する条件」と「計算の範囲に関する条件」の両 方の条件を満たすような計算を行った場合となります。 メモ 計算結果が複素数となる場合は、実部および虚部のそれぞれに対して、ここで説明したルールが適用されます。 計算の種類に関する条件 計算結果が を使った表現となり得るのは、次の計算を行った場合です。 a. を含む数値(2 2、 3 など) による、四則演算および x2、x3、x-1 の各関数を含む計算 2 b.
c. 計算式の中に、 を含む数値の項と、分数として表示することができない項が混在している場合、計算結 果は小数で表示されます。 例 : log3 + 2 = 1.891334817 計算結果が を使った表現となる計算例 計算結果が を使った表現となる計算例と、その対照として計算結果が小数となる計算例を示します。 計算式 2 3×4 35 2×3 150' 2 25 2 × (3 − 2 5) 23 × (5 − 2 3) 10 2 + 15 × 3 3 15 × (10 2 + 3 3) 2+ 3+ 8 2+ 3+ 6 形式で表現したときの計算結果 8 3 105 2 150' 2 本機が表示する計算結果 8 3 148.492424 8.485281374 25 6 − 4 5 6 − 4 5 115 − 46 3 35.32566285 45 3 + 10 2 2 45 3 + 150 45 3 + 10 2 3 + 3 2 ' 2+' 3+' 6 290.0743207 3 + 3 2 5.
" エラーメッセージ一覧 ここでは、状況に応じて表示される個別のエラーメッセージの意味と、対処方法を示します。 メッセージ Math ERROR 原因 • 計算の途中経過または結果が演算範囲を超え ている。 対処 • 入力した数値を確認し、桁数を減らして 計算し直す。 • 入力可能な数値範囲を超えた入力を行った。 • 数学的な誤り(0 による除算など)が行われた。 • 独立メモリーや変数メモリーを関数の引 数として使っている場合、メモリー内の 数値がその関数で使用可能な範囲内かを Stack ERROR Syntax ERROR Argument ERROR Dimension ERROR Can't Solve Time Out • 数値用スタック、命令用スタックを超える計 算式を実行した。 確認する。 • 計算式を簡略化して、使用可能なスタッ クの範囲内に納める。 • Mat を 11 個以上含んでいる計算式を実行し • 計算式を 2 つ以上に分けて、使用可能な た。 • 計算式の構文に誤りがある。 スタックの範囲内に納める。 • 構文の誤りを確認し、計算式を訂正する。 •
メッセージ Memory Full 原因 • 計算を実行したり登録したりするメモリーが 容量を超えている。 対処 • 使用しているメモリー数を現在指定して いるメモリー数内にする。 • 登録しようとしているデータを単純化し てメモリー容量内にする。 • 不要なデータを削除してメモリーの空き Already Exists Range ERROR • データの転送中に、送信しようとしたプログ ラムと同じファイル名のプログラムが見つ かった。 • TABLE モードや RECUR モードで 容量を増やす。 • 上書きするには @(Yes) を、上書きしな い場合は ?(No) を押す。 • 範囲指定の誤りを確認して、値を変更す ・テーブルレンジの範囲指定に誤りがある。 る。 ・200 行以上のテーブルが作成されるような指 No Variable 定を行った。 • ソルブ機能を使った計算を実行したが、入力 した方程式の中に求解対象の変数がない。 • 求解対象の変数が含まれた方程式を入力 し、ソルブ機能を実行する。 ■ 故障かなと思う前に… もし計算中にエラーが発生したり、計算結果がおかしい場合、
■ Low Battery表示について 電池が消耗すると、次のようなメッセージが表示されます。このときは本機の使用を一時中断し、本機の電源 を切ってから電池を交換してください。 ご注意 ● Low Battery 表示が現れたときは、データ転送機能を使うことはできません。 ● 電池を交換しないでそのまま使用を続けると、電源を切ったときに本機のメモリー上のデータをフラッシュ メモリーに保存することができなくなります。またこの状態で電池交換を行うと、本機のメモリーは電池交 換前の状態には復帰しません。 電源および電池交換 電源には、動作用として単 4 アルカリ乾電池(LR03)1 本を使います。指定以外の電池では電池寿命が著しく短 くなったり、誤動作を起こす場合があります。 " 電池使用上のご注意 電池の使い方を誤ると電池の液もれで製品が腐食したり、電池が破裂することがあります。 次のことを必ずお守りください。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的 損害のみの発生が想定される内容を示しています。 電池について ● 本機で使用している電池を取り外した場
" 電池の交換 電池が消耗すると、Low Battery メッセージが表示されます。このときは本機の使用を一時中断して、本機の電 源を切ってから電池を交換してください。また正常に使用できても、1 年に一度を目安に定期的に電池を交換し てください。 メモ 本機はデータをバックアップするためのフラッシュメモリーを内蔵しているため、電池を抜いてもメモリー内 容は保持されます。 1. (OFF)を押して、電源を切ります。 • 電池交換の前に、必ず電源を切ってください。電源を入れたまま電池交換を行うと、データが消去される ことがあります。 • 電池交換中に誤って電源を入れてしまわないように、ケースを閉じてください。 2. 本体裏面の電池カバーのネジを緩めます。 • ネジは電池カバーから取り外せないようになっています。ネジが上がりきる まで、緩めてください。 3. 電池カバーを矢印方向にスライドして取り外します。 4. 古い電池を取り出します。 5. 電池の向き (I J) に注意して、新しい電池を入れます。 LR03 OR “AAA” SIZE(ALKALINE) 6.
応用例題 ■ 土木・測量 (三角比Ⅰ) A 右図において A 地点から B 地点の距離(c)と角 B(θ)がわかっているとき、 A – C 間の距離 (b)と B – C 間の距離(a)は? 10m (c) b 60°(Q ) B 三角比を使って計算します。 b sinθ = c a cosθ = c b tanθ = a a C A c b Q B a C b sinθ = c を展開して、b = c・sinθ H cosθ = a を展開して、a = c・cosθ c (表示形式:Line) (角度単位設定:Deg) (b = 10×sin 60を求める) ? U 答え b= 8.
(三角比 Ⅱ) 右図において 2 辺 a、b の距離がわかっているとき、角 B(θ)は? 三角比を使って計算します。 Q b sinθ = c a cosθ = c b tanθ = a tanθ = ba を展開して、θ = tan ( ba ) –1 (角度単位設定:Deg) (θ= tan–1(5÷8) を求める) @(tan–1) U 答え θ= 32.00538321 4 答え θ= 32˚ 0’ 19.38” (60進数に変換) ( ac )で求めます。 b また、辺 b・辺 c がわかっているときは、sin ( )で求めます。 c 同様に辺 a・辺 c がわかっているときは、cos–1 P(8,5) –1 r この例題は、直交座標→極座標変換を使っても計算できます。 5m 0 8m (角度単位設定:Deg) (直交座標(8, 5) を極座標に変換し、r、θを求める) (Pol) (変数 J に格納された θ 値を呼び出す) U 答え r = 9.43381132 BJ(J) 答え θ= 32.
■ 物理 (斜面上の物体を等速で引き上げる力) P 、物体の重さ(W)60N、摩擦係数(μ)0.3 のとき、 斜面の角度(θ)20° 物体を引く力(P) は? Q (20°) W (60N) 下記の公式を使って計算します。 P=W(sinθ+μ・cosθ) (角度単位設定:Deg) W ? 2 U (放物運動) 答え P= 37.43567577 V0(30m/s) 初速(V0)30m/s で投げたボールが 50°の角度(θ)で上がりました。 3 秒後の高さ (h)は? h Q (50°) 下記の公式を使って計算します。 t sinθ – 1 gt2 h = V0・ 2 (g:重力加速度9.8m/s2) (角度単位設定:Deg) ? (x –1) – 117 – 7U 答え h= 24.
MEMO – 120 –