User manual - fx-5800P
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論理演算コマンド
And (COMP)
書式 <式 > And < 式 >
機能 前後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、両者の論理積によって真偽を返すコマンドです。
文例 ?→ A:? → B:If A = 2 And B > 0:Then A ÷ B:Else B:IfEnd
Or (COMP)
書式 <式 > Or < 式 >
機能 前後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、両者の論理和によって真偽を返すコマンドです。
文例 While A < 10 Or B < 5:A + B
<
A + 1 → A:B + 1 → B:WhileEnd
Not (COMP)
書式 Not < 式 >
機能 直後の式(等式または不等式)の真偽を評価し、真偽の否定を返すコマンドです。
文例 Do:? → A:A × 2 → B:B
<
LpWhile Not B < 10
■ クリア ー 系コマンド
各種データのクリアーを行うクリアー系コマンドは、
H
– {CLR} を選択すると表示されるメニューから入力
することができます。
ClrStat
書式 ClrStat
機能 すべての List データ(List X, List Y, List Freq)の内容を、一括して消去します。
ClrMemory
書式 ClrMemory
機能 すべての変数メモリー(A ∼ Z)および Ans メモリーをクリアーします(内容を 0 にします)。
補足 個別に変数をクリアーしたい場合はこのコマンドを使わずに、0 → < 変数 > と記述します。
ClrMat
書式 ClrMat
機能 すべての行列メモリー(Mat A ∼ Mat F および Mat Ans)の内容を消去します。
ClrVar
書式 ClrVar
機能 すべての公式変数メモリーの内容を消去します。
■ 統計計算関連コマンド
統計計算関連のコマンドは、
H
– {STAT} を選択すると表示されるメニューから入力することができます。
メモ
平均値や標準偏差など、各種の統計値を個別に求める統計計算コマンドについては、「統計計算(SD/REG)」(65
ページ)を参照してください。
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リスト操 作コマンド(
H
– {STAT}
(LIST))
{ } (リスト入力) (COMP)
書式 ‥:{< 式 >, < 式 >,‥‥, < 式 >} → List <X, Y, Freq>:‥
機能 指定したリストにデータを入力します。
文例 次の List コマンドを参照してください。