User manual - fx-5800P
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ライン表示形式
分数や各種の関数などを、関数電卓に特有の形式で入力します。式の入力を常に 1 行(1 ライン)で行うので、
ライン表示形式と呼びます。例えば
1
2
は「1
┛
2」、 log
2
4 は「log (2,4)」という形で入力します。また計算結果は、
分数計算の場合を除き基本的に小数で表示されます。
表示形式設定 操作(押すキー)
自然表示形式
(MthIO)
ライン表示形式
(LineIO)
メモ
自然表示形式とライン表示形式での計算式の入力操作については、「式や数値の入力について」(12 ページ)およ
び個別の計算方法の説明を参照してください。
"
角度単位設定を切り替えるには
三角関数計算で利用する角度の単位を、「度」、「ラジアン」、「グラード」の間で切り替えます。
(90̊=
P
2
ラジアン = 100 グラード)
角度単位設定 操作(押すキー)
度
(Deg)
ラジアン
(Rad)
グラード
(Gra)
"
表示桁数設定を切り替えるには
計算結果として表示する桁数を、「小数点以下桁数固定」(0 ∼ 9 桁の間で指定可)、「有効桁数指定」(1 ∼ 10 桁の間
で指定可)、「指数化表示設定」(2 通りの設定から選択可)の間で切り替えます。
表示桁数設定 操作(押すキー)
小数点以下桁数設定
(Fix)
(0 桁固定 ) ∼
(9 桁固定 )
有効桁数設定
(Sci)
( 有効桁 1 桁 ) ∼
( 有効桁 9 桁 )、
( 有効桁 10 桁 )
指数表示範囲設定
(Norm)
(Norm1) または
(Norm2)
設定に応じて、計算結果は次のように表示されます。
● Fix(小数点以下桁数固定)を選択すると、0 ∼ 9 桁の間で指定した桁数に応じて、小数点以下が表示されます。
また、計算結果は指定した桁の 1 桁下で四捨五入され、指定した桁までが表示されます。
例: 100 ÷ 7 = 14.286 (Fix3 の場合)
14.29 (Fix2 の場合)
● Sci(有効桁数指定)を選択すると、1 ∼ 10 桁の間で指定した桁数と指数によって計算結果が表示されます。また、
計算結果は指定した桁の 1 桁下で四捨五入され、指定した桁までが表示されます。
例: 1 ÷ 7 = 1.4286 × 10
−1
(Sci5 の場合)
1.429 ×10
−1
(Sci4 の場合)
● Norm1 または Norm2 を選択すると、それぞれ次の範囲となった場合は指数表示となります。
Norm1:10
−2
> │
x
│, │
x
│ ≧ 10
10
Norm2:10
−9
> │
x
│, │
x
│ ≧ 10
10
例: 100 ÷ 7 = 14.28571429 (Norm1, Norm 2 とも)
1÷ 200 = 5.×10
−3
(Norm1 の場合)
0.005 (Norm2 の場合)
"
分数表示設定を切り替えるには
分数計算時の計算結果を仮分数で表示するか、帯分数で表示するかを切り替えます。