User manual - fx-5800P
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c. 計算式の中に、
を含む数値の項と、分数として表示することができない項が混在している場合、計算結
果は小数で表示されます。
例 : log3 +
2 = 1.891334817
計算結果が
を使った表現となる計算例
計算結果が
を使った表現となる計算例と、その対照として計算結果が小数となる計算例を示します。
計算式
形式で表現したときの計算結果
本機が表示する計算結果
2
3 × 48
38
3
35
2 × 3
105
2
148.492424
150
'
2
25
150
'
2
25
8.485281374
2 × (3 − 2
5)
6 − 4
56− 4
5
23 × (5 − 2
3)
115
− 46
3
35.32566285
10
2 + 15 × 3
345
3 + 10
245
3 + 10
2
15 × (10
2 + 3
3) 45
3 +
150
2 290.0743207
2 +
3 +
8
3 + 3
2
3 + 3
2
2 +
3 +
6
'2 + '3 + '6
5.595754113
「
形式で表現したときの計算結果」欄の波線箇所が、本機が
形式で計算結果を表示できる範囲を超えてい
ます。このような値は、小数で表示されます。
"
計算結果が
P
を含む表現となる条件
計算結果が
P
を含む表現となり得るのは、以下に挙げる計算を行ったときに、計算結果が
n
P
(
n
は整数)または
の形式で表現できる場合に限ります。
● ラジアンで一般的に表現される数値(2
P
、
P
3
など)による四則演算
例 :
1
+
2
=
7
2 3 6
など
● 逆三角関数(36 ページ)を使った計算
例 :
sin
−1
(
'
3
)
=
1
2 3
など
■ エラーメッセージについて
本機の限界を超える演算を実行しようとしたり、不適切な入力を行ったりすると、
エラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージ例
"
エラーメッセージへの対処
どのエラーメッセージが表示された場合でも、基本的に同じ方法で対処できます。
)
、
B
または
C
を押す
とエラーメッセージが表示される前に入力した計算式の編集状態に戻り、カーソルがエラー位置に移動します
(19 ページ「エラー位置表示について」を参照)。
を押すとエラーメッセージが表示される前に入力した計算
式はクリアーされ、計算履歴も記録されていません。
d
P
c
d
P
c