User manual - fx-5800P
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直交座標(
2
,
2
)を極座標に変換する
1B
(Pol)
B
(Pol)
C
C
極座標(2, 30°)を直交座標に変換する
1B
(Rec)
"
留意事項
● 各関数は、COMP モードで利用できます。
● 計算結果として得られた
r
、
θ
の値、または
x
、
y
の値は、それぞれ変数メモリー(31 ページ)の I、 J に格納さ
れます。
● 直交座標から極座標への変換時の計算結果として得られる
θ
の値は、–180°<
θ
≦ 180°の範囲となります。
● 座標変換を計算式の中で実行した場合、先頭の解(
r
値または
x
値)を用いて演算が行われます。
例:Pol (
2
,
2
) + 5 = 2 + 5 = 7
■ 乱数
小数点以下 10 桁の数値による非系列乱数、小数点以下 10 桁の数値による系列乱数、または指定範囲の整数に
よる整数乱数を発生させることができます。乱数を発生させるには、次の関数を使います。
Ran#, RanInt#(
"
非系列乱数(小数乱数)
非系列的な乱数を、小数点以下 10 桁の数値(0 ∼ 1)の範囲内で発生させます。
構文:Ran#
非系列乱数を発生させる
H
− {MATH}
(
Ran#
)
上記の数値は一例であり、結果は操作ごとに異なります。
"
系列乱数(小数乱数)
系列 1 から系列 9 までの 9 通りの系列乱数を、小数点以下 10 桁の数値(0 ∼ 1)の範囲内で発生させることがで
きます。1 から 9 の整数を関数 Ran# の引数とすることで、系列を指定します。引数に応じて、発生する系列乱
数が固定的に決まります。