User manual - fx-5800P
– 66 –
"
標本データの登録方法について
標本データは「度数を使う(FreqOn)」または「度数を使わない(FreqOff)」のいずれかの登録方法があります。本機
の初期設定は FreqOff です。どちらの方法で登録するかは、セットアップの「統計度数設定」(11 ページ)で切り
替えます。
FreqOn のときは STAT エディタ画面に FREQ 列が表示され、FreqOff のときは表示されません。
"
標本データを登録するには
SD モードで次の標本データを登録する操作例を示します。
階級値 (X) 度数 (FREQ)
24.5 4
25.5 6
26.5 2
(SD モードに入る)
(SD)
(X 列に階級値を入力)
W
度数の初期値として 1 が自動的に入力される
(FREQ 列の先頭にカーソルを移動)
AC
(FREQ 列に度数を入力)
REG モードで標本データを登録するときも、上記の操作と同じ要領で X, Y, FREQ の各列に順次数値を入力し
ます。
メモ
● SD モードでは X と FREQ、REG モードでは X, Y, FREQ で 1 セットのデータです。このため、STAT エディ
タ画面のある行にいずれか 1 項目のデータを登録すると、その他のデータの初期値(X, Y は 0、FREQ は 1)
が自動的に入力されます。
● 計算式を入力して
を押すと、計算結果の数値が登録されます。
● SD モード、REG モードのどちらの場合でも、最大 199 行の標本データを登録可能です。
● 登録した標本データは、削除やリセット操作を行わない限り保持されます。計算モードや統計度数設定の変
更、電源オフ操作の影響は受けません。
● SD モードで X にデータを登録すると、画面には表示されませんが、Y に対して 0 が登録されます。このため、
SD モードでデータを入力した後で、Y データに関する各種統計演算(3
y
など)を行っても、エラーとはなり
ませんのでご注意ください。
ご注意
STAT エディタ画面では、次の機能は使用できません。
● カルク機能
● ソルブ機能
● 座標変換(Pol(, Rec()