User manual - fx-5800P
– 80 –
■ ソルブ機能を使う
方程式を入力して
キーを押すと、各変数の値を入力する「代入画面」が現れます。入力後に求解対象の変数
を反転表示させて
を押すと、求解が実行されます。
"
ソルブ機能を使って方程式の解を求めるには
y
=
ax
2
+
b
を
y
= 0,
a
= 1,
b
= −2として、
x
について解く
#
(Y)
#
[
(=)
#
(A)
L#
(X)
V
#
(B)
L
(代入画面が表示される)
Y = 0 を代入:
A = 1 を代入:
X の初期値を入力(ここでは 1 とする):
B = − 2 を代入:
E
求解対象の変数を指定:
D
L
(X について解くので、X を反転表示させる)
求解を実行 :
●
を押すと代入画面に戻ります。各変数に代入する値や初期値を変更して、求解することができます。
● 求解できなかった場合は、エラーメッセージ(Can
’
t Solve)が表示されます。
メモ
● 自然表示形式が選択されている場合、代入画面には一度に 1 つの変数だけが表示されます。
● 代入画面では、
A
または
D
を押して反転表示を移動し、入力対象の変数を選ぶことができます。
"
代入画面で方程式をスクロール表示するには
代入画面で画面幅に収まらない方程式を、スクロール表示することができます。スクロール表示するには、
H
(LOOK) を押します。
C
または
B
を押すと、左右にスクロールする
スクロール表示中に元の状態に戻るには、
)
を押します。
"
ソルブ機能利用時のご注意
● 求解対象の変数に対して入力した初期値によっては、解が求められない場合があります。この場合は、求解
対象の変数の初期値に、解に近いと思われる数値を入力してから、再度計算し直してください。
● 解の存在する式でも、解が求められない場合があります。
● ニュートン法の性質上、次の関数は解を求めにくい傾向にあります。
• 周期関数(
y
= sin(
x
) など)
• グラフを描いたとき、急勾配の部分を持つ関数(
y
=
e
x
,
y
=
1
x
など)
• 不連続な関数(
y
=
x
など)