User manual - fx-5800P
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● 公式の変数名として、次の文字を使うことができます。
• “z”、“A”などアルファベットまたはギリシャ文字の 1 文字変数
• “A1”、“Cc”、“Gn”など、添え字付きの 2 文字変数
これらの変数の入力は、
H
(ALPHA) を押すと表示される次のメニューを使います。
この文字を入力するには: このキーを押す:
アルファベット小文字
(abc)
ギリシャ大文字
(!"')
ギリシャ小文字
(ABG)
数字の添え字
(
123
)
アルファベット大文字の添え字
(
ABC
)
アルファベット小文字の添え字
(
abc
)
なおアルファベットの大文字は、
#
,
(A) など通常のキー操作で入力します。
"
自作公式を使って計算するには
自作公式はプログラムとして登録されるため、プログラムを実行する場合と同じ操作で実行することができま
す。操作については、「Prog List 画面または Fmla List 画面からプログラムを実行するには」(92 ページ)を参照し
てください。
実行後の操作のしかた(変数への数値の代入のしかた)は、内蔵公式の場合と同様です。
PROG
PROG モード(
(PROG))では、計算式をプログラムとして記憶させ、繰り返し計算できます。作成した
プログラムはファイル名によって管理できるので、呼び出しや編集、削除などの操作が簡単に行えます。
■ プログラム機能の概要
"
プログラムの動作モードについて
プログラムの作成時に、COMP、BASE-N または Formula のいずれか 1 つの「動作モード」を選ぶ必要があります。
この計算を実行するプログラムを作成するには: この動作モードを選ぶ:
COMP モードで実行可能な計算(行列計算、複素数計算、統計計算を含む) COMP
BASE-N モードで実行可能な計算 BASE-N
内蔵公式と同様の計算 Formula
COMP モードのプログラムは、複雑な計算を連続して実行したり、条件による分岐を含む処理に適しています。
BASE-N モードのプログラムは、
n
進計算専用です。
Formula モードのプログラムは、分岐を含まない比較的簡単な計算を行うのに適しています。また、自然表示
形式を使った数値の入力や計算結果の出力ができる、というメリットがあります。
プログラムの登録後、各プログラムの動作モードは、Prog List 画面または Fmla List 画面(92 ページ参照)に次
のように表示されます。