User manual - fx-5800P
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"
すべてのプログラムを削除するには
1.
(PROG)
(DELETE)
(All Files) を押します。
S
“Delete All Files?”という確認メッセージが表示されます。
2. 登録されているすべてのプログラムを削除するには
(Yes) を、削除するのをやめるには
)
(No) を押し
ます。
プログラムに入力可能な各コマンドについて説明します。
メモ
● 書式中の < 変数 > とは、変数メモリー(A ∼ Z)や配列メモリー(Z[5] など)を指します。
● プログラム編集画面にコマンドを入力する場合は、書式や文例中の区切りコード(:)の代わりに改行(
=
)ま
たは出力命令(
<
)を使用しても構いません(基本動作コマンドを除く)。プログラム編集画面で改行を入力す
るには、
を押します。
● 動作モードが Formula のプログラム(自作公式)には、“:”と“
<
”を除き、ここで説明する各コマンドは入力
できません。自作公式の記述のしかたについては、「自作公式について」(86 ページ)を参照してください。
■ プログラムコマンド
プログラムコマンドには、
H
– {PROG} を選択すると表示されるメニューから入力するコマンドと、キー操
作で入力する“:”(
)、“
<
”(
V
)、“Prog”(
)があります。ここではこれらのコマンドについて
説明します。
メモ
コマンド名の右に「(COMP)」と書かれているコマンドは、動作モードが COMP のプログラムまたは COMP モー
ドの演算画面(ただしライン表示形式の選択時)のみで入力可能です。
"
基本動作コマンド
: (区切りコード)(
)
書式 <文 >:< 文 >:‥‥:< 文 >
機能 それぞれの文を停止することなく、順次実行させます。
文例 ?→ A:A
2
:Ans
2
<
(出力命令)(
V
)
書式 <文 >
<
< 文 >
機能 プログラムの実行を一時停止し、計算結果を画面に出力します。実行の停止中は
,
シンボルが点灯し
ます。
文例 ?→ A:A
2
<
Ans
2
補足
<
コマンドを含むプログラムの実行時は、
キーを押すと
<
コマンドによる一時停止状態を解除する
ことができます(
キーを押すと、
<
コマンド以降のプログラムが実行されます)。
? ( 入力命令)
書式 1 ? → < 変数 >
"< 文字列 >"? → < 変数 >
機能 1 変数に値を代入するコマンドです。入力を促すメッセージ“?”または“< 文字列 >?”を画面に出力します。
文例 1 ? → A
書式 2 ?< 変数 >
"< 文字列 >"?< 変数 >