J fx-7400G PLUS 取扱説明書 ※本書はお読みになった後も大切に保管してください。 ※本機をご使用になる前に、必ず、本書の「安全上の ご注意」をお読みください。 RCA501075-001V01
この装置は、第二種情報装置(住宅地域またはその隣接した地域 において使用されるべき情報装置)で住宅地域での電波障害防止 を目的とした情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)基 準に適合しております。しかし、本装置をラジオ、テレビジョ ン受信機に近接してご使用になると、受信障害の原因となるこ とがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
安全上のご注意 このたびは本機をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございま す。ご使用になる前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正し くお使いください。 絵表示の意味 記号は「してはいけないこと」を意味しています。 (左の例は分解禁止)。 ● 記号は「しなければならないこと」を意味していま す。(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)。 注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が 傷害を負う可能性が想定される内容および物的損 害のみの発生が想定される内容を示しています。 電池について ● 本機で使用しているボタン電池を取り外した場合は、誤 ってボタン電池を飲むことがないようにしてください。特 に小さなお子様にご注意ください。 ● 電池は小さなお子様の手の届かない所へ置いてくださ い。万一、お子様が飲み込んだ場合は、ただちに医師と 相談してください。 ● 電池は、充電や分解、ショートする恐れのあることはしな いでください。 また、加熱したり火の中へ投入したりしないでください。 ● 電池は使い方を誤ると液もれによる周囲の汚損や、破裂 による火災・けがの原因となることがあります。
・ 種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。 ・ 長期間使用しないときは、本体から動作用電池を取り出 しておいてください。 また、2年に1度は動作用電池を交換してください。 ・ 本機で指定されている電池以外は使用しないでくださ い。 メモリー保護 ● 本機に記憶させた内容は、ノートに書くなどして、本機と は別に必ず控えを残してください。本機の故障、修理や 電池消耗などにより、記憶内容が消えることがあります。 ● 電池交換を行なう際は、取扱説明書をよくお読みになり、 正しく行なってください。電池交換の仕方を誤ると、デー タが消えたり、変化したりすることがあります。 火中に投入しないでください。 ● 本機を火の中へ投入しないでください。破裂による火 災・けがの原因となることがあります。 2
その他の使用上のご注意 ● 極端な温度条件下での使用や保管は避けてください。 低温では表示の応答速度が遅くなったり、点灯しなくなったり、電池寿命が短くなっ たりします。また、直射日光の当たる場所や窓際または暖房器具の近くなど、極端 に温度が高くなる場所には置かないでください。 ケースの変色や変形、または電子回路の故障の原因になります。 ● 湿気やほこりの多い場所での使用や保管は避けてください。 水が直接かかるような使用は避けるとともに、湿気やほこりにも十分ご注意くださ い。電子回路の故障の原因になります。 ● 落としたり、強いショックを与えないでください。 ●「ひねり」や「曲げ」を与えないでください。 ● 分解しないでください。 ● お手入れの際は、乾いた柔らかい布をご使用ください。特に表示部は傷が つきやすいので軽くふいてください。 特に汚れがひどい場合は、中性洗剤液に浸した布を固くしぼっておふきください。 なお、シンナーやベンジンなどの揮発性溶剤は使用しないでください。キーの上の 文字が消えたり、ケースにシミをつけてしまう恐れがあります。 ● 何らかの要因により本機が正常に動作しなくなった場合は、本体
お買い上げ後、初めて本機を使用する際は必ず動作用電池のセット・リセット操作・コン トラスト調整を行なってください(5ペ−ジ参照) 。 ● 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。 ● 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りな ど、お気づきのことがありましたらご連絡ください。 ● 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人として ご利用になるほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意くだ さい。 ● 本書中のグラフィック表示は、印刷のため実物と異なることがあります。 ● 本書および本機使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかなる請求 につきましても当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。 ● 故障、修理、電池交換等に起因するデータの消去による損害および逸失利益等 につきましては、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承 ください。 4
ご購入後、はじめてご使用になるときは 工場出荷時、本機には動作用電池を取り付けてありません。 ご購入後、本機を使用するためには下記の操作(動作用電池のセット、リセット操作、および コントラスト調整)が必要です。 手順に従って、正しく行なってください。 (1) 誤ってoキーを押さないように、ケースを本体にはめ込んでから本体を裏返します。本体 の裏ブタを✩のところに指をかけて引きおこします。 (2) 同梱されている電池2本を入れます。 ※ 電池の極性(プラスとマイナス) を間違えないように、 正しく入れてください。 (3)“BACK UP”と記された場所に挿入されている絶縁シートを 矢印の方向に引っ張って取り除いてください。 (4) 裏ブタを閉じます。 自動的に電源がONになり、さらに自動的にメモリがリセットされます。 5
(5)mを押します。 ● 右のアイコンメニュー表示が現れなかった場合は、 本機裏面にあるPボタンを押してください。 P ボタン (6)カーソル移動キー(fcde) を押してCONTを示すアイコンメニュー※を反転させた後w を押すか、アイコン右下に表示されている数字のキーiを直接押します。 ※アイコンメニューとは、機能を示す絵のことです。 (7) dまたはeを押して、コントラスト (表示濃度) を調整します。 ・d‥‥表示が薄くなります。 ・e‥‥表示が濃くなります。 (8) コントラストの調整が終わったら、mを押します。 6
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目 次 安全上のご注意…………………………………………………………………………………………………1 その他の使用上のご注意………………………………………………………………………………………3 ご購入後、はじめてご使用になるときは……………………………………………………………………5 第1章 使う前に知っていただきたいこと 13 1.使い方の基礎 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14 1-1.表示されるメニューの種類 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14 1-2.キー一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15 1-3.キーの見方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17 2.操作の流れ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17 2-1.モードの設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17 2-2.表示の見方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥21 2-3.
目次 第3章 微分計算 55 1.微分計算の実例 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57 第4章 グラフ機能 59 1.グラフを描く前に ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 2.ビューウインドウ(V-Window)設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60 2-1.ビューウインドウの初期化 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63 2-2.ビューウインドウメモリー機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63 3.グラフ関数式の登録・編集・選択・描画 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥64 3-1.グラフ関数式の種類(グラフタイプ)の設定 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥64 3-2.グラフ関数式の登録 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65 3-3.登録したグラフ関数式の編集(訂正・削除) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥66 3-4.
目次 3.リストの処理 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99 3-1.リスト処理の操作方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99 4.リストを利用した基本計算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥103 4-1.エラー表示の見方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥103 4-2.リストを入力する方法 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥103 第7章 統計グラフ&統計計算 107 1.統計計算を行なう前に ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥108 2.統計計算の実例 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥108 2-1.分析データをリストへ入力する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥109 2-2.データをプロットする ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥109 2-3.散布図を描く ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥110 2-4.
目次 第8章 プログラム機能 137 1.プログラム機能をお使いになる前に ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥138 2.プログラミングの実例 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥138 2-1.ファイル名を登録する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥139 2-2.プログラムを書き込む ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥140 2-3.プログラムを実行する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥142 3.プログラムのデバッグ(間違いを直す) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥144 4.バイト数の数え方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥144 5.シークレット機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥145 5-1.パスワードを設定する ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥145 5-2.プログラムを呼び出す ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥145 6.
目次 巻末資料 203 1.リセット操作 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥204 2.電池交換の仕方 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥206 3.エラーメッセージ一覧表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥210 4.関数の入力範囲と精度 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥212 5.