User manual - fx-991ES
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■ 入力時の基数指定
BASE-Nモードでは、現在の基数設定とは無関係に、数値の入力
時に個別に基数を指定することも可能です。
A 入力時に基数を指定するには
n
進計算メニュー(109ページ)の2画面目を使います。
例えば10進数で3を入力するには、次のように操作します。
Ab13(BASE)
c1(d)3
次に続く数値が10進数であることを表す
A 数値ごとに基数を指定した計算例
- 510+516の計算結果を2進数で得る
Ab13(BASE)
c1(d)5+
13(BASE)
c2(h)5=
●計算結果は、常に現在の基数設定に従って表示されます。
■ 負数計算および論理演算
負数計算および論理演算が実行可能です。
● 2進、8進、16進では、負数は2進数表記で2の補数をとった数値
を、元の
n進表記に戻して使います。
10進では、負数には負符号を表示します。
●本節での例題は、すべて基数設定を2進にした場合で説明し
ます。
A 論理積(and)
ビットごとの論理積をとった結果を返します。
- 10102 and 11002=10002
101013(BASE)
1(and)1100=
STAT










