User manual - fx-991ES
– 119 –
行列計算 (MATRIX)
本節での計算を行う際には、計算モード(15ページ参照)と
してMATRIXモード(N6)を選択してください。
■ 行列計算の概要
A 行列計算の操作の流れ
はじめに、本機を使った行列計算の大まかな操作の流れを説明
します。ここでは、次の行列計算を実行する場合で、操作手順を
例示します。
20
2
+
12
=
52
02 34 38
● MATRIXモードでは、計算に使う行列を“MatA”, “MatB”,
“MatC”という名前のメモリーエリア(行列メモリー)に登録
した上で、メモリー計算の要領で演算を実行します。
以下の操作では、計算式の1つ目の行列をMatAに、2つ目の行
列をMatBに登録し、MatA
2
+ MatBを実行します。計算結果は、
“MatAns”という行列計算専用のアンサーメモリーに格納さ
れます。
1. N6(MATRIX)を押します。
u 次のような行列選択画面が初期表示されます。
2. 1(MatA) を押します。
u 次のような次元設定画面が表示されます。
行列選択画面で登録先の行列メモリーを選択し、次元設定
画面で行列の次元を指定します。










