User manual - fx-991ES
– 135 –
ベクトル計算 (VECTOR)
本節での計算を行う際には、計算モード(15ページ参照)と
してVECTORモード(N8)を選択してください。
■ ベクトル計算の概要
A ベクトル計算の操作の流れ
はじめに、本機を使ったベクトル計算の大まかな操作の流れを
説明します。ここでは、次のベクトル計算を実行する場合で、操
作手順を例示します。
(1,2)+(3,4)=(4,6)
● VECTORモードでは、計算に使うベクトルデータを“VctA”,
“VctB”, “VctC”という名前のメモリーエリア(ベクトルメモ
リー)に登録した上で、メモリー計算の要領で演算を実行し
ます。以下の操作では、計算式の1つ目のベクトルデータを
VctAに、2つ目のベクトルデータをVctBに登録し、VctA+
VctBを実行します。計算結果は、“VctAns”というベクトル計算
専用のアンサーメモリーに格納されます。
1. N8(VECTOR)を押します。
u 次のようなベクトル選択画面が初期表示されます。
2. 1(VctA)を押します。
u 次のような次元設定画面が表示されます。
ベクトル選択画面で登録先のベクトルメモリーを選択し、
次元設定画面でベクトルの次元を指定します。
MAT
MAT










