User manual - fx-991ES
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ソルブ機能 (COMP)
本機の「ソルブ機能」は、入力した方程式の解を、ニュートン法に
よって近似値で求める機能です。本節では、このソルブ機能の操
作について説明します。
本節での計算を行う際には、計算モード(15ページ参照)と
してCOMPモード(N1)を選択してください。
■ ソルブ機能で実行可能な式について
ソルブ機能では、特に指定しない限りは、入力した方程式をXに
ついて解きます。
例: Y=X+5X=sin(M)
X+3=B+C
XY+C (XY+C=0として扱われます)
また、解を求める対象の変数を、次の形式で指定することが可能
です。
{方程式}, {変数}
例: Y=X+5, Y (Yについて求解)
X=sin(M), M (Mについて求解)
XB=C+D, B (Bについて求解)
log関数の場合
Y=X×log(2 (変数指定 “,X” を省略。方程式 “Y=X×log
10
2”
をXについて求解)
Y=X×log(2,Y (変数指定 “,Y” を記述。方程式 “Y=X×log
10
2”
をYについて求解)
Y=X×log(2,Y) (変数指定 “,X” を省略。方程式 “Y=X×log
2
Y”
をXについて求解)
ご注意
●ソルブ機能の方程式には、次の入力はできません。
・積分、微分、
Σ(、Pol(、Rec(の各関数の入力
・マルチステートメントの入力
●求解対象の変数が式の中に存在しない場合は、エラー
(Variable ERROR)となります。










