User manual - fx-991ES
– 56 –
関数計算
本節では、本機の内蔵関数について説明します。
本節で説明するすべての関数は、計算モード(15ページ参
照)としてCOMPモード(N1)を選択した場合に利用可
能です。その他の計算モードでの利用の可否については、各
関数の説明の「留意事項」に注記します。本節ではCOMPモー
ド選択時で操作を示します。
A 関数計算実行時のご注意
● 計算の内容によっては演算結果が表示されるまでに時間が
かかることがあります。
●次の計算に移る際は、前の計算結果が表示されるまで待って
ください(演算を中断するにはAを押します)。
A 構文凡例
本節では、各関数の構文を次の要領で記述します。
● 構文の記述はこのようなグレー地の中に記します。
● 関数を表す文字列は下線を引いて表します。
● 引数として入力可能な文字列を { } で括って表記します。基
本的に{数値} または {式}のいずれかです。
● {数値}と{式}の両方が入力可能な場合、略して{
n}(または{m})
と表記します。
● 構文中の{ }が( )で括られている場合、( )の入力が必要であ
ることを表します。
■ 円周率πと自然対数の底 e
円周率π、自然対数の底eを、式に入力して使うことができます。
本機では、それぞれ次の値として計算します。
π=3.14159265358980 (15(π))
e=2.71828182845904 (S5(e))
●
πとeは、BASE-Nモードを除くすべてのモードで利用可能で
す。










