User manual - fx-991ES
– 63 –
●積分区間の微少移動により、積分値が大きく変動する場合
→ 積分区間を分割して(変動の大きい箇所をより細かく分割
する)積分値を求め、各々を加算します。
■ 微分計算
本機の微分は、中心差分法に基づいて微分係数の近似計算を行
います。微分計算には、次の関数を使います。
d
—
(
dx
A 構文と入力操作
d/dx( f(x), a, tol)
f(x): Xの関数式(変数Xを用いた式を入力)
・X以外の変数は定数とみなされます。
a: 微分係数を求めたい点(微分点)の値を入力
tol: 許容誤差範囲を指定(ライン表示時のみ入力可)
・入力を省略できます(省略時は1×10
–10
で計算)。
S正
S負
∫∫ ∫
a
b
 f(x)dx = 
a
c
 f(x)dx + (–
c
b
 f(x)dx)
負の部分 
(
S
負) 
正の部分 
(
S
正) 
a
b
 f(x)dx = 
a
x
1
 f(x)dx + 
x
1
x
2
 f(x)dx +
.....+ 
x
4
b
 f(x)dx
∫∫∫
∫










