User manual - fx-991ES
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複素数計算 (CMPLX)
本節では、複素数計算の操作について説明します。
本節での計算を行う際には、計算モード(15ページ参照)と
してCMPLXモード(N2)を選択してください。
■ 複素数計算の概要
A 本機で可能な複素数計算について
本機では、複素数を使った次の演算が可能です。
u 加減乗除計算
u 逆数、2乗、3乗(関数X
–1
, X
2
, X
3
を使用)
u 偏角と絶対値の計算
u 共役複素数の計算
A 虚数(i)の入力について
CMPLXモードでは、Wキーは虚数 i を入力するためのキーと
して働きます。本節では「iキー」と表記します。
a+biの形式で複素数を入力する際には、iキーを利用します。
例えば2+3iを入力するには、次のように操作します。
2+3i
A 極座標形式での複素数の入力について
CMPLXモードでは、極座標形式(r ∠
θ
)での複素数の入力も可能
です。例えば5∠30を入力するには、次のように操作します。
51y(∠)30
●偏角
θ
の入力時(および計算結果表示時)の単位は、現在の角
度設定(16ページ)によって決まります。
Math
CMPLX
Math
CMPLX










