User manual - fx-FD10 Pro
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k 円グラフ(Pie)
指定したリストに基づいて、円グラフを描画することができます。描画が可能なデータ数(リ
ストの行数)は、最大20です。描画したグラフ上では、描画元データのリストの1行目から
順にA、B、C ... というラベルが表示されます。
グラフ描画設定の“Display”で“%”を選択しておくと、アルファベットのラベルごとのパーセ
ンテージが数値で表示されます。
k ヒストグラム(Hist)
グラフ描画設定の“XList”にデータを入力したリストを、“Freq”にデータの度数を入力した
リストを、それぞれ指定します(度数を使わない場合は“Freq”を“1”にします)。
w(DRAW)
グラフを描く前に、上のような画面が現れます。ここで、ヒストグラムの描き始めの値
(Start)とピッチ値(Width)の変更が可能です。
k Medボックスグラフ(MedBox)
多くのデータが存在するとき、それらがどのよう
な範囲に収まっているか調べます。下から数えて
25%のデータ地点Q1(25パーセンタイル、第1
四分位数)と、下から数えて75%のデータ地点Q3
(75パーセンタイル、第3四分位数)がボックスで
囲まれます。下から数えて50%のデータ地点Med
に線が引かれます。ボックスの両端から、最小値
(minX)、最大値(maxX)へ向かって線(ひげ)が描
かれます。
ボックスから外れたデータをプロットするには、グラフ描
画設定を使って“Graph Type”として“Box”(MedBox)を
指定したうえで、“Outliers”を“On”に設定し、グラフを描
画します。
• セットアップ画面の“Q1Q3 Type”の設定を変更すると、同じリストデータに基づいて
Medボックスグラフを描画しても、Q1、Q3の位置が変わることがあります。
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minX
MedQ1 Q3 maxX
minX
MedQ1 Q3 maxX