User manual - fx-FD10 Pro

5-15
k 残差計算
回帰計算を行ったときの、実際のプロットポイントy座標)と回帰モデルとの距離(残差)を計
算します。
リストエディターからセットアップ画面を呼び出し“Resid List”として“List 1”
“List 26”のいずれかを指定します。指定したリストに残差を保存します。
保存される内容は、プロットから回帰モデルまでの垂直距離です。
回帰モデルよりプロットが上にある場合は正の数値、プロットが下にある場合は負の数値と
なります。
どの回帰モデルの回帰計算でも、残差値の計算と保存を行うことができます。
選択したリストにデータが存在している場合、そのデータはクリアーされます。モデル化に
使われたデータと同じ順序で、各プロットの残差値が保存されます。
k 2変数統計の計算結果を数値で表示する
2変数統計の結果は、グラフの他に数値で表わすことができます。2変数統計グラフが表示さ
れているとき1(CALC)1(2VAR)を押すと2変数統計の計算結果が数値で表示され
ます。
c/f を使って画面をスクロールし、計算結果を表示することができます。計算結果とし
て表示される各係数の意味は、次の通りです。
¯x ................. xListに登録されているデータの
平均
Σ
x .............. xListに登録されているデータの
総和
Σ
x
2
............. xListに登録されているデータの
二乗和
Ʊ
x
............... xListに登録されているデータの
母標準偏差
s
x
............... xListに登録されているデータの
標本標準偏差
n ................ データの数
¯y ................. yListに登録されているデータの
平均
Σ
y .............. yListに登録されているデータの
総和
Σ
y
2
............. yListに登録されているデータの
二乗和
Ʊ
y
............... yListに登録されているデータの
母標準偏差
s
y
............... yListに登録されているデータの
標本標準偏差
Σ
xy ............ xListyListに登録されている
データの積和
minX.........
xListに登録されているデータの
最小値
maxX .......
xListに登録されているデータの
最大値
minY.........
yListに登録されているデータの
最小値
maxY .......
yListに登録されているデータの
最大値