User manual - fx-FD10 Pro

5-16
4. 統計グラフ表示中の各種操作
ここでは、統計グラフの表示中に!キーを押すと表示される、次のファンクションメ
ニューの機能について説明します。
!1(TRCE) ... グラフ上のデータ値を読み取る(5-16ページ)
!2(ZOOM) ... グラフ表示を拡大/縮小する(5-17ページ)
!3(V-WIN) ... ビューウインドウを手動で設定する(5-18ページ)
!4(SKTCH) ... グラフ上に図形を描画する(5-19ページ)
!5(G-SLV) ... 回帰グラフに基づいて推定値を計算する(5-20ページ)
!6(GT) ... グラフ画面からリストエディター画面に戻る
k グラフ上のデータ値を読み取る(トレース)
次の操作で統計グラフ上のデータ値を読み取ることができます。
1. 統計グラフの表示中に!1(TRCE)を押して、トレースを開始する。
グラフ画面上にポインター
が表示され、ポインター位置のデータ値が画面の下部に
表示されます。
正規確率プロット
(NPP)の表示例
Medボックスグラフ
(MedBox)の表示例
回帰グラフの表示例
2. d/e を使ってポインターを移動する。
ポインターの移動に従って、画面下部のデータ値も更新されます。
次の統計グラフを表示中の場合は、c/f を押すたびにデータ値を読み取る対象となる
グラフが切り替わります。
この統計グラフの場合:
c/f を押すと:
複数のリストデータ(Data 1∼Data
3)に基づいて描画した棒グラフ
Data 1、Data 2、Data 3の各棒グラフの
間で切り替わります。
散布図または
xy線図に重ね描きした
回帰グラフ
散布図またはxy線図と、重ね描きした回帰
グラフの間で切り替わります。
3. トレースの操作を終了して通常のグラフ画面に戻るには、!1(TRCE)を押す。
!1(TRCE)の代わりにJ を押すと、リストエディター画面に戻ります。
メモ
トレースの実行中は、グラフ画面の表示範囲は固定されます。このため、ポインターの移動
に従って画面がスクロールすることはありません。
ポインターの位置がグラフの表示範囲外の場合、またはエラー(値を持たない)の場合は
ポインターはグラフに表示されません。