User manual - fx-FD10 Pro

5-20
5. カーソルキーでポインター を描きたい位置に移動し、wを押す。*
* 機能によっては、2点を指定しなければならないものもあります。その場合は、最初の1
点を指定した後にwを押し、カーソルキーでポインターを2番目の点の位置に移動し
w を押します。
k 回帰グラフを使って推定値を計算する
STATモードでは2変数統計のグラフを作成して特定のx 値に対するy 値を推定する
「Y-CAL式」が利用できます。Y-CAL式を使う手順は、次の通りです。
1. 回帰グラフを描いた後で!5(G-SLV)1(Y-CAL)を押してグラフ選択メニューを表
示しwを押す(画面に複数のグラフがある場合はc/fを使ってグラフを選択して
から、w を押す。
x値の入力ポップアップウインドウが現れます。
2.
x値を入力し、w を押す。
入力した
x値に対応する回帰グラフ上のxy 座標値が
画面下部に現れ、グラフ上のその座標にポインターが
現れます。
3. 別の値で計算するには、数字キーを押してポップアップウインドウを再表示し
x値を入
力し、w を押す。
4. 計算を終了するにはJ を押し、座標値とポインターの表示を消す。
計算した座標値が画面の範囲にない場合は、ポインターは表示されません。
セットアップ画面の“Coord”“Off”の場合は、座標値は表示されません。
5. 統計計算の実行
ここまでの統計計算は、いずれもグラフ作成と組み合わせて実行していました。ここでは
統計計算だけを実行する方法を説明します。
u 計算するデータを指定するには
統計計算を実行する前に、あらかじめ計算対象のデータとして使うリストを指定することが
必要です。リストエディターを呼び出し、2(CALC)6(SET)を押します。