User manual - fx-FD10 Pro
5-23
k 推定値の計算(ˆx, ˆy)
STATモードで回帰グラフを描画した後、RUN • MATモードを使って回帰グラフのxとy
の推定値を計算することができます。
例 表のデータを直線回帰して、
xi = 20、yi = 1000のときの
m
,
n
n をそれぞれ推定する。
xi
10 15 20 25 30
yi
1003 1005 1010 1011 1014
1. メインメニューからSTATモードに入る。
2. データをリストに入力し、直線回帰グラフを描く。
3. メインメニューからRUN • MATモードに入る。
4. 次の順序でキーを押す。
ca(
xiの値)
K5(STAT)2(
ˆy)w
xi = 20 のときの推定値nが表示されます。
baaa(
yiの値)
1(
ˆx)w
yi = 1000 のときの推定値mが表示されます。
• Med-Med、2次回帰、3次回帰、4次回帰、sin回帰、ロジスティック回帰グラフの推定値
を求めることはできません。
k 確率分布計算
RUN • MATモードで1変数統計計算に関する確率分布計算が実行できます。
K6(g)3(PROB)6(g)を押すと、次のようなファンクションメニューが現れます。
• {P(}/{Q(}/{R(} ... 確率 {P(
t)}/{Q(t)}/{R(t)}の値を求める
• {
t(} ... 標準化変量t(x)の値を求める
• 確率P(
t)、Q(t)、R(t)および標準化変量t(x)は次の式により計算します。
標準正規分布
P(
t
)Q(
t
)R(
t
)
tt t
00 0
σ
x
P(
t
)Q(
t
)R(
t
)
tt t
00 0
σ
x