User manual - fx-FD10 Pro

6-5
3. プログラムの訂正・変更
k プログラムのデバッグ
プログラムが意図したように実行されなかったとき、その原因であるプログラムの間違いを
「バグ(BUG)と呼びます。また、バグを取り除く作業を「デバッグ(DEBUG)と呼びます
次の場合はプログラム上にバグがあると考えられますので、デバッグしてください。
プログラムを実行しても、エラーメッセージが表示されるとき。
思うような計算結果(答え)が得られないとき。
u エラーメッセージによるデバッグ
エラーが発生したとき、次のようなエラーメッセージが表
示されます。
エラーメッセージが表示されたときはJ を押してください。エラーが発生した箇所に
カーソルが点滅します。その後、「エラーメッセージ一覧表」
Ơ-3を参照の上、正し
いプログラムに直してください。
パスワードを設定したファイルでプログラムを実行している場合、J を押してもエラーが
発生した場所にカーソルは点滅しません。そのままプログラムリストに戻ります。
u プログラム実行結果に対するデバッグ
プログラム実行時に思うような結果(答え)が得られなかった場合は、もう一度プログラムの
内容を見直して、正しいプログラムに直してください。
1(TOP) ... カーソルをプログラムの先頭に移動し
ます。
2(BTM) ... カーソルをプログラムの末尾に移動し
ます。
k プログラム内の文字列を検索する
プログラムファイル名“OCTA”内の文字列“A”を検索する。
1. プログラムを呼び出す。
2. 3(SRC)を押す。表示される入力画面で、検索したい
文字列“A”を入力する。