User manual - fx-FD10 Pro
6-9
u テキストファイルからプログラムへの自動変換について
電卓とパソコンのUSB接続を解除すると、接続中にパソコンからの操作によってStorage
Memory\@MainMem\PROGRAM\に保存したテキストファイルが自動的にプログラムに
変換され、電卓のメインメモリーに保存されます。
詳しくは、「データ転送の実行」(10-3ページ)を参照してください。
u テキストファイルをプログラムに変換するには
重要
次の操作によってテキストファイルをプログラムに変換すると、変換後のプログラムは、変
換元のテキストファイルと同名(ただし一部の特殊文字を除く)で保存されます。変換時に置
き換えが行われる特殊文字については、「プログラムとテキストファイルの相互変換のルー
ル」(6-7ページ)を参照してください。
変換を実行した結果として生成されたプログラムが、既存のプログラムと同名になった場合、
既存のプログラムは強制的に上書きされます。既存プログラムを上書きしたくない場合は、
あらかじめプログラムリスト上で既存プログラムの名前を変更しておいてください。
1. プログラムに変換したいテキストファイルを、本機の保存メモリーのルートディレクト
リーまたは任意のフォルダー内にコピーする。
• パソコンからこの電卓の保存メモリーにファイルをコピーする操作については、「第 10
章 データ転送」を参照してください。
2. メインメニューからPRGM モードに入る。
3. プログラムリストで6(g)4(LOAD)を押す。
• 保存メモリーのルートディレクトリー内のフォルダーとテキストファイルが一覧表示さ
れます。
4. 変換したいテキストファイルが特定のフォルダー内にある場合は、そのフォルダーを開
く。
5. f/c を使って変換したいテキストファイルを反転させ、1(OPEN)を押す。
k パスワードを設定する
ファイル名を登録する際にパスワードを設定することにより、パスワードを知らない人によ
るファイルへのアクセスを制限することができます。
• プログラムの実行時は、パスワードを入力する必要はありません。
• パスワードの入力手順はファイル名の入力手順と同じです。