User manual - fx-FD10 Pro

6-12
k 基本動作コマンド
" " (文字列表示コマンド)
機能:" "で囲んだ文字列を画面に表示します。
書式:"<文字列>"
文例:"Test #01"
解説:アルファベット、数字、演算命令などの文字列を" "で囲むことにより、コメント文と
して画面に表示します。<文字列>の部分は最大255バイトまで入力できます。
?→ (変数への値代入)
機能:変数に代入するための入力を促すプロンプトを表示します。
書式1:? → <変数名>
書式2:"<文字列>" ? → <変数名>
文例1:? → A
文例2:"Input"? → A
解説:
プログラムの実行を一時停止し、変数に数値や計算式を入力するように促します。入力を促
すプロンプトとして、書式1では“?”式2で“<>?”が表示されます。<文字列>
には最大255バイトのテキストを使うことができます。
この入力コマンドに対する入力は、値または数式でなければなりません。数式には、区切り
コード(:)で複数の数式をつないだ文は使用できません。
変数名として、リスト名、行列名、文字列メモリー、ファンクションメモリー(fn)なども
指定することができます。
? (変数の現在値表示と変数への値代入)
機能:変数に現在格納されている値を表示したうえで、その変数に代入するための入力を促
すプロンプトを表示します。
書式1:? <変数名>
書式2:"<文字列>" ? <変数名>
文例1:? A
文例2:"Input"? A
解説:
プログラムの実行を一時停止し、変数に数値や計算式を
入力するように促します。このとき同時に<変数名>
で指定した変数に現在格納されている値を表示します。
入力を促すプロンプトとして、書式1では“<変数名>?”式2で“<文字列>?”が表示
されます。<文字列>には最大255バイトのテキストを使うことができます。
この入力コマンドに対する入力は、値または数式でなければなりません。数式には、区切り
コード(:)で複数の数式をつないだ文は使用できません。
変数名として使用できるのはAからZのアルファベットだけです。