User manual - fx-FD10 Pro

6-13
^ (出力コマンド)
機能:プログラム実行中の中間演算結果を表示します。
解説:
プログラムの実行を一時停止し、コマンドの直前に記述されている文字や計算の結果を表示
します。
通常^ は、マニュアル計算中であればw を押して計算結果を表示するような位置に挿入し
ます。
: (区切りコード)
機能:2つの文を結合し、途中で停止せずに、連続して実行します。
解説:
出力コマンド^と異なり、区切りコードで結合した文は途中停止せずに実行されます。
区切りコードは2つの計算式や2つのコマンドを結合するために使われます。
区切りコードの代わりに、_(キャリッジリターン)を使うこともできます。
_ (キャリッジリターン)
機能:2つの文を結合し、途中で停止せずに、連続して実行します。
解説:
キャリッジリターンの動作は区切りコード(:)と同じです。
キャリッジリターンだけを入力して、空白行を作ることもできます。区切りコードの代わり
にキャリッジリターンを使うとプログラムが読みやすくなります。
(コメント文指定)
機能:プログラム中にコメント文を挿入します。
解説:行の先頭に を入力した行はコメント文として扱われ、実行時には無視されます。
k プログラムコマンド(COM)
If∼Then∼(Else∼)IfEnd
機能:分岐条件が真(0以外の値)のときだけ、Then文を実行します。分岐条件が偽(0)のと
きは、Elseす。ThenElseは、IfEnd
ます。
書式:
If <分岐条件>
_
:
^
Then <>
_
:
^
<文>
数式
_
:
^
Else <>
_
:
^
<文>
_
:
^
IfEnd
パラメーター:分岐条件、数式