User manual - fx-FD10 Pro

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呼び出されたサブルーチンは、先頭から実行されます。サブルーチンの実行が終了すると元
のメインルーチンに戻り、引き続きProgコマンドの次の文から実行されます。
サブルーチン内のGoto∼Lblは、そチン内でのみ有効です。サブルー
チンの外にあるラベルにはジャンプできません。
Prog "ファイル名"により指定されたプログラムが見つからないときは、エラーとなりま
す。
RUN • MAT ードで、Progコマンドを入力しw を押すと、コマンドによって指定さ
れたプログラムを開始します。
Return
機能:サブルーチンから復帰します。
書式:Return_
解説:サブルーチンの中でReturn文を実行すると、そのサブルーチンの実行が終了し、サブ
ルーチンへジャンプする前の元のプログラムに戻ります。メインプログラムの中でReturn
を実行すると、プログラムの実行が中止されます。
Stop
機能:プログラムの実行を終了します。
書式:Stop_
解説:プログラムの実行を終了します。
k ジャンプコマンド(JUMP)
Dsz (カウントジャンプ)
機能制御変数の値を1ずつ減算し、変数の現在値が0になるとジャンプするカウントジャ
ンプです。
書式:
変数値≠0
Dsz <変数名> : <>
_
:
^
<文>
変数値=0
パラメーター:変数名:A∼Z、
rƧ
(例) Dsz B:変数Bに割り当てられた値を1ずつ減らす。
解説:このコマンドは制御変数の値を1ずつ減らし、続いて制御変数の現在値を判定します。
現在値が0でなければ、引き続き次の文を実行します。現在値が0であれば、区切りコード
(:)、表示コマンド^、またはキャリッジリターン_の後の文にジャンプします。
Goto∼Lbl
機能:指定された箇所に無条件にジャンプします。
書式:Goto <ラベル名>∼Lbl <ラベル名>
パラメーター:ラベル名:数値(0∼9)、変数(A∼Z、
rƧ