User manual - fx-FD10 Pro
6-26
GetCellValue
機能:CSVファイル内の読み込み対象セルのデータを取得し、数値として出力します。
書式:GetCellValue
文例:GetCellValue→List 1[N]
(読み込み対象セルのデータを取得し、List 1のN番目の要素に数値として代入)
解説:読み込み対象セルのデータが数値データまたは空データでない場合は、このコマンド
を実行するとエラー(Data ERROR)となります。
GetCellString
機能:CSVファイル内の読み込み対象セルのデータを取得し、文字列として出力します。
書式:GetCellString
文例:GetCellString→Str 1
(読み込み対象セルのデータを取得し、Str 1に文字列として代入)
解説:読み込み対象セルのデータが数値データの場合、このコマンドを実行すると文字列と
して出力します(エラーとはなりません)。
6. 本機の各機能をプログラム内で使う
k テキストの表示
テキストを「"」で囲むことにより、プログラムにコメント文を含めることができます。このテ
キストはプログラムの実行中に画面に表示されるため、入力プロンプトや結果にラベルをつ
けることができます。
プログラム 表示
"CASIO" CASIO
? → X ?
"X =" ? → X X = ?
• テキストの後に計算式が続くときは、テキストと計算式の間を必ず“^”で区切ってくださ
い。
• テキストを21文字以上入力すると、改行されます。
• 最大255バイト分のテキストをコメント文として指定できます。
k プログラム内で行列の行成分編集を実行する
プログラム内で行列の行成分編集を実行することができます。
• RUN • MAT モードに入り、MATエディターを使って行列を入力してから、PRGM モー
ドでプログラムを入力します。