User manual - fx-FD10 Pro

7-8
u 関数式に基づいた数列を自動入力するには
1. 数列の入力を開始したいセルに、セルカーソルを移動する。
数列が順次どの向きに入力されていくかを、指定することができます(初期設定では下方
向)。2-16ページの“Move”の項をご覧ください。
2. 2(EDIT)5(SEQ)を押すと表示されるSequence(数列)画面で、数列を生成するため
の関数式や値を入力する。
項目の反転表示は、その項目が入力できる状態であ
ることを表す
手順1で指定したセルの参照名が表示される
項目名 入力する内容
Expr 数列を作成するための関数式を入力する。
入力例:a5(U-Z)4(X)x+bw (X
2
+1)
Var Exprに入力した関数式中の変数名を入力する。
入力例:a5(U-Z)4(X)w (X)
Start Varで指定した変数に代入する値の初期値(X
1
を入力する。
入力例:cw
End
Varで指定した変数に代入する値の上限値(X
n
を入力する。
入力例:baw
Incre
X
1
の次の値(X
2
= X
1
+ m、その次の値(X
3
= X
2
+ m、…を得るため
の間隔値
mを入力する。数列は、X
1
+ n −1 m ≦X
n
の範囲で生成さ
れます。
入力例:cw
1st Cell 数列の最初の値を入力したいセルの参照名(A1、B2を入力する
手順1で指定したセルを変更したい場合のみ、入力してください。
入力例:a1(A-E)2(B)bw (B1)
各項目を入力してw を押すたびに、次の項目が反転表示状態となりますf/c
使って反転表示を上下に移動することもできます。
次の操作を行うと、指定したセルを始点として下方向(または右方向)に数列が自動入力
されます。数列が入力される範囲のセルにすでにデータが入力されている場合は、数列
のデータによって上書きされます。
3. すべての項目への入力が済んだら、6(EXE)またはw を押す。