User manual - fx-FD10 Pro

7-23
k 各種メモリーのデータをスプレッドシート上に呼び出す
下表はデータの呼び出し元となるメモリー別の、呼び出し操作の概要です。詳しい操作手順
は、後述の操作例をご覧ください。
対象メモリー 呼び出し操作の概要
リストメモリー
(List 1∼List 26)
指定したリストメモリーのデータを、1行または1列のセルに呼
び出すことができます。呼び出し先の先頭セルを選択した状態で
6g4(RCL)1(LIST)を押し、表示される画面でリスト番
号を指定することで、呼び出しを実行します。
なお、呼び出しが列方向と行方向のどちらに行われるかは、セッ
トアップの“Move”(2-16ページ)の設定状態に依存します。
ファイルメモリー
(File 1∼File 6)
指定したファイルメモリーのデータを、指定したセルを起点(左
上端)に呼び出すことができます。呼び出し先の起点セルを選択
した状態で6g4(RCL)2(FILE)を押し、表示される画面
でファイルメモリー番号を指定することで、呼び出しを実行しま
す。
行列メモリー
(Mat A∼Mat Z)
指定した行列メモリーのデータを、指定したセルを起点(左上端)
に呼び出すことができます。呼び出し先の起点セルを選択した状
態で6g4(RCL)3(MAT)を押し、表示される画面で行
列名を指定することで、呼び出しを実行します。
u 操作例:行列メモリーのデータをスプレッドシートに呼び出すには
1. データの呼び出し先として指定したいセル範囲の最も左上端のセルを選択する。
2. 6g4(RCL)3(MAT)を押す。
次のような画面が表示されます。このとき、手順1
選択したセルが“1st Cell”欄に自動入力されます。
3. データを呼び出したい行列メモリー名(A∼Z)を入力し、w を押す。
4. 呼び出しを実行するには、6(EXE)またはw を押す。
重要
リストメモリー、ファイルメモリー、または行列メモリーを呼び出すときに、スプレッド
シートの範囲内(A1:Z999)に収まらないような指定を行った場合は、エラーとなり呼び出
しが実行されません。