User manual - fx-FD10 Pro

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8章 メモリーマネージャー
本機はデータの保管場所としてメインメモリー(Main Memory)と保存メモリー(Storage
Memory)の2つのメモリーエリアを備えています。
メインメモリーは、データ入力、計算、プログラムの実行を行うための作業エリアです。メ
インメモリー内のデータは比較的安全に保存されますが、電池切れやフルリセットの実行時
に削除されることがあります。
保存メモリーには「フラッシュメモリー」が使用されており、電池が消耗したときでもデータ
は安全に保持されます。通常は、長期間安全に保存したいデータは保存メモリーに保存し
必要に応じてメインメモリーにロードします。
本機はSDカードメモリーも利用可能です(SDカードをカードスロットに挿入した場合)
1. メモリーマネージャーを使う
メインメニューでMEMORY アイコンを選択し、MEMORY モードに入ります。
{MAIN} ... メインメモリー内の情報を表示する
{SMEM} ... 保存メモリー内の情報を表示する
{SD} ... SD カードメモリー内の情報を表示する
{BKUP} ... メインメモリーのデータをバックアップする
{OPT} ... 保存メモリーまたは SD カードを最適化する
k メモリー情報画面
メモリー情報画面には、1 度に1 つのメモリーエリア(メインメモリー、保存メモリー、また
SDカードメモリー)の情報が表示されます。
このメモリー情報画面を表示したいときは: このキーを押す:
メインメモリー
1(MAIN)
保存メモリー
2(SMEM)
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